■EZ-6は日本でも販売される?
マツダが北京モーターショー2024で発表した「EZ-6」は、同じタイミングで日本販売を終了した「マツダ6」の事実上の後継モデルではないかとウワサされています。
果たして、実際にEZ-6が日本に導入される可能性はあるのでしょうか。
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2024年4月、中国・北京で開催された北京モーターショー2024において、マツダは新型セダンのEZ-6を世界初公開しました。
EZ-6は長安マツダによって開発・製造がおこなわれ、パワートレインはBEVとPHEVのみが設定されています。
マツダの毛籠勝弘社長は、「(EZ-6は)マツダの強みと長安汽車の電動技術を融合させた最新の電動車」とし、「今後もマツダは、先進的なクルマを嗜好する中国のお客様のご要望に応えるマツダらしい商品の導入により、中国ビジネスを反転攻勢するべく、長安汽車とともに取り組んで参ります」とコメントしています。
こうした点から、EZ-6が中国市場を意識したモデルであることは明らかです。
一方で、マツダと長安マツダは2024年8月に電気自動車輸出協力協定に調印し、長安マツダで生産されるBEVやPHEVを今後グローバル市場へと輸出することを発表しました。
そして、EZ-6がその第一弾として2024年秋にも欧州に展開されています。
実際、近年では中国で生産されたモデルが海外へと輸出されるケースはめずらしくなく、日本にもBYDの各モデルやホンダ「オデッセイ」などが中国から輸入されています。
そんなEZ-6ですが、日本に導入される可能性は無いのでしょうか。
2024年9月にはマツダ本社ショールームにEZ-6が展示されており、すでに「日本上陸」を果たしています。
一方、2024年11月15日に開幕した広州モーターショー2024での長安マツダブースでは、中国の販売店関係者と思われる一向がマツダの広島本社を訪れるようすを映した動画が放映されていました。
そこから推測されるのは、日本で展示されたEZ-6はあくまで中国の販売店関係者をもてなすためのツールのひとつであり、EZ-6が日本に導入されることを示すものではないということです。
こうした中でインターネット上には「EZ-6は『マツダ6』の後継では?」という声が根強く見られます。
たしかに、EZ-6のボディサイズは全長4921mm×全幅1890mm×全高1485mmはマツダ6と近く、その高級感あふれる内外装はフラッグシップセダンと呼ぶにたるものです。
そして、EZ-6の発表と前後してマツダ6は日本販売を終了しており、その後マツダのフラッグシップセダンの座は「空位」となっています。
一方で、EZ-6を日本で販売するとなると、いくつかの課題があるのも事実です。
たとえば、日本市場はBEVやPHEVのシェアが低く、さらにはセダンの人気も低迷しているという点です。
また、全幅が1890mmという点も日本の道路事情にマッチしているとは言えません。
中国生産モデルであるという点についても、日本のユーザーがどのような反応を示すのかは未知数です。
こうしたリスクを考えると、当面の間は、一定の販売台数が見込まれる中国や欧州を優先するものと見られます。
ただ、マツダの発表を見る限り、中国と欧州以外の市場へもEZ-6を展開することを想定しているのは明らかです。
そのなかに日本が含まれているのかどうかは現時点では不透明であり、マツダによる公式なアナウンスが待たれるところです。
※ ※ ※
2024年10月、EZ-6は世界に先駆けて中国での販売を開始しました。
現地における価格は13万9800元(約295万円)から17万9800元(約380万円)と、中国で高い人気を誇るテスラ「モデル3」などと同等の競争力のある価格となっています。
もし、日本でもこれに近い価格で販売できるのであれば、多くのユーザーから注目を集めることは間違いなさそうです。
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