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2023年F1第14戦オランダGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

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2023年F1第14戦オランダGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2023年F1第14戦オランダGPの予選後、ポールポジション~5番手のドライバーが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手には、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が続いた。

■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
予選 5番手

2023年F1第14戦オランダGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

 ウエットそしてドライと、今日は簡単な予選ではなかった。だから5番手で予選を終えられたことには喜ぶべきだろう。非常に激しい予選だったし、ここはコースが狭いからほとんどミスをすることが許されず、とてもチャレンジングだった。このようなコンディションではガレージにいた7分間にコースの状況がどう変化したかが分からず、予測に頼る必要がある。でも、今日はそれがうまくいった。

 アップグレードはしっかり機能しているようだ。この週末にアップデートを投入するために全力を尽くしてきたキャンパスのみんなは素晴らしい仕事をしてくれたね。

■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
予選 4番手

 僕たちはFP1からFP2、FP3と好調だった。もちろん少しずつ後退するかもしれないと思っていたし、FP1の後はマシンに大きく手を加えずに早めにベストな状態を見つけるつもりだった。でもこれが自信につながった。

 ここは狭く妥協の許されないコースで、コンディションの変化もあった。だから自信を得るためにはマシンとの一体感が必要になる。今週末の僕にはそれが感じられていた。限界ギリギリで運転可能なマシンが求められるけど、幸運なことに今週末の僕たちのマシンはそうだったんだ。

 いくつかのコーナーでは向かい風が吹いていて、間違いなく今日はその影響もあったし、僕たちにとってはいつも以上にそれが助けになったと思う。今週末のハイダウンフォースのパフォーマンスにはかなり驚いている。明日もそれを発揮できることを願っている。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選 3番手

 素晴らしいセッションだった。予選3番手を獲得できてうれしい。シーズン序盤は予選で強さを発揮していたのに、最近うまくいっていなかった。でも、休みをとって、新鮮なアイデアを取り入れたことで、明日、表彰台争いができる有利な位置を確保することができたんだ。よかったよ。

 最後のラップはなかなかうまくいったと思う。ウエットコンディションや、スリックへのクロスオーバー時には、タイヤに熱を入れるのに苦労することは分かっていた。でも日曜にはそれが強みに変わるはずだ。

 明日、(ポールの)マックス(・フェルスタッペン)はいつもどおり日曜のドライブを楽しむのだろうが、僕は3番グリッドから、(2番グリッドの)ランド(・ノリス)や(4番グリッドの)アレックス(アルボン)たちと良い戦いができるだろう。

■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
予選 2番手

 このコンディションで2番手というのは良い結果だよ。「マックスがミスしてくれないかな」と時々思うんだけど、彼はミスをしないんだよね。ちょっとがっかりだ。でもこの結果にはすごく満足しているよ! チームはとても良い仕事をしてくれた。混乱した予選だったけれど、また2番手を確保できた。サマーブレイク明けに、好調なスタートを切ることができたよね。

 ラップの前半はすごくうまくいっていた。なのに後半は今までで一番出来が悪かった。

 僕はこういうコンディションが好きなんだ。好結果を出せるからね。2番手でOKだよ。

 このコースはタイヤのデグラデーションがとても高い。それが重要になる場面ではそこは僕たちの強みにはならないだろう。いくつかのコーナーでかなり苦戦し始めることになる。でも、金曜からマシンをかなり向上させてきたから、多少期待を持っている。チャンスはあるだろう。簡単ではないだろうけどね。

 スパでは苦戦しながら、7番手でフィニッシュした。ここはスパより僕たちとの相性がいいトラックで、実際に今日それを証明できた。チームが最高の仕事をしたということだ。以前から比べると、大きく前進した。今日のような結果を出して、彼らの努力に報いることができるのはうれしいことだ。この調子でプッシュし続けるよ。

 トップからそれほど離れていないと僕は言い続けてきたが、同時にまだギャップは大きい。だからこれからも努力し続けていこう。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選 ポールポジション

 今日のようなコンディションで新しいターマックのトラックで予選を戦うのはとても難しいものだが、最後のラップはとても楽しく走ることができた。今日重要だったのは、トラブルを避けて、良いラップを走り続けることだった。

 この数戦、ウエットコンディションに見舞われているけれど、ザントフォールトでは初めてのことだ。Q3では、風と乾きつつある路面コンディションが大きな要素になった。最後のラップは、ターン1が少しトリッキーだった。でもチームは今日、すべてのことについて正しい判断を下してくれた。

 ホームグランプリでは、観客に良いパフォーマンスを見せたいと思い、プレッシャーがかかるものだが、やり遂げたときには最高の気分になる。ここでポールポジションを獲得できて、とてもうれしい。明日に向けて強力なマシンを用意してあるので、何ができるか見ていこう。

(走行後に自身の公式サイトに対して語り)インターミディエイトに熱を入れるのが難しく、ミスが出やすい状況だった。でもそういうコンディションを僕たちはうまく管理することができた。最後にスリックタイヤを履けるようになった時も、コース上に乾いたラインがひとつしかない箇所がいくつかあった。そのため、多少リスクを冒さなければならなかったけれど、最後のラップはとても楽しく走れたよ。

(Q3で最初にインターミディエイトを履いたことについて語り)このトラックでこういうコンディションに遭遇したのは初めてだったので、風とか太陽によってコースが乾くタイミングについて、少し過小評価していた。でも走り出してすぐに、間違ったタイヤであることに気付いた。こういうことから学習して、それを今後に生かす。最終的には、大きな影響はなかったし、正しいことができた。

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