現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 868馬力!! フェラーリ「296GTB」をノビテックが手掛けたら…ダックテールで250LM風に上品に変身

ここから本文です

868馬力!! フェラーリ「296GTB」をノビテックが手掛けたら…ダックテールで250LM風に上品に変身

掲載
868馬力!! フェラーリ「296GTB」をノビテックが手掛けたら…ダックテールで250LM風に上品に変身

エキゾーストシステムに999Kメッキが施された仕様を選べる

往年の250LMさえイメージさせるスポーティなスタイリングと、革新的なハイブリッド・テクノロジーの搭載で、フェラーリファンのみならず、スーパースポーツのエンスージアストまでをも魅了した「フェラーリ296」シリーズ。そのクーペ・バージョンである296GTBをベースに、ドイツのノビテックがさらにスタイリッシュでスポーティなチューニング・モデルをリリースしてきました。

【1000キロ弱インプレ】マクラーレン「アルトゥーラ」のロングツアラーとしての資質とは? 街中は電動走行したいもの

クリアコート仕上げのノビテック製のボディパーツを採用

まずはフェラーリ296GTBについて、その特徴を簡単に説明しておこう。最初にそのスタイルは250LMにも似ていると書いたが、その特徴が最も強く受け継がれているのはリアフェンダーまわりのダイナミックな造形だ。296シリーズにはほかにリトラクタブル・ハードトップを備えるGTSがラインアップされるが、ピュアスポーツとしての硬派なイメージは、やはり250LM同様クーペの方が強い。

リアミッドに搭載されるエンジンは、120度のバンク角が設定された3LのV型6気筒ツインターボ。エキゾーストシステムやターボなどはこのバンク角が生み出すスペースに効率的にレイアウトされる。

V型エンジンとターボの組み合わせで、よく「ホット・インサイドV」とも称されるシステムだ。その最高出力/最大トルクは、エンジン単体で663ps/740Nm。これにエレクトリック・モーターが組み合わされ、それによるブーストを受けた場合の最高出力は830psにまで向上する。組み合わされるトランスミッションは8速DCT。0‐100km/hを2.9秒で加速し、330km/hの最高速までその加速は続くというのが大まかなスペックだ。

ノビテックはこの296GTBに、よりスリリングなエクステリアを与えることに成功した。クリアコート仕上げのノビテック製のボディパーツは、風洞実験によって高速走行時のダウンフォースを増加させ、操縦安定性を向上させることを確認済みである。

サスペンションは2タイプを用意

これらとマッチするように組み合わされたホイールは前後異径で、フロントは21インチ、リアは22インチとなる。ちなみにこのホイールは、近年ノビテックと提携関係にあるアメリカのVossen製。「NF11」と呼ばれるもので、最先端の鍛造技術とCNCマシニングによって製造され、さらにさまざまな表面仕上げと72色のカラーバリエーションが用意されている。ノビテックのコイルオーバー・サスペンション、もしくはスポーツ・スプリングとの組み合わせによって、ノーマルの296GTBを超えるダイナミックなハンドリングが実現する。

フロントに255/30ZR21、リアに335/25ZR22サイズのロープロファイルタイヤを装着することを前提にセッティングされたサスペンション・アイテムは、前でも触れたとおりコイルオーバー・サスペンションとスポーツ・スプリングの2タイプ。

前者は車高と減衰力をマルチに調整できるもので、フェラーリのフィオラノ・パッケージの有無にかかわらず装着が可能だ。日常的な実用性を最適化するための機能も加わっており、フロントの車高は最大で約40mmそれを高めることができ、スイッチをもう一度押すか車速が80km/hに達すると自動的に元の位置に戻る。

パワーユニットは、排気システムの改良などによって、さらに38psのエクストラをエンジンで得ることに成功。したがって最高出力は868psにまで向上し、さらにダイナミックな走りを楽しむことができるようになった。

エキゾーストシステムはステンレス製とインコネル製の両タイプが用意されており、後者では999Kメッキが施され、さらに最適な温度制御が行われる。これまでさまざまなモデルをデビューさせ、フェラーリ・チューニングのメジャー・ブランドとしての知名度を得てきたノビテック。はたして彼らが次に選ぶチューニングの素材は、いったいどのモデルなのだろうか。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

