この記事をまとめると
■真夏にクルマで買い物に行き「生もの」を買った場合はどこに積むのが正解かを考察
夏の移動が「クルマなのに地獄」ってどういうこと!? なんなら歩いたほうがラクまである「真夏の旧車ライフ」
■インパネから吹きだした冷たい風は天井から後席に向かって落ちてくる
■後席にエアコンの吹き出し口がある場合は直接風が当たるようにするのも効果的
真夏にクルマでナマモノを持ち帰る際どこに置くのが正解?
連日とんでもない暑さに見舞われている日本列島。買い物ひとつ行くにしても、決死の覚悟で出かけるくらい、人体にも危険な状況になっています。暑くて食欲がないときには、ついついさっぱりとしたお刺身やお寿司が食べたい……という人も多いと思いますが、この猛暑じゃお寿司をテイクアウトして帰る車内で、鮮度が落ちて悪くなってしまわないか、ちょっと心配ですよね。
保冷剤を入れた保冷バッグやクーラーバッグを持参するのが間違いない運び方ですが、うっかり忘れてしまったというときには、いったい車内のどこに置くのが、もっとも涼しく運べるのでしょうか? 助手席? 後席? それともラゲッジルーム? いくつかのパターンで、適した置き場所を検証してみましょう。
まずは一般的に、前席のインパネからエアコンの風を出して車内全体を冷やす場合。ラゲッジルームが室内と区切られているクルマを想定します。これにはカーエアコンの風がどのように流れるのかを考えてみることが必要ですが、冷たい空気は上から下へ流れるという性質を利用して、内気循環で冷房時にエアコンの風は上向きに吹き出されます。天井近くを通って後席まで届き、後席の足もとから前席のシート下を通って再びインパネに戻ってきます。
このときに、一番最初に涼しくなるのは前席の人の頭のあたりということになるわけですが、そこには荷物は置けませんので、次にエアコンの風が循環する後席に置くのが有望ということになります。もし、後席用にもエアコンの吹き出し口があるならば、座面に置いたお寿司の方向に風を狙い撃ちしておくといいかもしれないですね。ただし、後席の窓から直射日光が差し込んでいたらそれも台無し。必ずサンシェードで遮っておくようにしましょう。
ちなみに、冷房を外気導入にしてしまうと、頭上を通った空気がそのままラゲッジ内などにある空気の出口から出ていってしまい、後席の座面まで下りにくくなってしまいますので、内気循環で使用するのがオススメです。
後席にもエアコンがあると便利!
続いて、ラゲッジルームが室内とつながっているクルマの場合はどこが良いでしょうか。
前から頭上を通った冷気は後席の頭上を通過してラゲッジに届き、後席のシート下と前席のシート下を通って一巡することになります。そのため、後席の座面はなかなか冷気が届きにくいということに。ただし、ラゲッジにはエアコン吹き出し口はありませんから、この場合にもっとも冷気が溜まりやすいのは助手席の座面でしょう。
ですが、助手席も、もし直射日光が差し込んでいる場合には前席の窓をサンシェードなどで覆うことは法規違反になってしまいますので、遮るのが難しい場合にはラゲッジ内部で日が当たらない位置ということになるでしょうか。
最後は、3列シートミニバンの場合です。Mクラス以上のミニバンには2列目シート用の吹き出し口がついている車種がほとんどなので、サンシェードで2列目シートの窓を覆い、日が当たらないようにしたうえで、冷気がお寿司に当たるようにして運ぶのが良さそうですね。前席から届く冷気と相まって、涼しく運べそうです。
ということで、お寿司だけでなく鮮度が命の生モノを運ぶときには、車内の一番涼しいところに置いて、なるべく鮮度を保って持ち帰りたいですね。
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