F1の2021年シーズンの戦いは残すところ2レースとなったが、タイトル争いは激しさを増しており、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)をルイス・ハミルトン(メルセデス)が8ポイント差で追っている。
ハミルトンは一時はフェルスタッペンにポイント差を広げられてしまっていたが、第19戦サンパウロGPから2連勝をマーク。一気にその差を縮めた。
■レース後“グッタリ”のハミルトン、疲労感の正体は新型コロナの後遺症?
今季最後の2レースを前に、ハミルトンはこれまでメルセデスがレッドブルに対してペースで苦戦することもあったものの、今では全てがまとまってきていると考えている。特に彼自身悩まされてきた、2020年末の新型コロナウイルス感染の後遺症も、今では解消されたと感じられているようだ。
初開催のカタールGPで勝利を収めた後、ハミルトンは「最高の気分だ」と口を開いた。
「肉体的に今年一番だと感じられているんだ」
「今年の初めは、体調がそれほど良くなかったから、嬉しいね。マシンもこれまで以上に良いフィーリングで、残りのレースに向けてポジティブな気持ちだよ」
「後のレースは、僕らのマシンにとってはかなり合っているはずだと思う。だからバトルが楽しみだ」
サンパウロGP、カタールGPと連勝したハミルトン。今シーズンの連勝は5月(ポルトガルGP~スペインGP)以来のことだ。
この連勝は、ハミルトンとメルセデスが、今季マシンのより快適なセットアップを見出すことに成功したことによる結果だという。アップデートも停止されて久しいが、彼らは残る2レースに自信をもって挑めると話している。
「シーズンが経過するにつれて、マシンをより深く理解してきたと思う」と、ハミルトン。
「アップデートは持ち込まずとも、間違いなくパッケージからよりパフォーマンスを絞り出せている」
「僕らはシルバーストン戦以来アップデートは持ち込んでいない。だからそれでも少しづつ改善していっているのは、極めて驚異的なことだ」
「レッドブルとはとても接近していると思う。だから素晴らしいバトルが待っていると思う」
「でもそうだね。ここ2レースでは、全体として良い仕事ができたと思う。この先2レースも、この調子でやっていけるといいね」
メルセデスのトラックサイド・エンジニアリングディレクターであるアンドリュー・ショブリンも、ハミルトンの走りには驚かされており、素晴らしいモノだったと称賛している。
「サンパウロGPは私がこれまで見てきた彼のレースでも、ベストなものだったと思う。予選でのあの走りは、レッドブルと我々がどれほど接近しているかということを考えても、信じられないものだった」
「そしてカタールでは、彼はレースをスタートからフィニッシュまでコントロール下に置いていた。我々が思っていたようなハードな作業は必要なかったのだ」
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