9月 日本メーカーの成績は?
text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)日本自動車販売協会連合会がまとめた2019年9月の登録車の新車販売台数(速報値)は、前年同月比12.8%増の34万7706台と3か月連続でのプラスを達成した。
これで2019年度上半期(4月~9月)の成績は、前年同期比5.2%増の165万9740台と2年ぶりに前年実績を上回った。
9月の登録車のブランド別新車販売台数では、トヨタが前年同月比23.7%増(15万1538台)、ホンダが同5.5%増(3万5925台)、マツダが同25.5%増(2万3727台)、スズキが同0.5%増(1万1610台)、レクサスが同117.7%増(7727台)、三菱が同23.1%増(6233台)、ダイハツが同11.0%増(3689台)とプラスを達成。
対して、日産が同5.6%減(3万9495台)、スバルが同7.3%減(1万1435台)とマイナスに落ち込む。
2019年度上半期で見ると、トヨタが前年同期比10.3%増(77万434台)、ホンダが同9.0%増(18万8032台)、スバルが同0.1%増(5万5099台)、レクサスが同31.2%増(2万9874台)、三菱が同11.3%増(2万3341台)と前年度超えを実現。
一方、日産が同10.8%減(17万8022台)、マツダが同3.0%減(7万9431台)、スズキが同7.4%減(5万9953台)、ダイハツが同5.6%減(1万5834台)と前年割れとなった。
シエンタ 2か月連続トップ
登録車の新車販売の動向に関して業界団体の関係者は、「9月期は新型車や特別仕様車を精力的に発売したブランドが販売台数を大きく伸ばした。とくに普通車の販売が好調で、前年同月比16.9%増の17万7704台と3か月連続でのプラスを達成した」
「消費税アップ直前の駆け込み需要に関しては、一定程度はあった模様。ただし、前回の消費税アップ時と比べると、かなり弱含み。9月の新車販売が2桁プラスを記録したのは、駆け込み需要というよりも、新型車効果が主要因だろう」と解説した。
登録車の車名別ランキングでは、トヨタ・シエンタが前年同月比85.4%増の1万3558台を達成して2か月連続でのトップにつく。
続く第2位には、同3.0%減ながら1万3183台を記録した日産ノートが前月から2つ順位を上げてランクイン。第3位には同16.7%増の1万1158台でトヨタ・プリウスが入った。
また、9月17日にセダンとツーリングが新型に切り替わったトヨタ・カローラは、同26.5%増の1万1046台を記録して第4位に位置。1か月フルの期間を経た10月の販売台数がどこまで伸びるのか、今後の動きに要注目だ。
話題のニューモデルの販売成績を見ていこう。
マツダ3 11位に
5月にアクセラから実質的な移行を果たしたマツダ3は、2リッター新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」搭載車の発売がまだながら、7533台の販売を記録して第11位に入る。
これで12月にSKYACTIV-X搭載車が加わったときに、どれくらい順位を伸ばすのか、大いに期待したいところだ。
一方、4月にフルモデルチェンジしたトヨタRAV4は月販目標の3000台を大きく上回る6601台を販売して第14位に。
デミオから改称して9月より販売をスタートしたマツダ2は4871台を販売して第19位に入った。
上半期の1位 プリウス
5月にマイナーチェンジを図ったホンダ・シャトルは前年同月比138.0%増の4074台で第24位に、6月に改良モデルを発売したスバルWRXは同59.4%増の1076台で第47位に。
先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」を搭載して9月に発売した日産スカイラインは同502.3%増の1066台で第48位に入った。
なお、2019年度上半期の車名別ランキングは、前年同期比22.5%増の6万6628台を達成したトヨタ・プリウスが首位に位置。これに同6.0%減(5万9474台)の日産ノート、同43.9%増(5万5602台)のトヨタ・シエンタが続く形となった。
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