もくじ
ー プジョー508 サルーンからファストバックに
ー ディーゼルよりガソリン偏重の方針 PHEVも
ー 番外編 「EMP2」意外な展開も?
次世代型M・ベンツCLA どんな姿に? NGCC採用 AMGは?
プジョー508 サルーンからファストバックに
プジョー508の新型が発表された。ボディスタイルを、サルーンからファストバックに変更している。
5ドアのパッケージとなったほか、全体のプロフィールは昨年発表されたインスティンクト・コンセプトの方向性を踏襲している。
LEDを組み込んだリアのライトバーなど、まさにコンセプトから受け継がれたものだ。 フロントのスタイリングは、4ドア・サルーンの従来型にくらべてアグレッシブな印象に。
競合モデルと比較して車高は6cm低く、全長が短くなったにもかかわらずスリークな印象だ。
インテリアは2世代目の「i-コックピット」が注目のポイント。ダッシュボード中央には10インチのタッチスクリーンが、ステアリングの背後にはアナログメーターから12.3インチのTFTが鎮座する。
ディーゼルよりガソリン偏重の方針 PHEVも
最上級グレードは、225psを発揮するピュアテック・ガソリン仕様。これ以外にも、欧州では複数モデルのガソリン/ディーゼル車が用意される。
・1.5ℓブルーHDi:130ps(エントリーモデル、MT有り)
・2.0ℓブルーHDi:160ps
・2.0ℓブルーHDi:180ps
・2.0ℓピュアテック:180ps
さらに、発表から期間をあけてプラグイン・ハイブリッド車も登場する見込みだ。
パワートレインは、欧州ではディーゼルの方が人気であったが、プジョーは「ディーゼルよりもガソリンを推したい」という方針だという。結果的にはガソリンとディーゼルの比率を68:32まで移行させたいそうだ。
技術面のそのほかのハイライトは、やはりドライバー・アシストに集約される。夜間の歩行者保護を目的に、赤外線カメラが組みこまれている。
価格などの詳細はまだ発表されていないが、英国における申し込みは今年終盤に開始する予定。2018年中にはデリバリーがはじまるだろう。
番外編 「EMP2」意外な展開も?
あたらしいサルーンの登場は、プジョーのみならず、姉妹ブランドのシトロエンにも影響をおよぼすだろう。
ローンチは2019~2020年。シトロエンからは「ラグジュアリー・サルーン」と表現されるモデルのデビューが控えている。
PSAの「EMP2」プラットフォームを共有し、またこれは3008や5008などのSUVや、ヴォグゾール・グランドランドX、DS 7クロスバック、シトロエン・ピカソにも転用されることになる。
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