Carlex Design Gold & Mint。Mercedes-AMG G 63に5万ユーロのインテリア。ノーマルのメルセデスAMG G 63では派手さが足りないという方におすすめなのが、カーレックスデザインによる「Gold and Mint」だ。しかし、カスタマイズにかかる費用は5万ユーロ(約700万円)以上!
現行メルセデスGクラスの話題は尽きない!その間、角張ったオフロードレジェンドは、メルセデスが手持ちの注文を先に処理しなければならないため、しばらく注文を受けることができなかったのだ。ようやく「G 400 d」、「G 500」、「G 63」は再び注文できるようになったものの、納期は依然長いままで長期間待たされる。
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そのため、「Gクラス」の中古車価格は長年にわたって非常に高い価格水準で推移してきた。2年落ちの「G 63」で、装備もよく、走行距離も4万kmのものが、現在少なくとも19万ユーロ(約2,660万円)で取引されている。新品の「G 63」は現在187,247ユーロ(約2,620万円)だが、注文後、それ相応の待ち時間が発生する。
「G 63」のオーナーで、既製品のAMGでは物足りないというのであれば、チューニングの鍛冶屋である「カーレックスデザイン(Carlex Design)」を訪ねてみるのも一興だろう。このポーランドのスペシャリストは、非常に質の高いクラフトマンシップで実行される人目を引くカスタマイズで長年知られている。
23インチホイールとカーボンを採用したエクステリア
今回発表されたのは、「メルセデスAMG G 63(585馬力)」をベースにした「ゴールド&ミント(Gold & Mint)」だ。 その名の通り、「Gクラス」にはポルシェカラー「ミントグリーン」を思わせるプレーンな塗装が施されている。さらに、「G 63」は新しいロゴの入ったカーボン製のラジエーターグリルを装着し、スペアホイールカバーもカーボン製となっている。ゴールドのマイティ23インチホイールは、外観をさらに美しくしている。
しかし、カーレックスデザインの真骨頂はインテリアの洗練であり、今回の「ゴールド&ミント(Gold & Mint)」も例外ではない。外装色に合わせ、内装のデザインも一新。ダッシュボード、センターコンソール、ドアパネル、ステアリングホイールはミントグリーンのレザーで纏われている。オリジナルのフロントシートは、リアシートベンチと同様にショルダー部の形状が変更され、張り替えも行われている。
A、B、Cピラーを含むヘッドライニングはミントグリーンのアルカンターラで「トーン オン トーン」に仕上げられ、リアドアにもレザーとアルカンターラが装着されている。そして、ひとつだけ確かなことがある。というのは、この改造には約1ヶ月を要し、費用は51,300ユーロ(約718万円)から(もちろん、これにベース車両価格も加算される)だからだ。ちなみにこの価格なら、ほとんど新品の「メルセデスAMG CLA 35」を手に入れることができる。「メルセデスAMG G 63(585馬力)」を購入できる人にとっては、大した金額ではないかもしれないが・・・。(笑)
Text: Jan Götze Photo: Carlex Design
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