三菱「トライトン」ついに発売
三菱自動車は2023年12月21日(木)、1トンピックアップトラック「トライトン」の新型を来年2月15日から日本で発売すると発表しました。日本導入は実に12年ぶりです。
「トライトン」は45年間で5世代にわたり、世界150か国で販売されてきた三菱の世界戦略車です。今年7月、9年ぶりにフルモデルチェンジしたばかり。
日本では4WDのダブルキャブ(2列シート)車が販売されます。「マリンスポーツやウィンタースポーツ、キャンプといったアウトドアアクティビティの可能性を広げてお客様の冒険心にお応えする、三菱自動車らしさを象徴するモデル」だということです。
新型は、「SUV並みの快適性」と、ピックアップトラックに求められる堅牢性と実用性を両立しているといいます。新たに開発したラダーフレームとシャシーで悪路走破性を、新開発のサスペンションで乗り心地や操縦安定性を向上させているほか、「『パジェロ』譲りのスーパーセレクト4WD-II(SS4-II)システムや7つのドライブモードによる高い走行性能」を実現しているといいます。
その7つのドライブモードは、「ノーマル」「エコ」に加え、「砂利(グラベル)」「雪(スノー)」「泥(マッド)」「砂(サンド)」「岩(ロック)」と、ほとんどの悪路条件に対し最適なドライブモードを選択可能だそうです。
それでいて衝突被害軽減ブレーキシステムをはじめとする安全装備や、ドライブをサポートする「MITSUBISHI CONNECT」なども備えています。
パワートレインは新開発の2.4Lクリーンディーゼルターボエンジンを採用。2グレード展開で、税込み価格は498万800円からとなっています。
ピックアップトラックは世界で人気とはいえ、日本では大きすぎる場合が多いことから、国産車ではトヨタ「ハイラックス」しかラインアップがありません。レジャーブームのなかでSUVの“次”の選択肢としても、ピックアップトラックが受け入れられるかどうか、注目されます。
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