■J・レイ選手を引き離すT・ラズガトリオグル選手
スーパーバイク世界選手権(SBK)の2021年シーズン第10戦スペイン決勝レースが9月26日にヘレス・サーキットで開催されました。
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スペインラウンド決勝は、土曜日午後のWorldSSP300においてディーン・ベルタ・ビニャーレス選手が多重事故後に亡くなったことを受けて、レース1とレース2が同日(本来は土曜日にレース1、日曜日にスーパーポール・レース/レース2が開催)に実施され、スーパーポール・レースは中止となりました。
重苦しい雰囲気の中。開催されたスペインラウンド決勝では、レース1、レース2ともにランキング首位のトプラック・ラズガトリオグル選手(Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK)が優勝。
2位には両レースともジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)が入賞し、レース1の3位にはスコット・レディング選手(Aruba.it Racing-Ducati)、レース2の3位にはアルバロ・バウティスタ選手(Team HRC)が入賞しました。
今回のレースを終え、ポイントランキング トップ3の選手は次のようにコメントしています。
■トプラック・ラズガトリオグル選手(Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK)/449ポイント
「通常の状態なら非常に素晴らしい結果と言うことができますが、今回ばかりはハッピーな気持ちにはなれません。昨日の悲劇を思い出し、悲しくなるばかりです。
レース1ではセッティングの改良によりレイ選手とのバトルを制することができました。レース2の前にさらに改良して臨みましたが、暑さのせいでフィーリングはあまり上がっていませんでした。誰もが同じ状況だったと思いますが、マシンのスライドがひどかったのです。
今回はレディング選手と競り合い、終盤は彼が素晴らしい強さを見せましたが、私も全力で応戦して最後は打ち勝つことができました。いつも言っているように、レースではチャンピオンシップのことは考えていません。ただ毎回のレースに集中し、優勝を狙っています。次のポルティマオも同様です。しかし最終戦となるインドネシアではチャンピオンシップを考え始めるかもしれませんね! レイ選手は本当に手強くて、ポルティマオでも非常に速いのですが、私はまた勝利を目指していきます。好きなコースですし、路面が新しくなっていますし、マシンもますます好調なので楽しみです」
■ジョナサン・レイ選手(Kawasaki Racing Team WorldSBK)/429ポイント
「今日は特にレース2が大変でしたが、今夜は一日の仕事に満足しています。
ここヘレスでは、レース1でこれほどの強さを発揮できるとは思っていませんでした。金曜日の最初のセッションでは、マシンとタイヤのフィーリングがとても良かったので、レース1ではトプラクック選手と最後の数ラップまで戦うことができ、自分にとってプラスになりました。
レース2では気温が上昇し、バルセロナと同じようにソフトタイヤに問題が発生しました。グリップがほとんどなくて、マシンを止めてコーナーに入るのがとても難しかったです。いつもなら週末にソフトタイヤを履いて、ラップタイムの差がもっと速くなるはずなんです。でも今日はそれができなかったので理由を確認する必要があります」。
■スコット・レディング選手(Aruba.it Racing-Ducati)/375ポイント
「ディーンのためにレースをしてほしいと言ってくれたビニャーレスの家族に思いを馳せたいです。
第1レースは思ったよりもうまくいきましたが、第2レースでは、さらに良い感触を得ることができました。トプラックに追いつけば優勝できると思っていましたが、彼はブレーキングでとても強いことがわかりました。いずれにしても、この難しい日に2度も表彰台に上がれたことを嬉しく思います」。
※ ※ ※
2021年SBK第11戦ポルトガル(ポルティマオ)は、10月1~3日にかけてアルガルベ・インターナショナル・サーキット(アウトドローモインターナショナル・アルガルベ)で開催予定です。
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