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ル・マン24時間レースの公開車検がスタート。初日は39台の車両とドライバーが市内に姿を見せる

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ル・マン24時間レースの公開車検がスタート。初日は39台の車両とドライバーが市内に姿を見せる

 2023年6月2日、第91回ル・マン24時間レースの公開車検1日目がル・マン市内のリパブリック広場で行われ、参戦する62台の車両のうち、39台の車両とドライバーが登場。マシン各部のチェックを含む車検や、装備品確認等の参加受付、記念写真の撮影などを行った。

■プジョー9X8の登場に拍手と歓声が起こる

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 1923年に第1回が行われたル・マン24時間レースは、今年が100周年記念大会。ハイパーカークラスに多数のマニュファクチャラーが参戦してくるというタイミングも合致し、前売りチケットが早々に売り切れるなど、例年にない盛り上がりを見せている。

 すでに1日からサーキットに隣接するミュージアムで100周年記念展示がスタートしたが、この日からはいよいよ2023年大会を戦うマシンがファンの眼前に登場。お馴染みとなった市内での2日間の公開車検がスタートした。

 あらかじめACOフランス西部自動車クラブより発行されたタイムテーブルに従い、市街地から南に数km離れたところに位置するサルト・サーキット(ル・マン24時間サーキット)から1台ずつマシンが広場へと運ばれ、各部の寸法などが計測されていく。

 一方、ドライバーたちはヘルメット・スーツ等装備品のチェック、公式写真の撮影、メディア対応などを行った後、ステージ上のトークショーに登場。その後、マシンとともにチームの記念写真を撮影する。合間には詰めかけたファンにサイン・写真撮影等の対応を行ってゆく。観客とマシン&ドライバーとの距離が非常に近く、また入場も無料とあって、初日から多くの熱心なファンがリパブリック広場へと詰めかけた。

 初日となった2日は終日晴れ。午前中こそ風がやや冷たく感じられたが、午後からは汗ばむ陽気となった。

 トップバッターはLMP2クラスのDKRエンジニアリング43号車のオレカ07・ギブソン。4番目には早くもハイパーカー勢の一角、ヴァンウォール・バンダーベル680が登場し、大きな注目の的に。プレマ・レーシング、チームWRTといったLMP2の強豪チームも午前中のうちに姿を見せた。

 昼前には、日本籍チームであるDステーション・レーシングの777号車アストンマーティン・バンテージAMRも登場。ドライバーの星野敏に話を聞くと「これまでで一番良い準備ができている」というから、期待が膨らむ。

 午後に入り、2台目のハイパーカーとなるハーツ・チーム・JOTAの38号車ポルシェ963も登場。JOTAの28号車オレカ07とともに2台のゴールドカラーのマシンが、ファンの注目を集めていた。

 午後はLMP2勢とLMGTEアマ勢が中心のスケジュールが組まれたが、この日のクライマックスは特別カラーをまとうプジョー9X8の2台、そして特別枠『ガレージ56』からエントリーする改造版NASCARのシボレー・カマロZL1となった。

 昨年のル・マン後にWECにデビューしたプジョー9X8は初の“母国凱旋”とあって、トレーラーからマシンが降ろされると詰めかけたファンから拍手と歓声が上がるという、珍しい光景も広がった。

 公開車検初日はIDECスポールの48号車オレカをもって終了。2日目となる3日土曜日は、ポルシェ、キャデラック、トヨタ、グリッケンハウスといったハイパーカー勢が一挙登場し、フェラーリ499Pの2台が大トリを飾る予定となっている。

 以下、車検初日の様子を写真でお届けしよう。












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みんなのコメント

6件
  • ハイブリッドになった頃から見てない
  • その昔、ル・マン出場車両は車検場まで公道を自走して行かなければいけないルールが有ったハズ。まぁ、現在の出場レースカーには無理なことですが...
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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