バランスフリー技術をストリートに展開
WSBK(スーパーバイク世界選手権)にて2019年まで5年連続で世界タイトルを獲得したカワサキのワークスマシンに採用されているショーワの前後サスペンション。チャンピオンマシンの足元を確かに支え続けてきた「バランスフリー技術」が市販車のZ900RS向けにも展開されることが、現在開催中のミラノショー(EICMA)にて明らかになった。
満を持して登場! 公道用ヨシムラ手曲げストレート管、Z900RSに
WSBKワークスマシンの足元を支えるバランスフリー技術
バランスフリー技術とは、ショーワ製サスペンションに採用されている高い減衰力応答性を有する仕組み。オイルで満たされたシリンダー内で減衰力発生機構を備えたピストンを往復させる一般的なダンパーとは異なり、バランスフリー機構では伸び圧減衰力発生機構がシリンダー外部の1点に集約されている。そのためピストンはポンプ機能だけを担うだけでよく、圧縮行程時の圧力バランスの変動せず、ダンパーが動き始めの極低速域から必要な減衰力を応答性良く発生するというもの。この技術があらゆる状況下で高次元のサスペンション性能を発揮するのは、WSBKの実績で証明済みだ。
Z900RS用前後サスペンション『BFF』『BFRC-lite』
今回、ネイキッドスタイルのZ900RSのオプション・パーツとしてキット提供されることになった『BFF(バランスフリーフロントフォーク)』と『BFRC-lite(バランスフリーリヤクッション・ライト)』には、WSBKマシン譲りの性能を一般公道でも楽しめるようチューニングが施されている。ストリートスポーツ用としては世界初となる分離加圧式フロントフォークであることももちろんだが、最先端のワークスマシン直系の外観やフィティングパーツ不要のボルトオン装着なども魅力大だ。価格・発売時期等は未定。
※情報提供:ショーワ
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みんなのコメント
吸収合併されるため会社名は無くなります
今後ブランド名として残るかは不明
日立オートモティブシステムズのブランド名のTOKICOに統一されるかも