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【MotoGP】マルケス「ホンダよりも肉体的に楽」ドゥカティマシン初ライドの所感が明らかに

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【MotoGP】マルケス「ホンダよりも肉体的に楽」ドゥカティマシン初ライドの所感が明らかに

 バレンシアGP終了後に行なわれたMotoGPのポストシーズンテストでドゥカティのMotoGPマシンに初めて乗ったマルク・マルケスだが、ホンダ・RC213Vよりもフィジカル面への要求が少ないと感じられているようだ。

 2023年シーズン限りでホンダを離れ、ドゥカティ陣営のグレシーニへと移籍する事になったマルケスは、シーズン終了直後のポストシーズンテストで、ホンダの許可を得てドゥカティのマシンを走らせることができた。

■ホンダ離脱のマルク・マルケス、サンクスデー参加し11年の感謝伝える「ありがとう。ホンダはずっと僕の心に残り続ける」

 非常に注目を集めたこのテストで、マルケスはドゥカティ陣営で2番目のタイムをマーク。テスト全体でも4番手タイムといきなり速さを見せたことで、大いに周囲を驚かせた。

 マルケスのドゥカティ初ライディング後にピットで見せた笑顔やタイムから、乗り換えは順調に進んでいることを伺わせた。ただホンダとの契約が残っているため、マルケスやチームはマシンについてコメントすることができないため、デスモセディチGPに乗った後に、チーム内で実際にどんなコメントを残したかは分かっていなかった。

 しかし先日、SNSにマルケスがピット内でクルーチーフのフランキー・カルチェディに対しドゥカティのMotoGPマシンの特徴について感じたことを話している映像が投稿され、マルケスの所感をうかがい知ることが可能となった。

 そのビデオによると、マルケスはホンダ・RC213Vと比較してドゥカティ・デスモセディチGPはフィジカル面での要求が少なく、より機敏に曲がっていけると感じているようだった。

「リヤのグリップがかなりある。フィジカル面では、ドゥカティはホンダよりもかなり要求が少ないよ。そのおかげで方向転換がより簡単なんだ。ターン9と10、ターン12と13の間でそれを深く実感した」

 またマシンの特性については、ブレーキングからのターンインでフロントエンドを信頼して思い切って飛び込んでいける自信を、まだ持てていないとも語った。

「ストレートではアグレッシブにブレーキをかけられないんだ。リヤが持ち上がって、バイクが不安定になり始めてしまう。コーナーに入っているときは、これまでのバイクよりも、より自信を感じられる。ただフロントをいつ失ってしまうかが分からなくて、まだ自信は十分じゃない」

「それからこのバイクは“オーバードライブ”させてはいけない。もしそうしたら、フロントが動いて投げ出されてしまう。その前に”待て”が必要なんだ」

 マルケスはこのテスト後、右腕の腕上がりの症状緩和のための手術を受け、12月3日には日本のモビリティリゾートもてぎで行なわれたホンダ・レーシング・サンクスデー2023に参加。11年間を過ごしたホンダと日本のファンの前で、別れの挨拶を行なった。

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みんなのコメント

2件
  • s15********
    逆にマリーニはホンダはブレーキングで深く飛び込める、と。色々と面白いですね。
  • yuz********
    やっぱりトラクションの掛かりが良いのね
    そんでもってストレートでの伸びも良い
    という事はブレーキングで突っ込んで無理しなくて済むから
    そりゃ体も楽になるわな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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