マクラーレン、設立60周年を記念しF1イギリスGPで“クロームカラーリング”を使用へ

　マクラーレンF1チームは、2023年F1第11戦イギリスGPで使用するMCL60のスペシャルカラーリングを発表した。このカラーリングは、マクラーレンとオフィシャルプライマリーパートナーであるGoogleによる特別なクロームカラーリングだ。

　マクラーレンF1の公式サイトによると、このクロームカラーは2006年から2014年までマクラーレンが使用していたもので、ファンの間で人気の高いデザインだった。このカラーリングが使用された9シーズンのなかでは、2008年にルイス・ハミルトン（現メルセデス）が自身初のドライバーズタイトルを獲得している。

　今回使用されるデザインは、マクラーレンの設立60周年を記念したものだ。今年はすでにこの一環で、第7戦モナコGPと第8戦スペインGPにおいてトリプルクラウンをイメージしたスペシャルカラーリングを使用した。今週末の第11戦イギリスGPでは、MCL60のカラーリングに加えて、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリが特別デザインのレーシングスーツを着用するという。ノリスはヘルメットとシューズも特注のカラーリングになるということだ。

　マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、スペシャルカラーリングの使用について、次のように述べた。

「レーシングファンがマクラーレンのクラシックなクロームカラーを愛していることは周知の事実だ。グーグル・クロームは、イギリスGPでのチームの歴史を祝うために、この象徴的なカラーリングの要素を復活させたいと考えた。我々はファンが望むものを提供できることを嬉しく思っている」

「このカラーリングは、多くのファンに素晴らしい記憶を思い出させるだろう。ホームレースでそれを目にするのが待ち遠しい」