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ランボルギーニ・アヴェンタドールのファイナルモデルが登場。販売台数はクーペ350台/ロードスター250台の限定

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ランボルギーニ・アヴェンタドールのファイナルモデルが登場。販売台数はクーペ350台/ロードスター250台の限定

ランボルギーニが約10年の歴史に終止符を打つアヴェンタドールの最終限定モデル「アヴェンタドールLP780-4ウルティマエ」を発表。6.5L・V12エンジンは最高出力780hpに強化。グッドウッド2021では実車も公開

 伊ランボルギーニは2021年7月7日(現地時間)、およそ10年あまりに渡ってフラッグシップスポーツの座に位置していたアヴェンタドールの生産終了に合わせて、ファイナルモデルの「アヴェンタドールLP780-4ウルティマエ(Aventador LP780-4 Ultimae)」を設定し、クーペ350台/ロードスター250台の限定で発売すると発表。また、同年7月10日に英国で開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2021では、その実車を公開した。

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 今回発表されたアヴェンタドールLP780-4 ウルティマエは、高性能モデルのアヴェンタドールSVJのハイパフォーマンスと、エレガンスを強調したアヴェンタドールSの象徴的なデザインを、高度に融合させたことが特徴である。
 ミッドシップに配置するパワーユニットは、車名の“780”が示す通り、最高出力をSVJ 比で+10hpの780hp/8500rpmにまでチューンアップし、最大トルクは720Nm/6750rpmを発生する6498cc・V型12気筒DOHCの自然吸気エンジンを搭載。トランスミッションには7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)を組み合わせ、駆動方式には4WD(Haldex Gen.IVを装備)を採用する。また、ドライブモードには「STRADA」「SPORT」「CORSA」「EGO」を設定し、EGOモードではアクティブサスペンション(LMS)やトラクションコントロール、ステアリングの最適なセットアップを独自に設定することが可能だ。一方、基本骨格はカーボンファイバー製モノコックとアルミニウム製フロント/リアフレームで構成し、ボディのパネル類にはカーボンファイバー材やアルミニウム材を広範に使用して、乾燥重量はクーペで1550kgを実現。パワーウェイトレシオはSVJ(乾燥重量1525kg)と同じ1.98kg/hpを成し遂げ、0→100km加速は2.8秒、最高速度は355km/hを達成した。

 エクステリアに関しては、フロントへの空力負荷を高めるために縦方向のエアロダイナミクス性能を引き上げたフロントバンパーコンセプトを採用したことがトピック。また、アクティブエアロシステムを内蔵したリアウイングには“閉”“最大パフォーマンス”“最大ハンドリング”の3つのポジションを設け、走行スピードとドライブモードの選択によって車両の全体バランスを最適化する。リアのバンパー形状なども刷新した。一方、外装色にはランボルギーニのカラーパレットの中から、スタンダードとして18色を用意。細かなオーダーが可能なAd Personamでは、300色以上から選択できる。今回は発表されたクーペのローンチカラーはグレーを重ねた2トーン(Grigio Acheso/Grigio Teca)で構成し、フロントスプリッターの輪郭などはマットレッドのRosso Mimirで強調。また、ロードスターのローンチカラーはブルー系の2トーン(Blu Tawaret/Blu Nethuns)とハイグロスブラックカーボンファイバーのルーフパネルで彩った。

 内包するインテリアは、ブラックレザーとアルカンターラのベース素材に、エクステリアと同系色のグレーのステッチとトリムを配したことが訴求点。また、コンフォートシートとダッシュボードにはY字のインサートをあしらい、合わせてシートボルスターには“Ultimae”の刺繍を施す。さらに、Aピラーの運転席側のダッシュボード部にはリミテッドエディションであることを表す「000 of 350」「000 of 250」のシリアルナンバーを配した。

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みんなのコメント

1件
  • 10年も経つけど廃れないデザインですね。これが新型が出た途端、古く見えるのがまた不思議。ムルシェラゴのときがそうだった。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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