現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > あれ? 2024年のF1エントリーリスト公開もアルファタウリの名前はそのまま。新名称の公開はまだ先に

ここから本文です

あれ? 2024年のF1エントリーリスト公開もアルファタウリの名前はそのまま。新名称の公開はまだ先に

掲載
あれ? 2024年のF1エントリーリスト公開もアルファタウリの名前はそのまま。新名称の公開はまだ先に

 2024年のF1エントリーリストが公開されたが、名称が変更される予定だったアルファタウリは『スクーデリア・アルファタウリ・RB』として掲載された。

 2シーズン続けてドライバーやカーナンバーの変更がないのは初めてであり、公開されたエントリーリストにはアストンマーチンのタイトルスポンサー変更や、旧アルファロメオだったチーム(ステーク・F1チーム・キック・ザウバー)の新名称以外、目新しいものはほとんどない。

■F1の2024年エントリーリストが公開。名称刷新が噂されるアルファタウリは『アルファタウリ RB』と記載。アルファロメオ外れるザウバーは『キック・ザウバー』

 アルファタウリとして4シーズンを過ごしたチームは、ほぼそのまま『スクーデリア・アルファタウリ・RB』と、末尾に”RB”が加えられただけでエントリーリストに掲載されている。

 通常、エントリーリストの公開は、新たな名称が明らかとなる最初のタイミングだと言えるが、スポンサーなどの要件により、チームがFIAと合意して正式名称の公開を待つこともある。

 エントリーリストがアルファタウリのままだったからといって、来シーズンもこのチームがアルファタウリとしてシーズンを戦う可能性は殆ど無いだろう。

 motorsport.comの取材に応じたアルファタウリのピーター・バイエルCEOは先月、名称変更の計画について次のように語っている。

「アイデンティティは一般的なものになる」

「アイデンティティは、トロロッソがそうだったようにレッドブル・ファミリーに再び近づくことだ。しかし、それはネーミングライツ・パートナーとともに登場することになる」

「社名を変え、アイデンティティやロゴ、すべてを変えてリブランドし、再出発する」

「チーム名、アイデンティティは株主によって決定された。そして、私はそれを共有することなく抱え続ける必要がある」

 バイエルは来季から、新しいアメリカのスポンサーがつくことを示唆している。

「我々は現在、アメリカでの”トラクション”が非常に強いので、お互いに好意を抱いている2社を見つけることができた」

「ふたつの大きな新パートナーとは、とてもとても良いミーティングができた。彼らはお互いをよく理解していた。すぐに打ち解けた」

「我々はいつ発表するか、どうするかを話し合った。FIAのエントリーフォームがあり、カラーリングのプレゼンテーションがある」

「彼らはブレインストーミングを始めたので、実は怖くなったんだ! 彼らはとてもアイデアをいくつか持っている。我々が考えていたよりも、大きなことを考えているんだ」

 バイエルの言うアメリカのスポンサーは、エントリーリスト公開の時期は、新チーム名を発表する最適なタイミングだとは考えなかったようだ。

 そのタイミングはいつになるのか……もうしばらくお預けとなりそうだ。

こんな記事も読まれています

『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
『絶対完走』の重圧に耐えた勝田。来季シートがかかっていたことを示唆【ラリージャパン後コメント】
AUTOSPORT web
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 後編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
中型からステップアップ 人気の“ミドルクラスネイキッド”スズキ「SV650」とカワサキ「Z650RS」どっちを選ぶ?【スペックでライバル比較】
VAGUE
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
ラリージャパンで一般車の侵入という衝撃トラブルが発生! SSのキャンセルもあるなかトヨタ勢は2・3・5位に着ける
WEB CARTOP
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
米国にある「廃車の山」で見つけたお宝 40選 前編 ジャンクヤード探訪記
AUTOCAR JAPAN
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
サーキット派に朗報! ウェッズスポーツ「TC105X」に16インチの新サイズ登場…マツダ「ロードスター」や走りのFF車にオススメです
Auto Messe Web
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
【ラリージャパン2024】最終ステージでトヨタが逆転! マニュファクチャラーズタイトル4年連続獲得、豊田章男会長「感動という共感を生んだ」
レスポンス
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
1度の運転では好きになれない シトロエンCX 5台を乗り比べ(2) GTiにファミリアール 仏大統領も愛用
AUTOCAR JAPAN
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
独創的な「近未来」フォルム! シトロエンCX 5台を乗り比べ(1) モデル名は空気抵抗係数から
AUTOCAR JAPAN
4連覇を決めたフェルスタッペン「苦しいシーズンの中で多くのことを学んだ。だからこそ特別だし、誇らしい」
4連覇を決めたフェルスタッペン「苦しいシーズンの中で多くのことを学んだ。だからこそ特別だし、誇らしい」
AUTOSPORT web
【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
【ポイントランキング】2024年F1第22戦ラスベガスGP終了時点
AUTOSPORT web
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
カワサキ新型「レトロスポーツモデル」に反響多数!「古き佳き」スタイリングが“現代”に刺さる!? 玄人も注目する“バイクらしさ”を味わえる「W230」とは?
くるまのニュース
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
「ジャガー」のブランドロゴが大胆に変更! 英国の名門ブランドはどこに向かう? まもなく登場する“新たなコンセプトカー”とは
VAGUE
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
村民の力で蘇った昭和のボンネットバス! 熊本県・山江村の宝物マロン号がロマンの塊だった
WEB CARTOP
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
本物の贅沢──新型ロールス・ロイス ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズII試乗記
GQ JAPAN
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
道東道直結の“新道”がついに完成! 高速道路開通と同時に国道「8.8kmバイパス」の残り区間が拡幅
乗りものニュース
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
[サウンドユニット・選択のキモ]メインユニット編…交換する意義を考える!
レスポンス
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
【F1分析】速いチームがコロコロ変わる。実に難解だったラスベガスGP。鍵はもちろん”タイヤの使い方”だけど……
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村