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ACシュニッツァー、MINI初のフルEV「クーパー SE」のチューニングプログラムを発表

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ACシュニッツァー、MINI初のフルEV「クーパー SE」のチューニングプログラムを発表

MINI Cooper SE by AC Schnitzer

MINI クーパー SE by ACシュニッツァー

ACシュニッツァー、MINI初のフルEV「クーパー SE」のチューニングプログラムを発表

MINI初のフルEVをスポーティにチューニング

BMWを中心にカスタムメニューを展開するACシュニッツァーが、MINIブランド初の量産電気自動車モデル「MINI クーパー SE」のチューニングプログラムを発表した。

MINI クーパー SEは、BMW i3から流用された電動パワートレインを搭載し、駆動方式はFWDを採用。システム最高出力は135kW(184hp)・最大トルク270Nmを発揮し、0-60km/h加速3.9秒、0-100km/h加速は7.3秒、最高速度150km/hというスペックを持つ。

この電動3ドアハッチバックをベースに、ACシュニッツァーによりスポーティな味付けが施された。

MINIの個性を活かしたエクステリア

エクステリアは、MINIブランドのアイコンとも言える特徴的なフォルムを崩すことなく、よりスポーティにモディファイ。一番の特徴となるのが、簡単に装着できる「ブラック・フロントスプリッター」だろう。

フロントスプリッターの追加により、低いアピアランスを手にしただけでなく、フロントアクスルのダウンフォースレベルが大幅に向上した。ASAポリマー製スプリッターは追加塗装不要で、フェンダーアーチに違和感なく装着することが可能。高い強度や剛性に加えて、優れた耐候性も特徴となる。

標準では傷のつきにくいマットブラックとなるが、グロス加工もチョイス可能。ASAポリマーに表面処理を施すことで、希望のカラーにペイントすることもできるという。このほかにも「リヤスカート保護フィルム」や、ボディサイドに取り付け可能な“AC Schnitzer”エンブレムも用意されている。

重量増に合わせた足まわりのローダウン化

電動パワートレインの搭載により、内燃機関モデルよりも大幅に重量が増加したMINI クーパー SE。これに合わせて、専用のサスペンション・スプリングキットが開発された。フロントが25~35mm、リヤが20~30mmのローダウンが可能で、ドライビングダイナミクスと、コーナリング性能が大幅にアップ。特にコーナリング時における回頭性や、危険回避時の安全性が向上している。

ホイールは19インチ「AC1」軽量鍛造アロイホイールを装着。ホイールのインチアップを行っても快適なドライビングを維持するため、ACシュニッツァーはランフラットタイヤではなく、あえてコンベンショナルなタイヤを採用した。

インテリアには、高品質アルミニウム製パーツを数多くラインナップ。ACシュニッツァー・ペダルセット、「iDrive」システムのコントローラー用アルミカバーなどの装着が可能だ。

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