マイバッハにロードスター登場
これまでプレステージサルーンやSUVとBEVを展開してきたメルセデス・マイバッハに、同ブランド初となるオープン2シーターのロードスターモデル『メルセデス・マイバッハSL680』が加わり、11月29日に都内でアジア初お披露目された。
【画像】都内でアジア初お披露目となったメルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ! 全143枚
メルセデス・マイバッハは、究極のエクスクルーシブとテクノロジーの融合を追い求めたブランド。『最高の一流品を生み出す』という信念から始まり、マイバッハの名を冠した初の乗用車『22/70 HP W3』を発表してから100余年の歴史を有する。
SLシリーズをベースに高いレベルのドライビングフィールと、細部までこだわったデザインに、上質な素材を組み合わせて開発し、マイバッハ史上最もスポーティなモデルとして誕生したのが、メルセデス・マイバッハSL680だ。
今回アジア地区のローンチが東京で開かれたのは、日本でマイバッハの販売が好調だからである。日本市場は2021年から右肩上がりで登録台数が伸びており、本社から期待されているマーケットということで、マイバッハSL580のローンチが行われたのだ。
日本の販売は前年比で約200台増ペース
アジア・ローンチは、古典芸能であった雅楽を現代音楽と結びつけた雅楽師であり、ヒストリックカーを愛する東儀秀樹氏が演奏する、笙の厳かな音色で幕を開けた。
冒頭、メルセデス・ベンツ日本のゲルティンガー剛社長は、「マイバッハは2015年にSクラスを導入して以来、現在はV型12気筒からBEVまで3車種4モデルをラインアップするほど充実してきました。販売台数も2021年から2023年まで、前年比で約200台増のペースで登録台数を伸ばしております。
また世界初となるメルセデスのハイエンドモデル専売拠点の『スターズ@メルセデス・ベンツ銀座』を開設し、お客様に評価されています。このあとマイバッハの世界観を感じていただけるよう全国4ヵ所に展開予定です」と述べた。
続いて、メルセデス・マイバッハ部門の責任者であるダニエル・レスコー氏が来日。ブランドや車両についての解説が行われた。
「マイバッハは、『To Go Beyond』を目指しています。日本市場については、初のEVモデルであるEQS SUVを高く評価してくれていることを嬉しく感じています。
上海でのマイバッハ・アトリエに続き、世界各地でマイバッハ・ラウンジを開設し、ニューヨークで間もなくオープンします。さらに世界初となるブランドセンターがソウルで建設中です。私たちは現状に満足せず、より魅力的なものとするべく努力しています。
私たちのブランドには100年以上の輝かしい歴史があり、初期のマイバッハにはグランドツーリングモデルだけではなく、オープン2シーターも存在しました。それは当時もっとも豪華であっただけでなく、技術的にも最先端でした。
今回お披露目したマイバッハSL680モノグラムシリーズの開発にあたっては、お客様から2シーターオープントップを強く求められてきたことが背景にあります。開発に際しては、静かでエレガントなドライビング体験を目指しました」と語ってくれた。
ふたつのコンセプトカラー
マイバッハSL680にはふたつのコンセプトカラーが用意される。『メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ・レッドアンビエンス』は、外装色にオブシディアン・ブラック(メタリック)とマニュファクチャープログラムで用意されるガーネット・レッド(メタリック)を組み合わせた、印象的なツートーンペイントが施される。
もうひとつは『メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ・ホワイトアンビエンス』で、オブシディアン・ブラック(メタリック)とマニュファクチャープログラムのオパリス・ホワイト・マグノ(艶消し塗装)が組み合わせられ、コントラスのあるエレガンスさを演出する。
このふたつのコンビネーションは、官能性、美しさ、軽快性を体現しており、メルセデス・マイバッハの哲学と、ドライビングエクスペリエンスを表現するという。
また車名にある『モノグラムシリーズ』は、オブシディアン・ブラックのボンネットに施されたグラファイトグレーのマイバッハ・パターンが由来。ボンネットの塗装工程は非常に複雑で高い精度が求められるため、一部がハンドメイドで行われている。
モノグラムのマイバッハ・パターンは、このほかソフトトップやトノカバーのトリムにも及ぶ。もちろんモノグラムではない通常のペイントもオーダーできる。
エクステリアでは縦格子のラジエターグリルには、『MAYBACH』の文字がイルミネーションされる。ボンネットマスコットの後方にはクロームフィンが施され、ボディにメリハリを与えている。
インテリアにはクリスタルホワイトのナッパレザーを採用し、特別な高級感を生み出している。ソフトトップは防音処理が施されたアコースティック仕様が用いられる。
パフォーマンスも特別
エクスクルーシブなブランドであるマイバッハが送り出すSLだけに、高いレベルのドライビングフィールと静粛性、乗り心地が突き詰められた。
エンジンは最高のパフォーマンスを得るため4リッターV型8気筒エンジンにツインスクロールターボを組み合わせ、最高出力はAMG SL63と同じ585psを発揮する。
ここに9Gトロニック・ギアボックスを組み合わせ、連続トルク可変配分式四輪駆動システムである4MATIC+により、滑りやすい路面条件でも高いトラクションを提供し、走行安全性を向上させている。
パフォーマンスもマイバッハの名に恥じぬもので、0-100km/h加速は4.1秒、最高速度はリミッター作動時で260km/hに達する。
日本導入は2025年第4四半期を予定しており、詳細については正規販売店で説明されるとのことだ。
SPEC:メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ
全長×全幅×全高:4705×1915×1353mm
ホイールベース:2700mm
最高速度:260km/h(リミッター作動)
0-100km/h加速:4.1秒
燃費(WLTP):7.29km/L(欧州発表値)
CO2排出量:312g/km(欧州発表値)
車両重量:2018kg
ドライブトレイン:3932ccV型8気筒ツインターボチャージャー
使用燃料:プレミアムガソリン
最高出力:585ps/5500-6500rpm
最大トルク:81.58kg-m/2500-5000rpm
駆動方式:AWD
ギアボックス:9速オートマティック
タイヤサイズ(F/R):275/35ZR21/305/30ZR21
*数値は欧州発表値
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