JAF、自動車税制改正に関して声明…ガソリン暫定税率廃止に向けた協議を評価
JAF、自動車税制改正に関して声明…ガソリン暫定税率廃止に向けた協議を評価
レスポンス
ヒョンデが東京オートサロン2025でスモールEV「インスター」を日本初公開! ドリキン土屋圭市監修のNパフォーマンスパーツのお披露目と屋外ドリフト走行も披露
ヒョンデが東京オートサロン2025でスモールEV「インスター」を日本初公開! ドリキン土屋圭市監修のNパフォーマンスパーツのお披露目と屋外ドリフト走行も披露
THE EV TIMES
【メリークリスマス!🎅】ポルシェ マカンにクリスマス仕様のホイールトリムを装着 動画でステアリングホイールがスノードームになる様子を紹介!
【メリークリスマス!🎅】ポルシェ マカンにクリスマス仕様のホイールトリムを装着 動画でステアリングホイールがスノードームになる様子を紹介!
AutoBild Japan
Moduloが「THANKS DAY 2025」を開催! 土屋圭市氏や中嶋悟監督らも登場! 2月24日にもてぎで
Moduloが「THANKS DAY 2025」を開催! 土屋圭市氏や中嶋悟監督らも登場! 2月24日にもてぎで
くるまのニュース
名車『86』の歴史を体感、試乗もできる「86フェス」富士スピードウェイで開催へ…2025年2月
名車『86』の歴史を体感、試乗もできる「86フェス」富士スピードウェイで開催へ…2025年2月
レスポンス
サウジアラビアでの過酷な挑戦! TOYOTA GAZOO Racing、最も困難なルートが予想される「ダカールラリー2025」に挑む
サウジアラビアでの過酷な挑戦! TOYOTA GAZOO Racing、最も困難なルートが予想される「ダカールラリー2025」に挑む
LE VOLANT CARSMEET WEB
【中国】レクサス新型「ES」に反響多数! 6年ぶりマイナーチェンジの新型「FF最大・最上級セダン」に「日本はこのまま消えちゃう?」の不安の声も? スタイリッシュさ増した新モデルに“熱視線”集まる
【中国】レクサス新型「ES」に反響多数! 6年ぶりマイナーチェンジの新型「FF最大・最上級セダン」に「日本はこのまま消えちゃう?」の不安の声も? スタイリッシュさ増した新モデルに“熱視線”集まる
くるまのニュース
TCR南米のホンダ系強豪が2025年に向けピケJr.を起用。FL5シビックRはモデル・オブ・ザ・イヤーに輝く
TCR南米のホンダ系強豪が2025年に向けピケJr.を起用。FL5シビックRはモデル・オブ・ザ・イヤーに輝く
AUTOSPORT web
ドライバー不足、路線廃止、自動運転! 崖っぷち「バス業界」は本当に変われるのか? 2024年を総括する
ドライバー不足、路線廃止、自動運転! 崖っぷち「バス業界」は本当に変われるのか? 2024年を総括する
Merkmal
伊藤忠エネクス・ウィーカーズ、外国人整備士採用で人材紹介会社と提携
伊藤忠エネクス・ウィーカーズ、外国人整備士採用で人材紹介会社と提携
日刊自動車新聞
「覆面パトカーだ!」 道行く「“隠れ”パトカー」すぐわかる「見分ける方法」は? ひっそり走る「地味ぃな“国産セダン”」がポイント?
「覆面パトカーだ!」 道行く「“隠れ”パトカー」すぐわかる「見分ける方法」は? ひっそり走る「地味ぃな“国産セダン”」がポイント?
くるまのニュース
【さすがはMスポーツ】BMW M135xドライブは永く付き合いたいホットハッチ!
【さすがはMスポーツ】BMW M135xドライブは永く付き合いたいホットハッチ!
AUTOCAR JAPAN
最後の優勝は90年前。多摩川スピードウェイでの優勝歴を持つレーシングカー『インヴィクタ4 1/2』が富士で実走行
最後の優勝は90年前。多摩川スピードウェイでの優勝歴を持つレーシングカー『インヴィクタ4 1/2』が富士で実走行
AUTOSPORT web
フェラーリの2025年型マシンは「完全に新しいものになる」と代表。ハミルトンは1月に旧型車でのテストを予定
フェラーリの2025年型マシンは「完全に新しいものになる」と代表。ハミルトンは1月に旧型車でのテストを予定
AUTOSPORT web
いま[現行SUV]が欲しい方は新型[センチュリー]なんていかが??
いま[現行SUV]が欲しい方は新型[センチュリー]なんていかが??
ベストカーWeb
レクサス「LC」が床下ブレースで乗り味を深化! 内装にはアルカンターラを採用して上質感たっぷりで1405万円から
レクサス「LC」が床下ブレースで乗り味を深化! 内装にはアルカンターラを採用して上質感たっぷりで1405万円から
Auto Messe Web
自転車だって厳しく取り締まられて当然! 「ながら運転」と「酒気帯び運転」の罰則強化には最近事故が増加している背景があった
自転車だって厳しく取り締まられて当然! 「ながら運転」と「酒気帯び運転」の罰則強化には最近事故が増加している背景があった
WEB CARTOP
「箱根駅伝2025」交通規制情報まとめ!  1月2日~3日は周辺道路で渋滞。クルマの移動控えて【道路のニュース】
「箱根駅伝2025」交通規制情報まとめ!  1月2日~3日は周辺道路で渋滞。クルマの移動控えて【道路のニュース】
くるくら

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3678.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3878.05700.0万円

中古車を検索
296GTBの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3678.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

3878.05700.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村