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【新型Gクラスを発表】 メルセデス・ベンツ/メルセデスAMG 各ローンチエディションも用意

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【新型Gクラスを発表】 メルセデス・ベンツ/メルセデスAMG 各ローンチエディションも用意

新型「Gクラス」を発表

メルセデス・ベンツは、同社が誇る究極のオフローダーである新型「Gクラス」を発表し、発売を開始した。

【画像】新旧Gクラスを写真で 全146枚

Gクラスはクロスカントリービークルとして誕生して以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適なパワートレインや装備を加えながら進化を続けてきた。

2018年には、Gクラスの長い歴史の中で最も大幅に改良され、その伝統をメルセデスの最新技術でアップデートすることで、オンロードおよびオフロードにおいて最適なパフォーマンスを発揮する究極のオフローダーとして進化したと彼らはいう。

そして、今回の新型Gクラスにおいても、受け継がれてきたDNAはそのままに、ISG搭載によるパワートレインの電動化、新しい世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」の搭載やMBUXによるデジタル化などによってさらなる進化を遂げているという。

ラインナップは、G 450 d ローンチエディション(ISG搭載モデル)(以下、G 450 d)とメルセデス AMG G 63 ローンチエディション(ISG搭載モデル)(以下、G 63)の2モデルが用意される。メーカー希望小売価格(税込)はそれぞれ2110万円と3080万円。

どちらのモデルも標準装備レベルが大きく向上しており、Gクラス初採用となるMBUXやワイヤレスチャージング、キーレスゴーなどの快適装備、ステアリングアシストや自動再発進機能などの安全運転支援システムおよびオフロードコックピットやトランスペアレントボンネットも標準装備だ。

また、G 450 dには前身となるG 400 d等でオプション設定であったアダプティブダンピングシステムを、G 63にはGクラス初採用となるAMGアクティブ・ライド・コントロール・サスペンションを標準装備とするなど、オンロード/オフロード性能の両方が格段に高まったと発表した。

エクステリア

初代誕生以来45年という長きに渡り、ほとんど変わることなく受け継がれてきた伝統的なGクラスのエクステリア。

特長的なドアハンドル、重厚なドアクロージング音、強靭さを強調するサイドストリップライン、テールゲートに備わったスペアタイヤカバー、ユニークなウインカーレンズなど、Gクラス特有のディテールはそのままに新型モデルでは以下デザインが変更されている。
・力強い4本の水平ルーバーが特徴的なフロントグリル
・スクワークルデザインが印象的なフロントエアインテーク
・ハイグロスブラック/ハイシーン仕上げの20インチAMGアルミホイール

また、新型モデルでは以下細部の最適化によって、特徴的なボディ形状はそのままに空力特性や静粛性向上を実現したという。
・Aピラー部の形状最適化
・ルーフ前端にリップスポイラーを追加
・B/Cピラーの間やフロアに吸音材を追加

なお、今回導入されるG 450 dはAMGラインパッケージが標準装備となる他、従来オプションであったボディ同色スペアタイヤリングも標準装備。

ボディカラーは新色のソーダライトブルーに加え、オパリスホワイト、オブシディアンブラックから選択可能。また、アルミホイールは標準採用の20インチAMGアルミホイールの他に多種多様なデザイン/サイズがアクセサリーにて用意される。

インテリア

エクステリア同様、新型Gクラスのインテリアはオフローダーとしての伝統とトップクラスのラグジュアリーモデルとしての贅沢さを融合したものとなっていると彼らは語る。

例えば、ヘッドライトを想起させる丸型エアアウトレットなど、Gクラス特有のエクステリアデザインの数々を室内にも反映することで唯一無二の個性を生み出しています。

もちろん伝統の助手席側グラブハンドルも継承。また、これらの装備にはナッパレザーを採用し、非常に質感の高いラグジュアリーな仕上がりとなっており、さらに新型モデルでは最新の装備を数多く取り入れることで先進性と利便性が大幅に高まった。
・MBUXを初搭載(タッチスクリーン式メディアディスプレイを採用)
・特徴的なディファレンシャルロック(デフロック)のスイッチ周辺を再設計
・最新世代のマルチファンクションステアリングホイールを採用
・キーレスゴー、ステアリングヒーター、ワイヤレスチャージング(フロント)、温冷機能付カップホルダー(前席)、ブルメスター3Dサラウンドサウンドシステムを標準装備

