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ウエットの決勝レースでバニャイアが優勝。マルティンは2位で差は17ポイントに/MotoGP第18戦タイGP

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ウエットの決勝レースでバニャイアが優勝。マルティンは2位で差は17ポイントに/MotoGP第18戦タイGP

 10月27日、MotoGP第18戦タイGPの決勝レースがチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、MotoGPクラスはフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を飾った。

 決勝レースは、気温25度、路面温度27度のウエットコンディションで行われた。ホールショットを奪ったのはホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、2番手にバニャイア、3番手にマルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)が続く。

【順位結果】2024MotoGP第18戦タイGP 決勝

 また、4番手には6番グリッドスタートのファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が浮上していたが、クアルタラロはフランコ・モルビデリ(プリマ・プラマック・レーシング)との接触により、4周目に転倒を喫して大きく後退した。このアクシデントにより、モルビデリに対してロングラップ・ペナルティが科された。

 さらにトップを走っていたマルティンが3コーナーではらみ、3番手にポジションダウン。トップがバニャイア、2番手がマルク・マルケス、その後ろにマルティンというトップ3となる。

 10周目になると、トップのバニャイアに2番手のマルク・マルケスが迫る。マルク・マルケスはバニャイアをとらえる勢いだったが、15周目に転倒を喫して優勝争いから脱落。マルク・マルケスの転倒により、トップはバニャイア、その2秒以上後方にマルティン、さらに2秒後方にジャック・ミラー(レッドブルKTMファクトリーレーシング)というトップ3となった。

 4番手にはブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリーレーシング)、5番手にペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)というKTM勢が続く状況。その後、アコスタがビンダーをかわして4番手に浮上する。

 アコスタは続いて3番手にミラーに迫ると、KTM同士の激しい3番手争いを展開する。アコスタは、残り2周でこの争いを制して3番手に浮上した。

 バニャイアはウエットのレースを制し、優勝を飾った。2位にはマルティンが入り、3位はアコスタが獲得した。この結果、チャンピオン争いとしては、ランキングトップのマルティンとランキング2位のバニャイアとの差が17ポイントに縮まった。

 4位は終盤に追い上げてきたファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46・MotoGPレーシングチーム)が入り、5位はミラー、6位はビンダーだった。

 転倒を喫したマルク・マルケスは、ジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)をかわす際に接触し、ミルを押し出す形となったため、レース中の1ポジション降格ペナルティが科され、12位でゴール。日本メーカー勢としてはヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)が今季自己ベストリザルトの8位でゴールを果たした。

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みんなのコメント

2件
  • kor********
    ウェットレースは博打みたいなもんで胆力が出るよね、マルケスはまだまだ若い胆力があり過ぎることを証明し、バニャイヤはコントロール出来る事を証明し、マルティンは守りの走りをしながらも最低限の仕事はすることを証明した。
    最終戦までもつれそうだ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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