■カーナビが音声案内を入れる基準は?
クルマで目的地に向かっていると、「およそ700m先を左方向です」「300m先を右方向です」というカーナビの音声案内が入ります。また「まもなく左方向」や「この先を左」と、具体的な距離がなく曲がり角を案内されることもあります。
この「この先○○m」という距離はカーナビメーカーによりばらつきはありますが、ほとんどのカーナビは「700m手前」と「300m手前」で案内するよう設定されているようです。
【画像】はぁ…!? これが「規格外のデカさ」が衝撃のカーナビです
丁寧なナビだと、ある曲がり角を示すために、「700m先を左方向」「300m先を左方向」「まもなく左方向」と3回にわけて案内する仕様も多くみられます。
ところで、最終案内となる「まもなく」や「この先」という言い方ですが、「ここで曲がって本当にいいのかな」と不安になるときがあります。特に、前方に曲がり角が複数見えるようなときは、目の前の角なのか奥の角なのかと迷うことが多くあります。
こうした状況で、なにか判断するコツはあるのでしょうか。
カーナビの仕様について、株式会社ホンダアクセスの担当者は次のように話します。
「各カーナビメーカーでは、該当の曲がり角に差し掛かった時に音やアナウンスを流したり、交差点までの残りの距離のカウントダウンをナビに表示するなど工夫しております」
運転中には、およそ2つの情報がカーナビ画面に表示されます。ひとつは、曲がる方向とその場所の名前を目的地まで順を追って示すもの。もうひとつは、直近に曲がる方向と場所の名前です。
曲がるべき角を知らせるチャイム音や、曲がり角までの距離の表示などはこうした情報とリンクして発生するので、画面が切り替わるタイミングなどを把握しておくとよいでしょう。
また、道路地図の表示方法もおよそ2通りあるので、状況に応じて使い分けましょう。ひとつは、クルマの進行方向に関係なく、常に北を上にして地図を固定表示する方法です。一方は、クルマの進行方向を上向きに固定表示し、それに合わせて地図が動きます。
なお、「その先左方向です、その先右方向です」とカーナビが続けて案内を入れることもあります。こうした場合は、ふたつの曲がり角がすぐ近いことがほとんどなので、連続してクルマを操作するように心を準備しておくとよいでしょう。
■案内が入ってから何分くらいで曲がり角に着くのか?
しかし、曲がり角に目安となる建物などがあれば分かりやすいのですが、そうでなければ曲がるタイミングを自分で掴まなくてはなりません。
たとえば、「およそ300m先を左方向です」と案内が入っても、その300mの距離感がわからないと、手前の信号で曲がったり通り過ぎたりしてしまいます。
それでは、「およそ300m先」とは、体感ではどれくらい先なのでしょうか。
まず、案内が入るタイミングについて、前出の担当者は次のように話します。
「あと300mで左折ですといった案内が終わったタイミングから300m走った地点で曲がるポイントがくるように設計しております」
案内が終わってから300m先ということは、時速45kmで走行していれば、案内が終わってから約24秒後に曲がるポイントに到着すると計算できます。そこで、一般道で時速40kmから50kmで走行すると想定すると、約20秒後から30秒後には着くといえそうです。
ただ、右左折する場合は当然、スピードを落とさなければなりません。そうするとあと何秒くらいというのは、計算と実際で多少ズレてきます。あくまで目安として知っておくとよいでしょう。
ちなみに、カーナビのルート案内はオーディオ音を下げたうえで流れるように設定されています。そのため、「ドライブ中に曲のサビ部分のいいところでナビの案内が入る」など、案内音声がわずらわしいという人もいるようです。
そうした場合は、オーディオ音を遮らないように、カーナビの音量を絞るとよいでしょう。とくに最近では、ETCなどからも広域の道路情報が音声で聞けるので、必要な情報以外の音量を下げるといったこともできます。
カーナビのなかには、県境を越えて違う都道府県に入った、記念の走行距離に達した、といったことでもアナウンスが入るものもあるので、ルート案内ではない不要な情報は設定を解除するのもよいでしょう。
※ ※ ※
スムーズなドライブのためには、ざっと地図に目を通して道順を把握するなど、事前に準備することも大切です。そうすることで、より効果的にカーナビの案内音声を利用できるでしょう。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
運営ブチギレ!? 一般車が「検問突破」何があった? 国際イベントでありえない"蛮行"発生! ラリージャパン3日目の出来事とは
斬新「日本の“フェラーリ”」に大反響! 「約700馬力のV8スゴイ」「日本なのに左ハンしかないんかい」「めちゃ高ッ」の声! 同じクルマが存在しない「J50」がスゴイ!
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
ついにトヨタ「新型セリカ」復活!? 次期8代目登場か… 中嶋副社長「セリカ、やっちゃいます。」宣言! 会長も後押し!? ラリージャパンで語られたコトとは
トヨタ本気の「小さな高級車」に驚きの声! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルに反響あり!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
近所にある大きい交差点、普通にほぼ直角の左折/右折と共に直進が斜め右方向になっているが、直進時も右折時もナビ案内はどちらも「右折方向…」と案内。
その為か、【右折専用車線で右折ウインカー出しながら】交差点内で直進車線にはみ出し(結果割り込み)直進するクルマも多々。
直進車線を直進していると、右側から幅寄せみたいに寄って来るクルマがあって危険極まりない!(恐らく本人はナビに従っているダケで何も思ってないかも)
道路自体は曲がっていても【道なり】と言う日本語があるんだから交差点では「道なり」と、交差点・路地がなければ何も案内しなくて良いのに!(怒)
最近のナビは処理速度が早いが、昔のナビは処理速度が遅いので、車の走行速度が速ければ曲がる所を過ぎてから指示されることもあった。