■新型「小さな高級車」のポイントを大公開!
レクサスは2024年3月8日、公式YouTubeチャンネルにおいて、新型コンパクトSUV「LBX」の紹介動画「動画で解説 LBX公道試乗ポイント紹介」を公開しました。
新型LBXの製品企画チーフエンジニアである遠藤 邦彦氏と、車両技術開発部の尾崎 修一氏がLBXのポイントについて解説しています。
【画像】超カッコイイ! レクサス新型「小さな高級車」の内装を見る(82枚)
新型LBXはレクサスブランド最小SUVで、2023年12月に発売しました。
ボディサイズは現在販売されているコンパクトSUV「UX」や、すでに生産終了した5ドアハッチバック「CT」よりもコンパクトに抑えられ、全長4190mm×全幅1825mm×全高1545mm、ホイールベースは2580mmです。
LBXについてレクサスは、「高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えた次世代レクサスモデル」だといい、コンパクトサイズで走りやデザインも追求したことが特徴です。
プラットフォームはトヨタ「ヤリス」などと同じTNGA GA-Bですが、専用チューニングを施し、加えてサスペンションやブレーキなども味付けを変更するなど、高い操縦安定性を実現しました。
パワートレインは1.5リッター3気筒エンジン+モーターのハイブリッドで、駆動方式はFFまたは4WD(E-Four)を用意します。
ラインナップは内外装コーディネートの異なる3タイプあり、「Cool(クール)」「Relax(リラックス)」「Bespoke Build(ビスポークビルド)」を用意しています。
動画では、エクステリアやインテリアのこだわりポイント、走行性能の特徴などを遠藤氏、尾崎氏がそれぞれ解説しています。
エクステリアでは、グラマラスなボディに力強さとエレガントさを両立。このようなボディ形状としたのは「LC」以外、特にコンパクトサイズのモデルでは初めての挑戦だったと言います。
また、リアの面取りにもこだわり、通常はナンバーポケットやリアカメラがテールに配置されるのを新型LBXではバンパーに集約するなど、リアからの立ち姿にもこだわっているようです。
インテリアでは、コンパクトであっても狭さを感じさせない広い感覚とパーソナルなコックピットの感覚を両立し、オーナーが素の自分に戻れるような仕上がりです。
また、ドアハンドルやセンターコンソール、アームレストなどの触感にもこだわり、こうした手の触れる場所で、クラスを超えた上質さを感じられるように開発。
走行面では、クルマと対話しながら自分の意図通りに楽しく走れるところを重視したと言います。
街中の曲がり角ではしっかりとハンドルが効き、スピードを上げたコーナリングでは、追加の操舵が必要な際には機敏に反応すること、さらにモーターの特性を活かし、レスポンスが良くリニアな加速を実現し、軽快な走りを目指したと語ります。
また、「走りのデザイナー」としてレーシングドライバーの佐々木 雅弘氏による走り込みを実施した点も紹介。厳しい指摘がありながらも、乗りやすく楽しいクルマになるようにセッティングが施されました。
車両技術開発部の尾崎氏は動画で以下のように話します。
「1日の仕事を終えたり生活を終えた時に、なんとなく素に戻りたいという感覚の時に、落ち着いて走りたいという場面では、この走行性能でゆったりと走っていただく。
また、明日に向かって元気を取り戻したいというような感覚になった時には、この車の楽しさや軽快さという走りの性能を存分に味わっていただく。
(新型LBX)は、人の感性に寄り添い、リラックスから集中、元気、軽快といったところが色々なシーンで体感できるかなと思います」
また、製品企画チーフエンジニアである遠藤氏は以下のように説明します。
「長くレクサスをご愛顧いただいて、そろそろ大きい車も運転するのが大変だなというようなお客様でも、コンパクトで取り回しのしやすい手のうち感のあるような(新型LBXを)を乗っていただいても、ご満足いただける。
そういったお客様にも乗っていただきたいですし、初めてレクサスに触れていただくようなお客様にも、是非とても取り回ししやすい車になっています」
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新型LBXの価格(消費税込)は460万円から576万円です。
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