2022年からWEC(世界耐久選手権)に復帰するプジョーは、そのドライバーラインアップを発表。7人のドライバーの名前が明らかにされた。
WECのハイパーカークラスに2台体制で臨むプジョーだが、7人のドライバーがどのような組み合わせでマシンをドライブするのかは明かされていない。中でも目玉なのが3人の元F1ドライバーで、昨年までハースに所属していたケビン・マグヌッセンをはじめ、ポール・ディ・レスタ、ジャン・エリック・ベルニュが名を連ねた。
■プジョー、LMH車両の開発を決定。2022年に耐久レース最高峰に復帰へ
そしてル・マン24時間レースの覇者であり日本のレースでも活躍したロイック・デュバル、グスタボ・メネゼス、ミケル・イェンセンがラインアップ入り。そして2019年までスーパーGTに参戦していたジェームス・ロシターは、リザーブ&シミュレータドライバーとして名を連ねた。
PSAグループとフィアット・クライスラーが経営統合して生まれた新会社『ステランティス』のモータースポーツディレクターを務めるジャン-マルク・フィノは、ドライバー選考について次のように語った。
「ドライバーを評価する際は、個々のレーススキル以上に、彼らに協調性があるかどうか、前進するためにモチベーションを高めながら働く力を持っているかが重要となった。なぜなら、耐久レースでは人間的な要素が大きな役割を果たすからだ」
「我々は単なる履歴書の内容ではなく、彼らの献身の度合いを優先事項としたかった」
プジョーのWECプロジェクトのテクニカルディレクターを務めるオリビエ・ジャンソニーはさらにこう付け加えた。
「我々は個々の実績のみと考慮していたわけではない。我々はスピード、安定性、信頼性についても検討した」
「なぜなら、我々は有望な若手とハイブリッド・パワートレインの分野で経験豊富な選手が混在した相性の良いラインアップを探し求めていたからだ」
2014年から7シーズンに渡ってF1に参戦したマグヌッセンにとって、スポーツカーの経験は豊富ではない。彼は今季からチップ・ガナッシでIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権への参戦をスタート。先月はデイトナ24時間レースを走った。
一方2011年からフォースインディア(現アストンマーチン)で3シーズンF1にフル参戦したディ・レスタは、昨年のル・マン24時間レースのLMP2クラスで優勝。満を持して最高峰クラスへ挑むことになる。F1で活躍後、フォーミュラEで2度チャンピオンに輝いたベルニュもLMP2での経験があり、ELMS(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ)では複数回優勝したことがある。
そしてデュバルはアウディの一員として長らくLMP1の世界で活躍。2013年にはル・マン24時間で総合優勝を果たし、WECの年間王者も獲得した。また彼は2010年と2011年にプジョーからル・マン24時間に参戦した経験も持つ。
メネゼスはWEC参戦初年度にシグナテック・アルピーヌでLMP2クラスのチャンピオンとなった後、レベリオンで2シーズンに渡ってLMP1マシンをドライブした。イェンセンはこれまでELMSを主戦場としており、2019年はLMP3クラスのチャンピオンを獲得している。
なお、プジョーは今年末にもLMH(ル・マン・ハイパーカー)規定のマシンをテストする予定で、WEC参加の時期は2022年初頭に決定されるとみられている。
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みんなのコメント
ドイツの某グループも、電動化へのコミットを謳うならこのフランスメーカーを見習った方が良い。
プジョー905再来やな。反面トヨタはts050 の焼き直しでセンスゼロ