ドゥカティのマルク・マルケスは、怪我から復帰するライダーが事前にMotoGPマシンをテストできるようにするというアイデアに肯定的な反応を示した。
このアイデアは、怪我でホルヘ・マルティンを欠くアプリリアが発案したモノだ。セパンでのプレシーズンテスト初日に転倒して骨折し、リハビリ中に再び負傷してしまった昨季王者のマルティンが回復を進めている最中、アプリリアは復帰の前にマルティンがMotoGPバイクをテストできるよう、特別な要請を行なったのだ。
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マルティンはプレシーズンテストにほとんど参加できず、開幕2戦を欠場。第3戦アメリカズGPも欠場する予定で、復帰は早くても第4戦カタールGPとなる。
2020年から2023年まで、長く負傷の影響で苦しんでいたマルケスは、「いいルール変更になるかもしれない」と同意したものの、「自分のときにはなかった」と付け加えた。
「今は、それはレギュレーションにないし、チームの判断に委ねられている」
そうマルケスはmotorsport.comに語った。
「僕が怪我からカムバックしたとき、そんなルールは存在しなかった。もしかしたら、僕達は2ヵ月離脱していた選手のテストを許可することも検討できるかもしれない。でもテストは1日だけだ。2日では多すぎる」
「ライダーとしては、自分がMotoGPバイクに乗れる状態かどうかを知ることは重要だ。でもまだ怪我を抱えている状態なら、1日と2日の差はわずかだ。レースペースを取り戻すには、サーキットでの走行時間を増やす必要がある」
マルケスの意見は、ドゥカティのチームマネージャーであるダビデ・タルドッツィと概ね同じようなモノだ。
「我々はエネア(バスティアニーニ)の時に同じ問題に直面した(2023年)が、誰も彼にテストの機会を与えようとはならなかった」
「将来的には、良いアイデアになりうるとは思うし、来年はルールを変えるいい機会になる」
「ホルヘが回復すれば、彼は我々にとって強力なライバルのひとりになってくるだろう。我々はホルヘの事は良く知っているし、彼は我々と優勝を争うライダーのひとりになることもわかっている」
アプリリアのチームマネジャーであるパウロ・ボノラは、2025年にマルティンがほとんど走行していないことを考慮し、カタール・ドーハに向かう前に2~3日間、おそらくミサノでマシンをテストするというアイデアを、アルゼンチンGPの際に説明した。
この特例が認められる可能性は高くなさそうだが、近年はライダーが負傷するケースが多くなっているのも確か。これをきっかけに、議論が進みルールに変更が加えられれば、負傷したライダーがMotoGPに復帰しやすくなる環境となるはずだ。
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