2021年シーズンからレプソル・ホンダへ加入したポル・エスパルガロ。彼はまだマシンの適応に苦戦しているが、ホンダはマシン開発においてチームメイトのマルク・マルケスに従う必要があり、現在の哲学も賢いものだと考えている。
先日、レプソル・ホンダのチームマネージャーであるアルベルト・プーチは、マルケスが大きな怪我を負ったからといって、ホンダがマシン開発における哲学を変えることはないと語った。
■ホンダのマルケス“全賭け”体制、怪我を経ても変わらない? 「我々の哲学が変わることはない」とチームマネージャー
これはホンダが長年マルケスに向けた開発に集中しすぎているため、ホンダの他ライダーにとってバイクの扱いやすさが犠牲にされているという批判に対するものだった。
マルケスは現在、2レースを欠場したにもかかわらずホンダ勢でトップのランキング10番手につけている。しかし彼もこれまでに18回も転倒するなど、また厳しい状況におかれている。もちろん怪我の影響が残り、彼のコンディションが100%回復していないことも大きな要因だが、最新型RC213Vはリヤグリップの欠如という問題に悩まされていることも確かだ。
やはりホンダは開発方針を変えるべきなのだろうか? しかしポル・エスパルガロはそうは考えていない。彼自身もマシンへの適応には苦戦しているが、マルケスに従うことが正しいと考えている。
「ああ、結局最速のライダーはマルクなんだ。だからファクトリーは彼の言うことに従う必要がある」
エスパルガロは、前述のプーチのコメントについて訊かれると、そう答えた。
「これは簡単かつ明白なことで、ファクトリーは最速のライダーに従う必要がある」
「ファクトリーは陣営の遅いライダーの言葉に従うことはできない。そうなれば大きな問題だ」
「だから、最速であるマルクの言うことに従うのは自然なことだ。僕は(ホンダの姿勢が)賢明だと思うよ」
またエスパルガロは現在ホンダがマシン改善に向けてしている努力を称賛しており、新型コロナウイルスによるエンジン開発の制限が、今シーズンのホンダにとっては大きな足枷となっているとも語った。
「それから、ファクトリーの哲学についてだけど、僕には分からない」
「実際、ホンダは来年のバイクやこの先のために作業をしてくれている」
「来週のテストでそれを試せるのか、今のマシンで何かを試すのかは分からないんだ」
「新型コロナに伴う規制で今年は新しいエンジンを使えなくなった。でも色々試したいと話しているし、作業を進めてくれているんだ。だから様子を見てみよう」
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