アルファタウリは今季、角田裕毅のチームメイトが目まぐるしく変わる、そんな1年だった。
シーズン序盤は、レギュラー参戦1年目のニック・デ・フリーズが角田のチームメイトを務めた。2022年、欠場したアレクサンダー・アルボンの代役としてウイリアムズのマシンを駆り、いきなり入賞してみせた速さ、そしてフォーミュラEやFIA F2でのチャンピオン獲得経験もあったため、大きな期待がかかっていた。
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しかし蓋を開けてみると大苦戦。確かにアルファタウリのマシンAT04の出来が悪かったという点もあるが、それでも角田の後塵を拝することが多く、第11戦いギリスGPを最後に更迭されることになった。
この間、角田は10位入賞2回。それ以外にも11位が3回、12が1回と、マシンのパフォーマンスが厳しい中でも、奮闘してみせた。デ・フリーズはモナコでの12位が最高位であり、それ以外は14位が3回あるくらい。角田との差は明らかだった。
■アルファタウリ:角田裕毅vsニック・デ・フリーズ
獲得ポイント:TSU 2ポイント vs DEV 0ポイント
決勝結果vsチームメイト:TSU 8勝 vs DEV 2勝
予選結果vsチームメイト:TSU 8勝 vs DEV 2勝
優勝:TSU 0勝 vs DEV 0勝
ポールポジション:TSU 0回 vs DEV 0回
表彰台:TSU 0回 vs DEV 0回
最高位:TSU 10位(2回) vs DEV 12位(1回)
リタイア:TSU 0回 vs DEV 2回
ファステストラップ:TSU 0回 vs DEV 0回
入賞回数:TSU 2回 vs DEV 0回
F1スプリントvsチームメイト:TSU 1勝 vs DEV 1勝
F1スプリント優勝回数:TSU 0勝 vs DEV 0勝
スプリントシュートアウトvsチームメイト:TSU 2勝 vs DEV 0勝
F1スプリント表彰台:TSU 0回 vs DEV 0回
■角田裕毅vsリカルド
デ・フリーズの後任として角田のチームメイトを務めたのは、グランプリ通算8勝の実績を誇るダニエル・リカルドだった。リカルドは昨年限りでマクラーレンのシートを失い、今シーズンはレッドブルにサードドライバーとして復帰していたが、デ・フリーズが更迭されたことにより、ふたたび最前線に戻ってくることになった。
しかし復帰3戦目となるオランダGPのフリー走行中にクラッシュし、手首を骨折。欠場を余儀なくされることになった。
アメリカGPで復帰し、2戦目となるメキシコシティGPでは、アルファタウリのマシンのパフォーマンスが急上昇したことも重なって予選4番手、決勝7位と、今季唯一の入賞を手にした。
一方角田は、特にシーズン後半に優れたパフォーマンスを披露。8位2回、9位1回を記録し、さらにサンパウロGPのスプリントでは6位フィニッシュを果たしてみせた。アメリカGPでは、ファステストラップも記録し1ポイントを手にした。
ふたりの対決も、怪我やブランクという不利な点があったものの、角田の圧勝と言うことができるだろう。
■アルファタウリ:角田裕毅vsダニエル・リカルド
獲得ポイント:TSU 15ポイント vs RIC 6ポイント
決勝結果vsチームメイト:TSU 4勝 vs RIC 3勝
予選結果vsチームメイト:TSU 4勝 vs RIC 3勝
優勝:TSU 0勝 vs RIC 0勝
ポールポジション:TSU 0回 vs RIC 0回
表彰台:TSU 0回 vs RIC 0回
最高位:TSU 8位(2回) vs RIC 7位(1回)
リタイア:TSU 1回 vs RIC 0回
ファステストラップ:TSU 1回 vs RIC 0回
入賞回数:TSU 4回 vs RIC 1回
F1スプリントvsチームメイト:TSU 1勝 vs RIC 1勝
F1スプリント優勝回数:TSU 0勝 vs RIC 0勝
スプリントシュートアウトvsチームメイト:TSU 1勝 vs RIC 1勝
F1スプリント表彰台:TSU 0回 vs RIC 0回
■角田裕毅vsローソン
怪我をしたリカルドの代役を務めたのが、スーパーフォーミュラの参戦中のリアム・ローソンだった。
ローソンはリカルドが怪我をしたことで、オランダGPは急遽土曜日から走行。それでも13位でフィニッシュし、続くイタリアGPでも11位、シンガポールGPでは9位入賞、日本GPでも11位に入った。
この間の決勝結果では、ローソン4勝に対して角田1勝と、ローソンに軍配があがる。ただ、イタリアではマシントラブルでスタートできず、シンガポールはレッドブルのセルジオ・ペレスと接触したことでリタイアと戦えなかった。オランダと日本は、戦略によって後退した印象が強い。
そのあたりを加味すれば、成績的にもイーブンというところか? ただローソンとしては、角田を打ち負かすことで、自身がF1デビューに相応しい存在であることを内外に向けてアピールしなければいけない、そんな数戦だった。
■アルファタウリ:角田裕毅vsリアム・ローソン
獲得ポイント:TSU 0ポイント vs LAW 2ポイント
決勝結果vsチームメイト:TSU 1勝 vs LAW 4勝
予選結果vsチームメイト:TSU 4勝 vs LAW 1勝
優勝:TSU 0勝 vs LAW 0勝
ポールポジション:TSU 0回 vs LAW 0回
表彰台:TSU 0回 vs LAW 0回
最高位:TSU 12位(1回) vs LAW 9位(1回)
リタイア:TSU 2回 vs LAW 0回
ファステストラップ:TSU 0回 vs LAW 0回
入賞回数:TSU 0回 vs LAW 1回
F1スプリントvsチームメイト:TSU 1勝 vs LAW 0勝
F1スプリント優勝回数:TSU 0勝 vs LAW 0勝
スプリントシュートアウトvsチームメイト:TSU 0勝 vs LAW 1勝
F1スプリント表彰台:TSU 0回 vs LAW 0回
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みんなのコメント
ガスリーの後釜。
不調のぺレスの後釜。
角田の後釜。
ホンダ撤退と同時に
角田を後押しするような
思惑はどんどん無くなって。
でも現状はホンダなしでは立ち行かない。
角田以外を流れに乗せたいが
なかなかうまくいかなかった。
角田を切る決定的な理由も見いだせず。
相棒はローソンでもいいが
チームが若手と若手を避けているのでね。
ベレスを更迭してレッドブルに上がっているか
他チームからエースとして引き抜かれている