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メルセデス・ベンツ、SUVとワゴンの機能性を融合した『E220d 4MATICオールテレイン』を追加設定

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メルセデス・ベンツ、SUVとワゴンの機能性を融合した『E220d 4MATICオールテレイン』を追加設定

 この2024年より日本上陸を果たしたメルセデス・ベンツの新型『Eクラス』に、ステーションワゴンをベースに唯一の4輪駆動×クリーンディーゼル搭載モデルとなる『E220d 4MATIC All-Terrain(オールテレイン)』が登場。3月22日より販売が開始されている。

 従来モデルでも設定され、SUVとステーションワゴンの実用性を併せ持つクロスオーバーとして支持を得るオールラウンドな走行性能を備えた『E220d 4MATICオールテレイン』が、早くも最新型の6代目モデルにも導入された。

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 全長や全幅などボディのディメンション自体はベースのワゴンと同等ながら、最低地上高を145mm(社内参考値)へとアップして悪路走行時の対応力を高めたうえで、エクステリアではSUV系のラインアップに準じた2本のフィンを持つラジエーターグリルを筆頭に、前後バンパー下部にシルバークロームのアンダーライドガードを装着。さらに専用19インチのホイールに「クラッディング」と呼ばれるブラックのホイールアーチカバーを取り入れることで、SUV開発の歴史のなかで蓄積したオフロード技術とタフネスさを強調している。

 その心臓部にはエンジン単体で197PS(145kW)、440Nmを発生する2.0リッターの直列4気筒クリーンディーゼルターボの『OM654M』を搭載し、エンジンと9G-TRONICトランスミッションの間に配置されたマイルドハイブリッドのISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)が、短時間ながら最大で23PS(17kW)、205Nmの電動ブーストを実現。ディーゼルの武器である高トルク・省燃費をさらに強化し、スムーズな加速感と燃費の低減に寄与する。

 高められた車高による悪路走破性の向上はもとより、乗降性アップも実現させた脚元では、連続可変ダンピングシステムのADS+とエアサスペンションを組み合わせた“AIRMATIC”を標準装備とし、セルフレベリング機構は乗員や荷物の重さに関係なく地上高を一定に保ちつつ、必要に応じて変化させることで高い快適性も実現した。

■日本初の機能を備えるEクラス・オールテレイン

 その他の機能面でもセグメントを牽引する現行Eクラスのデジタライズがふんだんに盛り込まれ、同社のSUV系モデルではおなじみとなった“トランスペアレントボンネット”の機能も搭載。360°カメラシステムを活用して、センターディスプレイに車両のフロント部分下方の路面の映像(フロントタイヤとその操舵方向を含む)を仮想的に映し出す。

 また片側で100万以上のエリアに分割可能な光を照射するウルトラハイビーム付きのDIGITALライトも標準装備とし、さらにアドバンスドパッケージ装着時には“路面描画機能による車線逸脱警告”が追加され、夜間走行時に車線を逸脱しそうになった場合に車両前方の路面に絵(矢印)を投射することで、ドライバーに警告する日本初の機能も備わる。

 同じくインテリアでも助手席一体型のディスプレイ“MBUXスーパースクリーン”や、サードパーティ製アプリをインストール可能とした第3世代のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザーエクスペリエンス)、各種のパーソナライゼーションやビデオ会議機能にも対応したセルフィー&ビデオカメラも設定。

 さらに前席のエアアウトレットを望ましい送風シナリオに合わせて車両が調整するデジタルベントコントロールや「乗る人がよく使う快適システムを覚えられるクルマ」を実現するべく学習機能の“ルーティン”も採用されている。

 そのほか、進化したレーダーセーフティパッケージや、総合テレマティクスサービスのMercedes me connectに加え、合計17個のスピーカーと15チャンネル、総出力730Wを誇るブルメスター4Dサラウンドサウンドシステムなども搭載され、価格は1098万円(税込)となっている。

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/estate/e-class-all-terrain/overview.html

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みんなのコメント

1件
  • kto********
    ここまで機能をテンコ盛りして1000万円強は高いと見るか安いと見るか微妙なところ。
    見かけ倒しの自称国産高級車たちと比べれば価値ある選択と思えるが、果たしてクルマにここまでの価値を求めるかと言えば違う。紹介された先進機能としてはどれもこれもお節介レベルで、昔のクラウンのようだ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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