富士スピードウェイ株式会社、東和不動産株式会社(4月27日より『トヨタ不動産株式会社』へと社名を変更)、トヨタ自動車株式会社は、富士スピードウェイを中心とした体験型複合施設『富士モータースポーツフォレスト』プロジェクトを推進していくと発表した。
このプロジェクトは、東和不動産単独の事業「モータースポーツビレッジ計画」として推進されていたものに、富士スピードウェイやトヨタ自動車が加わり、より規模が拡大されたモノだと理解していいだろう。
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この日行なわれた会見には、GRカンパニーの佐藤恒治プレジデント、東和不動産の山村知秀社長が登壇。佐藤プレジデントは、「モビリティとモータースポーツの魅力を知り、楽しみ、参加することで、人生をより豊かに、幸せになっていただける『大人の遊び場・社交場』を目指します」と語った。
この富士モータースポーツフォレストは、モータースポーツを起点とした街づくりをしていくという。国際サーキットである富士スピードウェイでは、レース開催日以外にも、バギーの試乗やドライビングレッスンを実施。レーシングドライバーも議論に参加し、新しいモータースポーツとの触れ合いを提案していくとのこと。
最終コーナーアウト側に建設されている「富士スピードウェイホテル」は、日本初上陸ブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」として、時代を象徴するレーシングカーを展示する「富士モータースポーツミュージアム」と共に、2022年秋に開業予定となっている。他にも気軽に立ち寄れる温浴施設やレストランなども構想されているようだ。
また、レーシングチームのガレージが集まるエリアも2023年以降、徐々にオープン。富士スピードウェイには、すでにROOKIE Racingのガレージが移転されているが、さらに多くのチームのガレージなどが順次、開業予定だとしている。
このエリアでは、普段は見ることができないプロレーシングチームのガレージ特別見学ツアーや、メーカーファクトリーなどのイベントが行なわれる。ドライバー、エンジニア、メカニックの動きを間近に感じることができ、クルマ好きの大人はもちろん、子供たちにとっても忘れられない体験になるはずだ。
このガレージは、特にトヨタの豊田章男社長が思いがこもったアイデアだという。多くの人々が情熱を持って守ってきた文化であるモータースポーツに対する憧れや、関心がより深まっていくことで、未来につなげていけるようなハートの温まる場作りを目指すという。
種から”森”を作り、それを多くの人たちと今後に向けて育て、守っていくことで未来につなげていくという思いが込められているという富士モータースポーツフォレスト。今後の可能性を楽しみにしたい。
豊田章男(トヨタ自動車社長・東和不動産会長)メッセージ
「1966年5月3日、初めて富士スピードウェイで日本グランプリ決勝レースが行なわれた日です。56年前のその日、ちょうど10歳の誕生日を迎えた私は父に連れられ、富士のパドックにいました。エンジンの爆音やファンの歓声は、なんだか興奮するプレゼントだったということをよく覚えています。クルマを前にした”おじさんたち”は、ものすごく真剣だったり、でも、とても楽しそうだったり、そんなことも思い出されます。こんな原体験が私を”クルマ大好きおじさん”、”モータースポーツ大好きおじさん”のモリゾウに育ててくれたのだと思います」
「『こんな原体験を、今の子供たちにもしてほしい……』富士モータースポーツフォレストには、そんな想いを詰め込もうとしています。そして、モータースポーツの現場で働く人が、もっとイキイキと働けるような場所にしていきたい……同じ思いをもったレーシングチームが、この地に集まれるようにしていきたい……フォレストに込めた思いを挙げればキリがありませんが、モータースポーツを楽しむ人も、モータースポーツで働く人も、大人も子供も、この富士の地に来たい! と思ってもらえるような場所にしてまいります」
「自動車産業の発展にモータースポーツは不可欠です。そのためにもモータースポーツの未来に向けた種を、たくさん、この地に撒いていきます。それぞれの成長スピードはバラバラですが、多くの人に楽しんでいただける素敵な森になるよう大切に育てていければと思っております」
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F1は…富士じゃ無理かな