■約50年近くの歴史を誇る人気のお菓子も!
昭和や平成の頃には、10円~100円のお菓子ばかりを扱っていた駄菓子屋が数多く存在しました。
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経済産業省の商業統計データによると、駄菓子屋に該当する「菓子小売業(製造小売を除く)」の事業所数は、昭和から減少傾向が続いています。公開されている商業統計データのなかで最も古い1972年には、駄菓子屋(菓子小売業)は日本全国で13万6712ヶ所もありました。しかし、最新データとなる2016年時点では、8285ヶ所まで数を減らし、44年間で16分の1にまで減ってしまいました。
1972年には、今なお絶大な人気を誇るカワサキ・900 Super4(Z1)が発売され、昭和から平成初期にかけては、バイクも大きく進化し、生活に必要な道具から、趣味としての性格を強め、80年代にはレーサーレプリカブームを経ています。
個性的なバイクが生まれた70年代~90年代にかけて、同じように駄菓子屋にも個性あふれた駄菓子が商品棚を賑わせていました。今回はかつて駄菓子屋にあり、現在でも販売されているお菓子を、ピックアップして紹介します。
●うまい棒
10円というリーズナブルな価格で、多くの世代に親しまれている「うまい棒」は、1979年から現在まで、約40年にわたり販売されているロングセラーです。1979年は、ホンダからCB750Fが発売されました。4into2集合マフラーや低く短いセパレートハンドル、前後ディスクブレーキ、などを採用した軽快な走行性能を実現したモデルです。
味のバリエーションは多岐にわたり、「チーズ」「コーンポタージュ」「サラミ」「めんたい」、さらには「なっとう」という味までラインナップされました。現在は、地域限定味などの商品展開も行われ、バラエティに富んでいます。
うまい棒は、価格の低さやネームバリューから、パーティーゲームの景品などでも重宝されることがあり、老若男女問わず、さまざまな人に親しまれています。ディスカウントストアでは、15本や30本単位でのセット販売も行われ、当時子供だった人が「大人買い」を楽しむこともあるようです。
●モロッコヨーグル
1個20円というリーズナブルな価格と、ヨーグルト容器を子どもの手のひらサイズにしたようなミニチュアな見た目をした駄菓子が「モロッコヨーグル」です。現在では、「モロッコフルーツヨーグル」の名前で販売されていますが、外見はほとんど変わらないまま、1961年から販売されています。
付属している木のスプーンで中身をすくって食べるため、ただ袋を開けて食べる他の駄菓子との違いに心を躍らせた子どもも少なくないかもしれません。
なお、モロッコヨーグルを製造するサンヨー成果のWebサイトには、モロッコヨーグルの感想などを送ることができる「モロッコヨーグル掲示板」が設置されています。SNSが全盛の現代において、かつてを思い出す懐かしいホームページのつくりも魅力的です。
●フルーツ餅
透明なパッケージに、ピンクやブルーのきれいな色をした小さなお餅が並べられた、「フルーツ餅」も人気を集めました。
フルーツ餅は1979年に発売され、容器の中にひとつひとつ等間隔に並べられた四角いお餅を、付属の楊枝で刺して食べるお菓子です。1979年ヤマハから空冷2ストロークのRD250(最終型)を発売し、翌年にはRZ250が市場に導入されます。
さくらんぼ、青りんご、サイダーなど、色によってさまざまな味があり、現在のグミを思わせるような、歯ごたえのよい弾力ある食感が人気だったとされています。
●ココアシガレット
タバコのような外観と、深い青一色のシックなパッケージから、インパクトの強かった駄菓子が「ココアシガレット」です。昭和の頃は今と違って喫煙する大人も多く、そんな大人のマネをしてタバコをくわえるように食べていました。
近年は、電子タバコ「アイコス」をモチーフにした「myCOS(マイコス)」というバリエーションお菓子も販売され、当時と変わらない遊びごころがあふれています。
●よっちゃんイカ
酸味の効いたイカの味がクセになる「よっちゃんイカ」は、魚肉の風味が強く、お酒のつまみとしての性格が強い駄菓子です。
よっちゃんイカを製造するよっちゃん食品工業では、「タラタラしてんじゃね~よ」や「けんこうカムカムするめ足」、筒状の透明プラスチック箱に入って串に刺してある甘酢イカなど、魚肉を使用したお菓子が数多くラインナップされています。
※ ※ ※
現在では駄菓子屋は姿を消しつつありますが、大手スーパーなどでは、駄菓子スペースがあり、駄菓子展が催されることもあります。今でも身近に手に入れることができる駄菓子を、久しぶりに味わってみるのも、面白いかもしれません。また、ユニークなネーミングのものも少なくありません。小さな子どもにとっては、その価格設定から「もっとも身近な買い物」のひとつでもあるため、メーカーによる工夫や個性が見られます。
なかには、名前に「太郎」とつくものも数多くあり、「蒲焼さん太郎」、「キャベツ太郎」、「酢だこさん太郎」、「わさびのり太郎」、「焼肉カルビ太郎」、「のし梅さん太郎」、「もろこし輪太郎」、「餅太郎」など、数え上げたらきりがありません。
同様に、バイクでもかつては個性的な名前のモデルが少なくありませんでした。スズキ「ギャグ」や「チョイノリ」、ホンダ「ベンリィ」や「ラクーン」など、ダジャレのような名前のバイクもありました。
駄菓子屋のように、個性的なバイクが少なくなっていくのは寂しいですが、当時と変わらず走り続ける姿を見れば、懐かしさを思い出させてくれます。
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