ラグナセカで行なわれたインディカー第8戦は、5度のコーションが出る波乱のレースとなったものの、ポールポジションからアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)が今季2勝目をマークした。
95周で争われたレースは、1コーナーでいきなり2番手カイル・カークウッド(アンドレッティ・グローバル)がパロウを交わすというダイナミックな幕開けとなった。
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オープニングラップのクラッシュなども無く、首位に立ったカークウッド以下、先頭集団は僅差のまま周回を重ねていった。
レースが大きく動いたのは、各車が最初のルーティーン・ピットを終わらせてしばらく経った35周目。ルカ・ギオット(デイル・コイン)が単独スピンを喫してタイヤバリアに激突し、1度目のコーションが出た。このタイミングで上位のマシンが続々ピットインする中、パロウはステイアウトを選択した。
40周目にレースがリスタートされたが、ノーラン・シーゲル(アロー・マクラーレン)がスピンしたことで再度コーション。43周目に改めてリスタートが切られた。パロウはハイペースで飛ばし、コーション中にピットした組でトップとなったコルトン・ハータ(アンドレッティ・グローバル)とのギャップを広げていった。
パロウは56周目に2度目のピットイン。ハータやアレクサンダー・ロッシ(アロー・マクラーレン)の後ろ3番手で復帰した。パロウは62周目のターン2でロッシのインをついて2番手に浮上すると、64周目にはラグナセカの名物コーナー、コークスクリュー手前でハータをインからオーバーテイク。首位を奪還した。
その後2周で3秒までリードを広げたパロウは、後続のライバルに合わせるような形で71周目に早めのピットイン。優勝に向けて万全の体制を築いた。
しかしここから波乱が続く。75周目にマーカス・アームストロング(チップ・ガナッシ)がコースオフして3度目のコーション。82周目にジャック・ハーベイ(デイル・コイン)にエンジントラブルが発生、90周目にはスピンしたキフィン・シンプソン(チップ・ガナッシ)にグレアム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン)が接触し、コーションとリスタートが繰り返された。
最後のリスタートは残り4周のところ。パロウは集中を切らさずうまく加速し首位を守ると、そのままトップチェッカーを受けた。2位はハータ、3位にはロッシが入った。
7月5~7日に開催される次戦ミッド・オハイオからは、導入が延期されていたハイブリッドエンジンを搭載してのレースとなる。
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