なお、今回導入されるG 450 dはAMGラインパッケージおよびナッパレザーシート(ダイヤモンドステッチ付)やナッパレザーダッシュボード、マイクロカット・ルーフライナーなどが標準装備となり、インテリアをより贅沢に彩る。

インテリアカラーは新色のカタラーナベージュに加え、チタニウムグレー、プラチナホワイトから選択可能で、インテリアトリムも上質なブラックピアノラッカーウッドとなり、最上級のインテリア空間を演出するという。

MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー・エクスペリエンス)

新型Gクラスには、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を初搭載。ボイスコントロールは「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動する。

音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、メッセージ入力・読み上げ、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応。

また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチセンサー式のタッチコントロールボタンでも様々な操作をすることが可能で、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることができ、安全なドライブに寄与する。

パーソナライゼーション

パーソナライゼーション機能では、ユーザー個々のプロファイルを作成し、運転席のシートメモリーやミラー位置の設定、アンビエントライトのカラー設定、お気に入りのラジオ放送局、その他の機能を保存できるようになっている。

ゼロレイヤー

よりシンプルかつ柔軟な新しいユーザーインターフェースであるゼロレイヤーを採用。ユーザーの習慣や状況に応じて、各種情報や機能を流動的かつ予測的に表示する先進的なインターフェースだ。

トップ画面上に必要な情報や機能が必要な時に表示されるため、ユーザーはメニュー画面を呼び出し階層を辿ったり、画面をスクロールして目的の機能を呼び出したりする必要がなくなるなど、操作負担を大幅に低減する。

MBUX ARナビゲーション

車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示される AR(拡張現実)ナビゲーションを標準装備。

従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、ARナビゲーションにより、直感的にどの道路に進むべきかを判断することが可能となるという。

快適装備1

新型Gクラス・ローンチエディションでは、Gクラスならではのインテリアはそのままに、初採用となる最新装備・機能を数多く取り入れることで先進性と利便性が大幅に高まったとメルセデス・ベンツは述べた。

フロントシート

ナッパレザーシート(ダイヤモンドステッチ付)を標準装備。ナッパレザーの上質な風合いとバックレストにあしらわれた優美なダイヤモンドステッチが、インテリアを一層贅沢に引き立てる。

また、シートヒーター(前席)に加え、リラクゼーション機能/シートベンチレーター(前席)やエナジャイジングパッケージプラスも備わり、前席乗員に極上の快適性を提供する。

リアシート

フロントシートと同様にリアシートもダイヤモンドステッチ入りのナッパレザー仕様となる。

シートヒーター(後席)やバックレストの角度を調節可能なカーゴポジションも備わり、このカーゴポジションは、バックレストを後ろに倒すことで居住性を確保、一方前に起こした状態ではリアシートを格納することなくラゲッジ容量を拡大できるため、利便性に優れるという。

マルチファンクションステアリング

最新世代のナッパレザー製のステアリングホイールを採用。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も有している。

従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していたディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。

これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上させた。

快適装備2

ステアリングヒーター

寒い季節のドライビングが一段と快適になるステアリングヒーターを標準装備。操作はチルト&テレスコピック調整レバー先端のスイッチで行う。

温冷機能付カップホルダー(前席)

前席のカップホルダーには温冷調整機能が備わる。カップホルダー手前のスイッチによって、保温あるいは保冷を切り替えることが可能だ。

ワイヤレスチャージング(フロント)

センターコンソール前部のトレイにQi規格に対応したワイヤレスチャージングを備えたことにより、Qi規格に対応した機器を置くだけで充電が可能となる。

キーレスゴー

Gクラスとして初めてキーレスゴーを採用。キーを携帯しているだけで、リモコンの操作をすることなくドアの開錠/施錠ができるなど利便性が高まったが、特徴的なドアの開錠/施錠音に変更はないという。

ブルメスター3Dサラウンドサウンドシステム

三次元のサウンドに対応したブルメスター3Dサラウンドサウンドシステムを標準装備。18個のスピーカー、16チャンネル、合計出力760Wのオーディオシステムは、自然で心地良いサウンドと力強い音響を両立するという。

