ポール・リカール・サーキットで行なわれたF1フランスGPで、アストンマーチンはセバスチャン・ベッテルとランス・ストロールが揃って入賞。これはチームにとって、モナコGPに続いて今季2回目のダブル入賞ということになった。
中でもベッテルは、モナコでチーム加入後初入賞を果たして以来、3戦連続の入賞。アストンマーチンのマシンを手なづけたようにも見える。
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「良い結果だった。間違いなく良い形でリカバリーすることができた。2台のマシンが揃ってポイントを獲得できたのは良いことだ。9位と10位だからそれほど多いポイントじゃないけど、何もないよりはマシだ」
ベッテルはレース後にそう語った。なおベッテルは予選ではQ3に進出することができず、12番グリッドからレースをスタートさせた。チームメイトのラッセルは予選Q1でノータイムだったため、19番グリッド……揃って下位からのスタートとなった。
そのためチームは、トップ10の全車がミディアムタイヤを履いてスタートに挑んだのに対して、ハードタイヤを履いてスタートすることを選択。この選択が功を奏し、ダブル入賞に繋がった。
「戦略はOKだったと思う。僕らは何か違うことをしなければいけなかった。そして、それがうまくいったと思う」
そうベッテルは語る。
「でも最初のスティントでは、多くのタイムを失ってしまった。それがなければ、レースの最後に集団ともっと近付くことができたかもしれないと思う。タイヤも僕らの方が良かったしね。そうであれば、もう少しポイントを手にできていたかもしれない」
「マシンに乗っていても、かなり風が強いと感じた。今日の僕らは、一貫性を得るのが難しかったんだ。それを判断するのはとても難しかった。でも、僕はかなり激しくプッシュして前を追ったんだ」
「チーム全体が力強いと思う。確かに、まだチームが目標としているところにはたどり着いていない。でも、チームとしてはとてもうまくやっていると思うし、少しづつ追いついてきている。それは重要なことだ」
「僕らは接戦のグループの中にいる。ご存知の通りものすごく僅差だ。だからそれほど多くなかったとしても、今日のようにポイントを獲得する必要がある」
「アルファタウリやアルピーヌと戦っている。長い1年になるだろうが、うまくいけば少しだけ優位に立つことができる。でも、長い道のりだろう」
シーズンが進むにつれ、チームとの仕事に慣れてきたとベッテルは改めて語る。
「最初の頃のレースでは、良い方向に進んでいなかったように思う。でも、今は少し落ち着いた。マシンに乗っている時は満足しているし、やりたいことをやれていると思う」
なおフランスGPからタイヤ内圧の規制が強化されているが、それについてはあまり気にしていないとベッテルは語る。
「僕はあまり気にしていない。目指すのは、他の人たちよりも速く走り、より良い仕事をすることだ。その点で僕らは良い仕事をした。準備は整ったと思う」
「タイヤの内圧が高くなった今週末は新たな挑戦だったけど、それは他の人と同じだ。でも問題ない。そして、何かを失ったとは思っていない。良いことだよ」
「誰にとっても同じことだし、できる限りのことをする必要がある。どんな条件でもね。でも内圧が高くなれば、それは大変なことだ。タイヤのスライドを抑えたり、マネジメントする必要性は増す。でも最終的には、違いを生むことができるんだ」
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みんなのコメント
ストロールだよ。
ちゃんと公正しろよ。