2023年シーズンのF1で躍進を遂げたアストンマーチン。2024年シーズンに向けてさらなる前進を果たすべく、マシンの直線スピードと一貫性を改善する必要があるとフェルナンド・アロンソは指摘した。
2023年シーズン序盤はアロンソが表彰台獲得を連発し、アストンマーチンはレッドブルに次ぐ2番手チームにつけた。出だしこそ好調なアストンマーチンだったが、オーストリアGP以降は後退。逆にメルセデスやフェラーリ、マクラーレンにも先行されるレースが続いた。
■アストンマーチンF1、アラムコとのパートナーシップ延長を発表。ホンダPU使用の2026年を超え、2028年まで「先進燃料など、いくつかの取り組みで協力」
ここにはF1でのフレキシブルウイングの取り締まりも関係しているとされており、2024年のために開発したパーツを2023年のAMR23でリバースエンジニアリングしたことも、コース上でのパフォーマンスを狂わせたと考えられている。
最終的にコンストラクターズランキングで、レッドブル、メルセデス、フェラーリ、マクラーレンに次ぐ5位に終わったアストンマーチン。長年F1を戦ってきた名門チームに対抗すべく、アロンソは直線スピードを改善するために空気抵抗を減らし、一貫性をもたらすためにスイートスポットを広げる必要があると語った。
「僕らは一貫性を見つけ出す必要がある。多分、弱点のひとつはマシンを非常に狭いウインドウで機能させる必要があるということだ」
「(グラウンドエフェクトカーがセットアップに敏感なのは)みんな同じだけど、僕らは少し苦戦しているみたいだ。来年、安定してパフォーマンスを発揮できたらいいね」
「あと、もし直線スピードを改善できたら……パフォーマンスデータ的には、僕らの弱点だったと思う。いつもストレートで若干遅いんだ」
「他のマシンと同じようにストレートで速くしようとすると、リヤウイング(のダウンフォース)を落としすぎてしまう。それで結局、コーナーでも遅くなってしまうんだ。今シーズンはそのループから抜け出すことができなかった」
またアロンソは、2024年シーズン用の開発を行なったことでマシンが十分に機能するウィンドウが狭くなってしまったものの、その痛みを伴う“実験”が来季に向けた土台固めに繋がると語った。
「(スイートスポットの縮小は)マシン開発の結果だと思う」
アロンソはそう続ける。
「でもさっき言った通り、マシンのパフォーマンスを引き出そうとする時は誰だって同じだ。何かを得るために、いくつかの領域を犠牲にする必要がある。だから、ウィンドウが狭まっていくんだ」
「でも来年に向けたアイデアはあるし、全てが良くなるはずだ」
また、2024年マシンに引き継がれるアストンマーチンの強みはタイヤマネジメント、アストンマーチンの戦略、そしてチーム内の“エナジー”だと語った。
「強みはタイヤデグラデーション(性能劣化)だ」とアロンソは言う。
「日曜日はマシンがいつもかなり強いと思う」
「そして、戦略の実行、チームのモチベーションだ。僕らはハッピーなチームだし、若いチームだ」
「全ての結果を勝利として祝うことができるし、このエナジーは来季に向けて大切なモノだ」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「緊急車両が来て道を譲らないとどうなりますか」 理由に「『聞こえんかった』は通用するのですか」 譲るのはマナー?義務? 具体的にどう譲ればいいのですか。
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
走行中、後ろから緊急自動車が! 譲らないと「違反」に!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?