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価格は1億円!? 日ハム“ビッグボス”こと新庄剛志氏がランボルギーニ「カウンタック」で登場したワケ

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価格は1億円!? 日ハム“ビッグボス”こと新庄剛志氏がランボルギーニ「カウンタック」で登場したワケ

■「ビッグボス」こと新庄さんとカウンタックの逸話とは

 日本ハムファイターズの監督に就任し、早速話題を振りまいている「ビッグボス」こと新庄剛志さん。
 
 2021年11月30日におこなわれた「ファンフェスティバル2021」では、純白に輝くランボルギーニ「カウンタック」に乗って登場しました。

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 現役時代は阪神タイガースや日本ハムファイターズ、そしてメジャーリーグのニューヨーク・メッツなどのチームで活躍した新庄剛志さんは、華麗な守備と勝負強いバッティング、そして何よりファンをワクワクさせるスター性が魅力の選手でした。

 2006年の引退後は、表舞台に出ることなく悠々自適の生活を送っていたとされていますが、2022年シーズンは日本ハムファイターズの監督に就任。

 就任会見ではド派手なスーツに身を包み、自らを「監督」ではなく「ビッグボス」と呼ぶことを報道陣に求めるなど、すでに多くのプロ野球ファンを賑わせています。

 そんな新庄さんですが、11月30日におこなわれた日本ハムファイターズの「ファンフェスティバル2021」では、純白に輝いたランボルギーニ「カウンタック」に乗って颯爽と登場。会場に集まった多くのファンの度肝を抜きました。

 単に目立つためであれば、カウンタック以外のスーパーカーでも良かったのかもしれません。

 しかし、新庄さんにとってカウンタックは思い入れのある1台であり、それ以外の選択肢は考えられなかったようです。

 1972年生まれの新庄さんは、いわゆる「スーパーカーブーム」のなかで少年時代を過ごします。

 1974年に登場し、1990年の生産終了までにおよそ2000台が生産されたカウンタックは、スーパーカーブームの頂点に君臨する存在であり、永遠のライバルとも呼ばれるフェラーリ「365GT4BB/512BB」などとともに、当時の子どもたちの心をつかんで離しませんでした。

 ファンフェスティバル2021で新庄さんは「小さい頃からの夢がカウンタックに乗ることだった」と報道陣に答えるなど、自らもスーパーカーに思いを馳せた少年のひとりであったことを明かしています。

 高校卒業後、阪神タイガースに入団した新庄さんは若くしてレギュラーに定着、1992年には、ともに外野を守る亀山努選手とともに「亀新フィーバー」を巻き起こす活躍を見せます。

 そして、1993年の契約更改に真っ赤なカウンタックに乗って登場。当時、弱冠21歳ですが、早くもスーパーカーブーム世代の夢を叶えたかたちとなりました。

■ビッグボスが乗っていたのは、時価1億円のLP5000S!

 ファンフェスティバル2021で子どもの頃の夢を再び叶えた新庄さんですが、この際に乗っていたカウンタックはどのようなシロモノなのでしょうか。

 実はこのカウンタック、札幌を中心に中古車販売をおこなう「ティーバイティーガレージ」から貸与されたものです。

 同社は日本ハムファイターズのスポンサーも務めており、その縁もあって今回新庄さんのパートナーに選ばれたようです。

 エクステリアカラーは白、インテリアカラーは赤というこの1台は、1984年式のLP5000Sです。

 LP5000Sは1982年に登場し、1985年までの間に323台が生産されています。

 新開発の4.8リッターV型12気筒エンジンを搭載している点が特徴で、アメリカではじめて正式な型式認証を受けたモデルでもあります。

 今回貸与されたこの個体は、実際に大手中古車サイトにも掲載されており、その情報によると走行距離はおよそ1万km、内外装のコンディションも良好のようです。

 気になる値段ですが、同社によると「時価1億円」で案内しているとのことです。

 ただ、スーパーカーに詳しい業界関係者は次のように話します。

「1984年式のLP5000Sが1億円というのは、近年のヴィンテージカーの高騰を踏まえてもやや割高なように感じます。

 希少車の場合、価格は販売側の『言ったもん勝ち』という部分もありますが、今回のケースは宣伝目的でキリの良い数字としていると考えるほうが自然かもしれません」

 実際に、同社では札幌市内にあるショールームにこのLP5000Sを展示しており、広告塔としての役割も持たせているようです。

 一方、販売する気がまったくないわけではなく、「詳細については来店してもらったうえでお伝えする」(同社関係者)として、まずは購入意欲などを確認したい意向があるようです。
 
※ ※ ※

 報道によると、新庄さんは年俸1億円の単年契約で監督に就任したようです。

 今季はパ・リーグ5位に甘んじた日本ハムファイターズですが、「ビッグボス」効果で来季以降大躍進を遂げれば、この純白のカウンタックは名実ともに新庄さんのものになるかもしれません。

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みんなのコメント

15件
  • カウンタックは絶対な人気がある。しかし5000Sは、1億円はボリ過ぎ。5,000万円前後が相場でしょう。
  • ランボルギーニLP500の名前は今でも良く覚えてる。世間の相当の憧れだった。いつも意外性で楽しませてくれるね、
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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