日本メーカーの開発が停滞している間に海外メーカーは、次々と新しい電気自動車(EV)を開発し、日本市場へ新型車を投入している。日本ではいまだ充電施設不足や実用性など、問題は山積しているものの、欧州だけでなく中国や韓国などアジアのメーカーも日本市場に参入しており、まさに戦国時代の様相を呈している。
これまでドイツメーカーは、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、VW、ポルシェなど高級車の流れを組むEVが多かった。メルセデス・ベンツは『GLA』でも600万円台。ようやくVWがエントリーグレードを499万9000円で投入した。一方、フランス車はプジョー『e208』(469万4000円)、イタリア車はフィアット『e500』(473万円)などが登場。ここにきて、今回紹介した『ID.4』やテスラ『モデルY』のようなサイズのEVも500万円を切る価格で発売され始めた。EVもいよいよ、価格や形状を比べながら選べる時代へと進み始めた。
エンジンの存在をどう位置付けられるか?トヨタの新型「プリウス」に求められる新しい道筋
ボルボ『EX30』
月額9万5000円(サブスク)
ヒョンデ『KONA』
399万3000円~
取材・文/石川真禧照
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年11月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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