9月28日、ロンドンのクリスティーズで映画007シリーズをテーマにしたオークションが開催される。1962年に第1作『007/ドクター・ノオ』が公開されて、今年は60周年を迎える。これを記念して開催されるチャリティ企画である。さて、クルマ関連では、どのようなモデルが出品されるのだろうか。
ジェームズ・ボンドといえば、ボンドカー。1964年の第 3作『007/ゴールドフィンガー』で登場したアストン・マーティンDB5が有名だ。2021年に公開された最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』には、レプリカのDB5が使われているが、これがオークションリストに掲載された。
長谷見昌弘選手がドライブしたR32GT-Rがオークションに!
撮影で使われたスタンカーは、マニュアル仕様。ボディパネルはカーボン製で、両サイドには生々しい傷跡が残っている。ヘッドランプに隠されたマシンガンも装備。主催者による落札価格予想は150万~200万ポンド(2億4750万~3億3000万円)である。
アストン・マーティンはボンドの愛車V8ヴァンテージもオークションに出品予定である。これは映画用に改造された3台のうちの1台だという。落札価格は50万~70万ポンドだ。
ランドローバーのディフェンダー110、レンジローバースポーツSVR、ジャガーXFもオークションに出品される。 映画のアクションシーンの中で使われたディフェンダー110のスタントカーは、落札予想価格が30万~50万ポンド。日本円にして4800万~8000万円である。このほか2台のディフェンダーと、1台のレンジローバースポーツSVRが出品される。いずれも映画の撮影で使用され、映画の公開前に行われるプロモーション活動に参加したモデルだ。
映画には登場していないが、ディフェンダー110・V8ボンド・エディションも出品される。ボンド・エディションは世界300台限定で発売されたが、オークションに登場するモデルはワンオフモデル。SVビスポークが制作し、インパネの一部に60 Years of Bondのロゴをデザインしている。こちらの落札価格は20万~30万ポンドと予想されている。ボンド・ファンはもちろん、スペシャルモデル・コレクターにとっては貴重な1台に違いない。
007シリーズは、スリリングなストーリー展開、派手なアクションシーンを彩る名車たちと、見どころは多い。シリーズ第25作の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は新型コロナの影響で公開日が延期された経緯がある。前作『007/スペクター』で現役を退いたジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)が、旧友の依頼を受けて危険な任務に復帰する展開。クレイグが主演するボンド・シリーズの最終作ともいわれている充実作だ。
作品を鑑賞して、オークションの動向に注目するのも一興かも。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
【リコール】レクサス、トヨタ スバル25車種23万台超リコール
超豪華ミニバン「コロンブス」が凄い! V12エンジン&「4列シート」搭載! もはや「新幹線」レベルの車内で“新大陸”に出発か!?
トヨタ新型「スポーツコンパクト」発表! 全長4.3m以下ボディ&6速MTの設定アリ! ブレンボ製ブレーキも搭載の「GR86」墨に登場
100万km超えでもまだ活躍! さらに輸出されて寿命をまっとう! 日本製トラックの耐久性が想像の斜め上だった
道路にある「謎の黄色い“縁石”」 意味知らない人も多い? 「うっかり違反」になる可能性もある「黄色サイン」に反響の声
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?