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【車高調11択乗り比べ!!】#10_アクシススタイリング・パーフェクトダンパーIII_有名ドコロのあの“足”を実際に乗って比べてみた!

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【車高調11択乗り比べ!!】#10_アクシススタイリング・パーフェクトダンパーIII_有名ドコロのあの“足”を実際に乗って比べてみた!

乗り比べインプレッション#10_AXIS STYLING

ミニバンだからこそ快適性に特化
家族もニッコリの車高調キット

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AXIS STYLING/PERFECT DAMPER III
アクシススタイリング/パーフェクトダンパースリー



スポーティな運動性能、限界レベルの低さなど、車高調に求められる要素は三者三様。そんな中、ドライバーのみならずパッセンジャーの声にも真摯に耳を傾けた「家族思いの乗り心地」というコンセプトで人気を集めているのがアクシススタイリングのパーフェクトダンパー。

その誕生への伏線は2010年まで遡る。同社で店長を務める石川さんは当時、他社の車高調を装着した20アルファードをマイカーとしていたが、ある時、運転中に後部座席で路面の凹凸に合わせて激しく揺れ動く子供の姿をルームミラー越しに目にし、ショックを受ける。

この出来事をきっかけに、快適性に特化した車高調作りに着手。4年の歳月をかけ、初代パーフェクトダンパーを誕生させる。

ミニバン本来の役割であるファミリーユースというファクターに正面から向き合った同製品は主に口コミを通じ、次第にファン層を拡大。

その後も本体構造やスプリングレートの見直しなど、定期的な改良が繰り返され、現在では第三世代となるパーフェクトダンパーIIIへと進化。ディーラーからの指名買いを受けるほどの信頼を得ている。

快適性を最優先した味付けということで、フワフワとソフトな仕上がりを想像する人もいるかも知れないが、実際の走行フィールには引き締まったダイレクトさがあり、ワインディングでの不快なロールの振り返しも適切に抑制。

中でも印象的だったのが、35扁平というロープロファイルタイヤ(取材車)でも、路面の段差を越える際に生じるカドの立った突き上げ感がいたってマイルドに収められていたこと。まさしく、家族もニッコリの乗り味と言える。

この他、パーフェクトダンパーには車重が重いハイブリッドおよびガソリン4WD車用としてケース本体を一回り大径化した「プレミアム」もラインアップ。標準の「III」に対しさらに推奨ダウン量を抑えるなど、こちらもアクシススタイリング独自の視点に基づいた設計思想が盛り込まれている。

AXIS STYLING/PERFECT DAMPER III


メーカー推奨値として、45mmダウンの状態で出荷されるパーフェクトダンパーIII。タイヤのサイドウォールとフェンダーアーチとの隙間がキッチリ埋まり、なおかつ実用面への影響も少ない、絶妙の高さが魅力。
【SPECIFICATION】
■対応:トヨタ車
■価格:17万8000円~
パーフェクトダンパーIIIは今回取材を行なった30系アルファードの他、80系ノア/ヴォクシー/エスクァイア、50系エスティマ(もちろん、ヴェルファイアも)など、トヨタのミニバンを幅広くカバーしている。
減衰力の調整幅は15段階。一段ごとの違いが明確に分かるように設計されているため、好みの設定が見つけ易い。
オレンジ&ゴールドのカラーがパーフェクトダンパーの特徴。ケース本体には特殊メッキコーティングが施され、腐食や固着を防止。

推しポイント
簡単に取り付けできる純正アッパー付きも設定
基本キットはアッパーマウント無しだが、純正ユニットからマウントを取り外すためには専用の工具が必要になる。そこでお勧めしたいのが、純正のアッパーマウント付きモデル。これならシンプルに脱着、交換作業のみでOKだ。

DEMO CAR_30系アルファード



本体の構造はフロントが複筒式、リアが単筒式。2年または4万kmの保証(メーカー規定に基づく)が付けられる点もウレシイところ。
【DEMO CAR DATA】

ホイール/ワーク・バルムンクBG2(21×9.5J+35)
タイヤ/ATRスポーツ(245/35R21)

アクシススタイリング 石川勝将さん
「生産規模は大手にはかないませんが、弊社はお電話を頂ければダンパーを作った張本人の私が直接応対します。疑問や要望を聞かせて頂きながら、今後もより良い製品作りに励みます!」。

問:アクシススタイリング 093-472-8858
http://axis-jp.com

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