2台目のEV専用モデル 今夏発売予定
ヒョンデは、同社にとって2番目のEV専用モデルである新型アイオニック6を、数か月以内に公開するという。デザイン責任者であるイ・サンヨプが明らかにした。
【画像】日本導入もあるかも?ヒョンデ・アイオニック6【既存のアイオニック5と写真で比較】 全95枚
イ・サンヨプはアイオニック6について、「プロフェシー・コンセプトの精神を受け継いでいます。スケートボード・プラットフォームのため、背が高くなり、室内空間を最大化するデザインとなっています。また、空力性能も大幅に向上しました」と述べている。
2022年半ばの発売が予定されているが、韓国メディアの報道では、もっと早い時期での発売予定だったが、モデルの再設計のために延期されたという。9月、韓国経済新聞は、アイオニック6の発売が延期されたのは、ボディを20mm長くし、バンパーやライトを再設計し、バッテリーを72.6kWhから77.4kWhにサイズアップするためだと報じている。
また、発売の遅れは生産拠点である牙山(アサン)工場の改修が遅れているためだとも言われている。この工場では現在、内燃エンジン搭載のソナタの生産を行っており、E-GMPプラットフォーム搭載車を生産するために改修が必要なのだ。
以前、アイオニック6と思われるプロトタイプが公道テストを行っている様子が目撃されている。カモフラージュが施されているものの、昨年のミュンヘン・モーターショーで一般公開されたプロフェシー・コンセプトと同様のピクセルスタイルのリアライトバーが確認できた。ヘッドライトは従来型に近く、アップライトなシルエットを有している。
構造的には、E-GMPプラットフォームを共有するアイオニック5とほぼ同じ。そのため、最大800Vの充電に対応し、シングルモーター(後輪駆動)とデュアルモーター(四輪駆動)が用意されと思われる。
しかし、バッテリー容量は77.4kWhと、アイオニック5(73kWh)をわずかに上回る。さらに空力を重視していることから、最大航続距離は480km以上となる可能性が高い。
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