ルーフライナーにはアンビエントライト付ラウドスピーカーが備わり、立体的な音響再生を実現。またドルビーアトモスに対応しており、これまでにない没入感溢れるサウンド体験を楽しめると付け加えた。

ラゲッジルーム

リアには 640~2010Lの大容量ラゲッジルームが備わり、開口の大きなテールゲートは積み下ろしの際の利便性に優れる。また、リアシートは60:40の分割可倒式となっており、用途に合わせて自在にアレンジ可能だ。

パワートレイン

G 450 dのエンジンはパフォーマンスがアップし、さらにISGと48V電気システムにより電動化されたパワートレインがパフォーマンスと効率性を高次元で両立することに加え、この電動化によりレスポンスやオンロードでの快適性も向上するなど、革新的なパワートレインとなっている。

3L直列6気筒直噴ディーゼルターボエンジン(OM656M)+ISG

メルセデス史上最もパワフルなディーゼルエンジンとなる3L直列6気筒直噴ディーゼルターボエンジン(OM656M)を搭載。先代モデルG 400 d比で+37ps/+5.1kg-mの最高出力367ps/最大トルク76.48kg-mを発揮する。

さらに、20ps/20.39kg-mを発揮するISGの搭載によって、優れた動力性能と燃費経済性を実現すると語る。

9Gトロニック

トランスミッションにはオフロードの要件に合わせて専用チューニングされた9Gトロニック・オートマチックトランスミッションを採用。変速比幅が広いことから、エンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を実現する。

オフロード走行性能

リアルオフローダーの覇者として新型Gクラスのオフロード性能は極めて高いものとなったと彼らは強調する。

伝統のラダーフレーム、3つのディファレンシャルロック、ローレンジモード、そしてリジット式リアサスペンションがGクラスならではの卓越した走破性を生み出している。

ラダーフレーム

Gクラスの卓越したオフロード性能の象徴である、伝統のラダーフレームを採用。最大3.4mm厚の鋼板からなる堅牢なラダーフレームは、優れたねじり剛性によって、オフロード走行時に路面からの強い衝撃をしっかりと受け止める。

アダプティブダンピングシステム

従来型ではオプション設定であったアダプティブダンピングシステムを標準装備。車速や路面状況に応じてシステムがダンピング特性を連続的に調整することで、常にボディを安定した状態に保つ。

このコンポーネントは泥道や砂利道、水たまりやぬかるみなど悪路での高い負荷にも耐えうるように設計されており、オフロード走行時の安定性や快適性が大幅に高まる。

サスペンション

フロントには独立懸架式のダブルウィッシュボーン式、リアには伝統のリジットアクスル式のサスペンションを採用。路面からの衝撃に強いリジットアクスル式のリアサスペンションは、岩場などで最も沈み込んだ際にも極めて大きなグラウンドクリアランスを保ち、ラダーフレームと共に卓越した走破性に寄与する。

4輪駆動システム

前後トルク配分40:60のフルタイム4輪駆動システムを搭載。3つのディファレンシャルロックに加えてESPおよび4ETS(エレクトロニック・トラクション・システム)によってグリップを維持し、走行安定性とトラクションを確保する。

ディファレンシャルロック(デフロック)

フロント/センター/リアの3つのディファレンシャルロックを搭載。雪道やぬかるみ、脱輪時などディファレンシャルギアをロックすることで駆動力を維持する。

作動は電動で行われるため、スイッチ操作によって即座に反応し、3つのロックの作動状況はスイッチのインジケーターおよびメディアディスプレイで確認可能だ。

また、センターにはインテリジェントマルチプレートクラッチを採用。ディファレンシャルロックを作動させていない通常時でも可変制御のディファレンシャルロックとして機能し、常に最適な駆動力を発揮する。

ローレンジモード

オフロード走行時の駆動力を大幅に増大させトラクションを高めるローレンジモードを搭載。減速比は通常時(ハイレンジ)の 1.00から2.93に変化する。作動スイッチはセンターコンソールのディファレンシャルロックスイッチ下に移設され、操作性も向上した。

トランスペアレントボンネット

360度カメラシステムのフロントカメラおよびサイドカメラからの映像を元にメディアディスプレイに車両前側下部の路面イメージを仮想的に表示するトランスペアレントボンネットを装備。

