元フェラーリF1チーム代表のステファノ・ドメニカリは、現在のF1ほど才能あるドライバーたちが多数揃っていた時代は記憶にないと語った。
現在レッドブル・ホンダで走るマックス・フェルスタッペンは、17歳でトロロッソからF1デビュー、2016年スペインGPで初優勝を飾り、それぞれ最年少F1ドライバーの記録を更新した。フェルスタッペンの成功は、F1に20歳前後の若者を起用する動きを加速させ、その後、ランス・ストロール、シャルル・ルクレール、ランド・ノリス、ジョージ・ラッセルが若くしてF1デビューを果たした。
「フェルスタッペンはF1史上最速のドライバー」と元王者バトンが称賛
現在ランボルギーニのCEOを務めつつ、FIAのシングルシーター委員会も率いるドメニカリは、モータースポーツの最高峰において現在多くの才能が開花していることは大きな注目に値すると述べた。
「長い年月の後、今の我々は新たな状況を迎えている。これほど多くの強力なドライバーが揃っていたことは、いまだかつてなかった」とドメニカリはイタリアのラジオ番組『GR Parlamento』に語った。
「このことはチャンピオンシップに付加価値を与えており、FIAがF1に若手ドライバーを送り込むために用意しているシステムがうまく機能していることを意味する」
フェルスタッペンとルクレール以外にも若手F1ドライバーには優秀な者が多いとドメニカリは言う。
「若手のなかでルクレールやフェルスタッペンが抜きん出ているが、その下にはランド・ノリスやカルロス・サインツJr.も控えている」とドメニカリは付け加えた。
「ドライバーに関しては、不足の心配が全くない」
ドライバーたちの順位付けを行うことについては「それは難しいことだ」とドメニカリは語る。
「ルイス・ハミルトンは今年もタイトルを獲得しようとしている。彼はF1ドライバーのなかでも最高峰のグループに入ったといえる」
「ルクレールは間違いなく強力だし、メンタル面では実際の年齢の2倍は成熟しているように見える。フェルスタッペンは、当初は性急さがあったが、今ではそれとは違うアプローチを見出したようだ」
■「ビノットは2020年、フェラーリを成功に導く」とドメニカリ
最後に54歳のドメニカリは、現在のフェラーリの状況について自身の意見を明らかにした。
「彼らは再びトップに立つためのカードをすべて手にしている」とドメニカリは言う。
「しかし今年、彼らは本来つかめたはずの勝利をいくつか取り逃している。それには多くの理由があり、そのために最終的な違いが出てしまった」
「バーレーンでの問題や、今シーズンを特徴づけるその他の問題がなければ、2019年の終わりは違ったものになっていただろう。なぜならこの数カ月でマシンは大きな改善を見せているからだ」
「彼らは2020年に素晴らしいチャンスに恵まれると思う。(チーム代表のマッティア・)ビノットには並外れた能力がある。彼は、今後、非常に重要なことに対処しなければならない。それはふたりの強力なドライバーを管理することだ」
「そうした面を弱みではなく強みに変えることをチームは明確に考えなければならないし、そのことに議論の余地はない」
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