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ミニバン版クラウン? トヨタ新型「クラウンヴェルファイア」が激アツ 大注目の海外ミニバン3選

掲載 更新 23
ミニバン版クラウン? トヨタ新型「クラウンヴェルファイア」が激アツ 大注目の海外ミニバン3選

■最低地上高を上げた“SUVミニバン”がトヨタから登場?

 2021年4月19日に上海モーターショー2021が開幕し、トヨタの中国の合弁企業である一汽トヨタから「クラウンヴェルファイア」が発表されました。

【画像】クラウンがまさかのミニバン化!? トヨタ新型「クラウンヴェルファイア」などを見る(30枚)

 このほかにも、2021年の春には海外で販売されるミニバンにおいて、日本のユーザーからも注目されるモデルが多数登場。そこで今回は、海外で販売されるミニバンのなかから、注目度の高い3車種をピックアップして紹介します。

●一汽トヨタ「クラウンヴェルファイア」

 一汽トヨタはかつて中国仕様のクラウン(セダン)を販売していた経緯があるほか、以前は中国仕様の「ヴェルファイア」を取り扱っていました。

 そんななか、一汽トヨタは上海モーターショー2021でヴェルファイアにクラウンブランドを付与したクラウンヴェルファイアを発表。同時発表されたクラウンブランドのSUV「クラウンクルーガー」とあわせて注目を集めました。

 クラウンヴェルファイアは全車7人乗り仕様という設定で、フロントフェイスにはトヨタのエンブレムに変わって王冠のエンブレムが据えられています。

 そのほか、ナビ画面やメーター内の液晶にも王冠のエンブレムが表示されるほか、車内に開放感を与えるツインムーンルーフが全車に標準装備されるなど、装備も豪華となっています。

 ちなみに2021年5月現在、日本仕様のヴェルファイアおよび姉妹車のアルファードにおいて、ツインムーンルーフが標準装備されたグレードはなく、タイプ別オプション設定です。

 また、日本仕様のヴェルファイアおよびアルファードは、ハイブリッド仕様のほかに2.5リッター直列4気筒や3.5リッターV型6気筒などガソリン仕様がありますが、中国のクラウンヴェルファイアはハイブリッド仕様のみの設定となっています。

●トヨタ「シエナ ウッドランド・スペシャル・エディション」

 2021年4月27日に、トヨタのアメリカ法人は現地で販売する「シエナ」の特別仕様車「シエナ ウッドランド・スペシャル・エディション」を発表しました。

 トヨタの海外専売ミニバンとして存在するシエナは、現行モデルが2020年5月に登場。

 ボディサイズは全長5174mm×全幅1994mm×全高1740mm(LEグレード)で、全長および全幅は日本で販売されるアルファード(全長4950mm×全幅1850mm×全高1935-1950mm、Sグレードの場合)より大きいです。

 アメリカのほかに台湾や韓国でも投入されているほか、歴代モデルで初めてハイブリッド専用車となりました。

 そんななか、アメリカで登場したシエナ ウッドランド・スペシャル・エディションは、4WD仕様のシエナをベースとして、最低地上高を拡大。未舗装路でも安心して走行できるミニバンとして登場しました。

 もともと3500ポンド(約1588kg)のけん引能力を持つシエナですが、シエナ ウッドランド・スペシャル・エディションではけん引用ヒッチも標準装着されているほか、クロスバー付きのルーフレールや1500Wを給電できるコンセントを装備して、よりアウトドアに適した仕様となっているのが特徴です。

 また、ボディカラーは「ミッドナイトブラック・メタリック」のほかに専用色の「セメント」の設定があるほか、ダーククローム色の差し色や専用仕様のシートの採用により、内外装でも個性を主張します。

 2021年現在日本で販売されるミニバンにおいて、最低地上高の高さを売りとしたミニバンは三菱「デリカD:5」程度と車種数は多くない状況ですが、今後日本でもSUVテイストのあるミニバンが登場すると、ユーザーの新たな選択肢として注目されるかもしれません。

■個性派フェイスが特徴!? 全長5.2m超えの超大型ミニバンとは?

●ヒュンダイ「スターリア」

 韓国の自動車メーカーのヒュンダイは、2021年4月13日に新型MPV(Multi Purpose Vehicle)の「スターリア」を正式発表し、4月15日に韓国国内で発売しました。

 日本のミニバンには見られない個性的なフロントフェイスが特徴で、3月17日の内外装デザインの公開時から、日本のユーザーの間でも注目を集めています。

 スターリアのボディサイズは全長5255mm×全幅1995mm×全高1990mmで、前述のシエナよりさらに全長が大きいモデルとなります。高い全高を活かし、室内高は1379mmを確保したということです。

 モデルは豪華版の「スターリアプレミアム」(韓国市場名:スターリアラウンジ)と通常版のスターリアという2種類が存在。

 乗車定員の設定は幅広く、韓国市場においては、スターリアプレミアム(スターリアラウンジ)は7人乗りと9人乗り、標準版のスターリアは乗用モデルで9人乗りと11人乗り、商用モデルで3人乗りと5人乗りが設定されます。

 スターリアプレミアムの外観は、立体的なメッシュパターンのフロントグリルと、片側8つのアイスキューブ状にデザインされたLEDヘッドライト&ウインカー、横に細長いデイライトが特徴。

 標準版のスターリアは、横長のデイライトは共通したうえで、ボディ同色のフロントグリルを採用。シンプルかつ一体感のあるデザインに仕立てられています。

 内装においては、インパネ中央の10.25インチインフォテインメントディスプレイや10.25インチのデジタルメーター(モデル別設定)が先進性を演出。

 韓国向け仕様で搭載されるエンジンは、2.2リッターディーゼルが採用されているほか、3.5リッターLPGエンジンも追加投入される予定です。

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みんなのコメント

23件
  • 最近までクラウンアスリート乗ってましたが、クラウンのネームバリューが下がるのは悲しいものです。
  • ヴェルファイアが売れなくなったのは、オラオラ系路線を間違って進み続けたそのガンダムみたいなギラギラのカチカチのフロントマスクであり、クラウンのマークや名前を借りても全く意味がない。
    ヴェルファイアも今のルックスになる前はそこそこは売れていた。
    クラウンを沈みかけではなく沈んでる泥舟に乗せるのは可哀想。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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