通常ボンネットで隠れて見えない大きな石などの障害物や路面の深い窪みなどを早い段階で発見できるため、オフロード走行の安全性が大幅に高まるという。

オフロードコックピット

オフロード走行を視覚的にサポートするオフロードコックピットを装備。オフロード走行に必要な各種機能にダイレクトにアクセスできるだけでなく、勾配、傾斜、高度、操舵角、油温、エンジン出力/トルク、タイヤ空気圧/温度、さらには各輪のサスペンションやディファレンシャルロックの状態などオフロード走行に役立つ情報がグラフィカルに表示される。

起動スイッチはセンターコンソールのディファレンシャルロックスイッチ上に配置されている。

ダイナミックセレクト

ドライブ、サスペンション、ステアリングの設定を統合制御するダイナミックセレクトにオフロード専用プログラムである「トライル」/「ロック」/「サンド」を追加。

オンロード走行プログラムと合わせて計7つの走行モードによって、ダイナミックなスポーツ走行からコンフォートクルージング、ハードなオフロード走行まで様々なドライビングシーンに合わせて車両の特性を切り替えることができる。

「トレイル」モードステアリングとサスペンションが未舗装路や砂利道などでのダイナミックなドライビングに適した設定となるモードで、アシスタントシステムもアクティブとなり、田舎道などでも安心・快適に走行可能となる。

「ロック」モード岩場での走行に最適化したモードで、ステアリングとサスペンション設定がハードとなり、ピュアなオフロード体験をもたらすことに加え、ローレンジを選択すると厳しい地形でも正確なパワー制御が行える。

「サンド」モードダイナミックかつダイレクトなスポーツ走行が可能なモードで、ESPの設定が砂地に最適化され、滑りやすい路面でのブレーキングの際などに優れた走行安定性をもたらす。

インテリジェントドライブ

新しい世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」が高度な安全性と快適性を提供する。

新型Gクラスでは、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの再発進機能やアクティブステアリングアシストをはじめとする各種安全運転支援システム、各種駐車支援システムの機能が強化されたという。

マルチビームLEDヘッドライト

片側84個のLEDを使用したマルチビームLEDヘッドライトを標準装備。

インテリジェントなライト機能により道路状況に応じて配光をコントロールし、最大限の視界を確保し、対向車や前走車などを検知しハイビームが当たらないよう照射範囲を調節するアダプティブハイビームアシスト・プラスも備える。

ドライビングアシスタンスパッケージ

アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの再発進機能やアクティブステアリングアシスト、ブラインドスポットアシストの降車時警告機能をGクラス初搭載。

その他ドライバーの負担を減らす機能や様々な状況下で事故を未然に防ぐ機能、事故を避けられない場合に最大限乗員を保護する機能など、全方位でサポートする。

メルセデス AMG G 63 ローンチエディション

新型メルセデスAMG G 63も同様にISG搭載によるパワートレインの電動化や新しい世代のドライビングアシスタンスパッケージを搭載し、MBUXによるデジタル化によって進化を遂げた。

また、AMGアクティブライドコントロール・サスペンションをGクラス初搭載。さらなる俊敏なドライビングフィールと快適性の向上を実現したと述べた。

エクステリアデザイン

リアルオフローダーとしての伝統が見事に具現化された新型GクラスのエクステリアにAMG専用デザインを与えることで、G 63ならではの個性に満ちた逞しいエクステリアを形成し、以下デザインが変更されている。

・縦方向のフィンが力強い印象を与えるフロントサイドエアインテーク
・AMGクレストデザインとなったボンネットバッジ
・AMGクレストデザインとなったブランドロゴプロジェクターライト
・シルバークロームのAMG燃料給油口キャップ

なお、今回導入されるG 63はAMGナイトパッケージが標準装備となっており、AMG専用グリルのルーバーがダーククロームとなる他、前後バンパーのトリム、前後アンダーガード、ドアミラー、スペアタイヤリングがブラックとなり、G 63の獰猛な迫力をさらに強調するという。

また、ヘッドライト、フロントウインカー、リアコンビネーションランプもスモーク仕様となることで、引き締められたエクステリアにさらなる精悍さを与える。

ボディカラーは新色のハイパーブルーマグノに加え、オパリスホワイト、オブシディアンブラック、ナイトブラックマグノから選択可能。

ハイパーブルーマグノ選択時には、前後バンパーのトリムや前後アンダーガード、スペアタイヤカバーがカーボンファイバー仕上げとなるG 63初採用のAMGカーボンファイバーエクステリアパッケージが装備される。

