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無念のPP取り消しから1年。雪辱を果たした96号車K-tunes。決勝で新田守男&高木真一の“おじさんパワー”は炸裂するか?|スーパーGT第6戦SUGO予選

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無念のPP取り消しから1年。雪辱を果たした96号車K-tunes。決勝で新田守男&高木真一の“おじさんパワー”は炸裂するか?|スーパーGT第6戦SUGO予選

 スポーツランドSUGOで行なわれたスーパーGT第6戦の予選。GT300クラスのポールポジションを獲得したのは、96号車K-tunes RC F GT3の新田守男、高木真一組だった。

 実は96号車は、昨年もポールポジションを獲得していた“はず”、だった。というのも彼らは昨年の予選でもポールタイムを記録していたが、再車検でサクセスウエイトが規定よりも少ないことが発覚し、タイムを抹消されていたのだ。

■“空元気”の裏で、実は前戦のミスから思いつめていた大湯。そんな相方への「理解度がまだ足りなかったかも(笑)」と野尻|スーパーGT第6戦SUGO予選

「昨年はここの場(会見場)に来た後、ちょっと不具合が出たので、今もまだ少しドキドキしてるんですけど……(笑)」と記者会見で語る新田。「ポールポジションを獲れたのは久々なので嬉しく思います」と続けた。96号車は会見後に再車検をパスし、晴れて正式にポールポジションが決まった。

 Q2を担当した高木にとっては、山内英輝に更新されたばかりだったGT300の最多ポールポジション記録に並ぶ形に。これについて高木は「嬉しく思います」としつつ、「今回は朝から本当に調子も良かったのですし、去年のこともあったので、みんなリベンジできたらいいねという話はしていました」と述べた。

 また今回高木は2番手以下に対してコンマ7秒近い差をつけて見せたが、最終コーナーを立ち上がった時点でポールを確信するほどの手応えだったという。

「走っている中で結構イケるなと思っていました。最終コーナーを立ち上がった時点で無線で『これいけたかもしれない』と言えるぐらいな調子でした」

「予選に関しては、新田さんが今まで長くやってきたダンロップさんとのタイヤ開発、そしてクルマの開発のおかげだと思います。それを結果としてこうやって出すことができたのは本当に良かったと思います。ちょっと安堵しています」

 決勝日は現状曇り予報だが、まだどのような天候になるか予測が難しい状況。高木は「ダンロップタイヤさんは本当にウェットもドライも良いパフォーマンスなので、どちらでもいい」とした一方、高木は「曇りだったらちょっと心配な要素もある」として次のように締め括った。

「あまり明日のことは考えたくないですね(笑)。それぐらい今日のポールが嬉しいです」

「ただ、最近表彰台から遠ざかっているので、何とか表彰台を死守して、あわよくば勝ちたいです。とはいえ、確実にポイントを取りにいくレースを目指して、“おじさんパワー”でいきたいと思っています」

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