■コロナ禍で注目されるキャンピングカー
新型コロナ禍で注目が集まるキャンピングカーですが、日本では「ハイエース」をベースとしたバンコンが主流です。
しかし、キャンピングカーの本場アメリカでは、同じバンコンでも1600万円の豪華版が登場しています。
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新型コロナウイルスの影響で、海外はおろか国内旅行もはばかられる昨今、にわかに注目が集まっているのがキャンピングカーです。
折からの車中泊ブームも手伝って、国内でもさまざまなキャンピングカーが登場しています。
キャンピングカーには大きくわけて「キャブコン」と「バンコン」が存在します。
キャブコンは中型トラックなどをベースとしたもの、バンコンはバン、おもにトヨタ「ハイエース」や日産「キャラバン」などをベースとしたものです。
かつては、キャンピングカーといえばキャブコンを指したものですが、近年では、運転のしやすさやカスタムのしやすさからバンコンが主流となっています。
また、より気軽にキャンピングカーライフを楽しめる、軽トラックや軽バンをベースとした「軽キャンパー」も増えています。
日本では道路事情や車庫事情などから、比較的小型のキャンピングカーが人気ですが、キャンピングカーの本場アメリカでは、「モーターホーム」と呼ばれる、もはや家そのものといえるものも少なくありません。
大型バスや大型セミトレーラーをベースにした巨大なものも存在する一方で、日本同様バンコンタイプのものも多くあります。
アメリカで人気のバンコンベース車両のひとつが、メルセデス・ベンツ「スプリンター」です。
日本では高級車ブランドとしての印象が強いメルセデス・ベンツですが、欧州や北米では商用車も販売しており、スプリンターも定評があるモデルです。
国産商用バンの代表格であるハイエース同様、スプリンターにも多くのバリエーションがありますが、もっともベーシックな仕様は3万6355ドル(約396万円)からとなっており、ベース車両としやすい価格となっています。
ロングホイールベース仕様などのバリエーションが用意されている点も、ハイエースと同様です。
■もはやホテル!な高級キャンピングカー
日本で主流のハイエースベースのキャンピングカーは、新車価格で500万円から800万円程度のものが多く、1000万円を超えるものはほとんどありません。
しかし、アメリカではスプリンターベースの高級キャンピングカーが1600万円を超える価格で販売されています。
「アルティメット・トイ(究極のおもちゃ)」という企業が販売するこのキャンピングカーは、外見そのものはベース車両のスプリンター(2022年モデルのロングホイールベース仕様)と大きく変わりません。
しかし、スライドドアを開けると、そこには高級ホテルのような豪華な空間が広がります。
まず目に入るのは、2席の回転式キャプテンシートです。運転席と助手席を合わせると、4席の独立したシートが存在することになり、快適な空間で移動することができることがわかります。
キャプテンシートの後方には、両サイドに3人掛けのカウチソファが用意されています。
このソファを展開すると、クイーンサイズと同等のベッドとなり、大人2名と子どもが寝られる余裕スペースがあります。
運転席の上部と車両後部にはディスプレイが設置されており、テレビやインターネットコンテンツを楽しむことができるほか、Wi-Fiも完備されています。
最大の注目は、車両の最後部にあります。仕切りで区切られた最後部にはキッチンとトイレ、シャワー設備が備わっており、車内外からアクセスすることができます。
決して広い空間ではないものの、設備そのものは家庭用のものと遜色なく、不自由な思いをすることは少ないでしょう。
スプリンターベースのキャンピングカーはこれまで少なくありませんでしたが、その多くは事実上2人程度の利用しか想定されておらず、家族でキャンプやレジャーを楽しむにはやや不便でした。
しかし、このアルティメット・トイ社製スプリンターは、最大で10名の乗車が可能であり、家族4人では十分なスペースが用意されています。
仕様によって多少上下するものの、このスプリンターの価格はおよそ1600万円となっています。
決して安くはありませんが、メルセデス・ベンツの高級SUV「GLS」や「Gクラス」の上級仕様と同等の価格と考えると、決して高すぎるということはないかもしれません。
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みんなのコメント
元々、ウェストファリアという職人の集団がキャンピングカーの製造をやってた頃は、殆どディーゼル車が多かったが、リーマンショックで職人達が散り散りバラバラに成って、ウェストファリアは名前だけ残して一時的に消滅した。
散り散りバラバラに成った職人達をメルセデスが囲って作らせたモノなら評価は出来るけど、単なるショーモデルや展示用に作られたモノだとしたら、実際の使い勝手は良くないかも?