また、アルミホイールは標準採用の21インチAMGアルミホイールの他に22インチの鍛造アルミホイールなどがアクセサリーにて用意された。

インテリアデザイン

新型Gクラスの先進的かつ上質なインテリアはそのままに、随所にメルセデスAMGのエッセンスを加えたことで、ドライバーの心を昂らせる特別な空間に仕立てられており、従来型からは以下デザイン・装備機能が変更されているという。
・最新デザインのAMGパフォーマンスステアリング
・AMGドライブコントロールスイッチ
・コックピットディスプレイの専用ディスプレイスタイル
・メディアディスプレイの専用メニュー

なお、今回導入されるG 63は、ナッパレザーシート(ダイヤモンドステッチ付)やナッパレザーダッシュボード、マイクロカット・ルーフライナー、ナッパレザールーフハンドルなどがインテリアをより贅沢に彩る。

インテリアカラーはプラチナホワイトに加え、2トーンのチタニウムグレー/ブラック、プラチナホワイト/ブラックから選択可能で、インテリアトリムは AMGカーボンファイバーが標準装備となり、G 63の卓越したパフォーマンスを室内でも印象付ける。

メルセデス AMG G 63の走りは?

4L V型8気筒直噴ツインターボエンジン(M177)+ISG

アファルターバッハにて「ワンマン、ワンエンジン」の原則に則って生産される4L V型8気筒直噴ツインターボエンジン(M177)を搭載。

最高出力585ps/最大トルク86.68kg-mを発揮することに加え、ISG+48V電気システムの搭載により電動化され、パワーと効率を大きく高めた。

この電動化による20ps/20.39kg-mの電動ブーストにより、0-100km/h加速は4.4秒というパフォーマンスを発揮する。

AMGスピードシフトTCT9速トランスミッション

トランスミッションにはAMGスピードシフトTCT9速トランスミッションを採用。ハード/ソフトの両面で専用チューニングが施され、シフトタイムの短縮やダブルクラッチ機能によって、エモーショナルなドライビング体験を提供する。

AMGアクティブ・ライドコントロール・サスペンション

電子制御の油圧式スタビライザーによって、オンロード/オフロードを問わずダイナミックかつ正確なハンドリングを実現する AMGアクティブ・ライドコントロール・サスペンションを初採用。

ダンパー内に2つの油圧バルブを設けた電子制御のアダプティブダンピングシステムにより、伸び側と縮み側の減衰力を独立して制御し、コーナリングや車線変更時のロールを瞬時に抑制することで、メルセデスAMGならではの人馬一体感に満ちた俊敏かつ正確なハンドリング特性をもたらすという。

バンプ走行時は、路面の凹凸をサスペンションが吸収することでボディの揺れを抑制。快適性と走行安定性を向上させることに加え、極めて幅広いスプリングレートが得られるため、車両が激しく傾くような状況でも各車輪が地面とのコンタクトを保ち、トラクション、登坂能力および快適性を高める。

AMGダイナミックセレクト

ドライブ、トランスミッション、エグゾーストシステム、サスペンションなどの設定を統合制御するAMGダイナミックセレクトを標準装備。

オンロード走行プログラムの「スリップリー(滑りやすい路面)」「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」「インディヴィジュアル」とオフロード走行プログラムの「サンド」「トレイル」「ロック」の計8つの走行モードによって、車両の特性を瞬時に切り替えることが可能となる。

これにより、モードを切り替えるだけで、快適なクルージングからスポーツ走行、そしてオフロード走行まで、走行シーンに合わせて様々なキャラクターを味わうことができると表現した。

さらにAMGダイナミックセレクトの機能の1つとして、AMGダイナミクスを搭載。

AMGダイナミックセレクトで選択したモードに応じて、ESPや前後トルク配分、ステアリング特性が切り替わり、走行状況や好みに応じてハンドリング特性をより幅広く調節することができるため、走行安定性とドライビングダイナミクスのバランスを思いのままに操ることが可能となったと締めくくっている。

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みんなのコメント

1件
  • nam********
    細かいアップデートは良い
    でも純内燃エンジンも残して欲しかった
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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