9月26日、スーパーGT GT500クラスに参戦するTEAM KUNIMITSUと、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するTCS NAKAJIMA RACINGは、それぞれのチームから参戦する山本尚貴についてのプレスリリースを発行した。9月17日(日)に宮城県のスポーツランドSUGOで行われたスーパーGT第6戦SUGOの決勝レース37周目を走っていたSTANLEY NSX-GTのクラッシュの後の検査の結果を踏まえ、山本が今季のスーパーGT第7戦/第8戦、スーパーフォーミュラ第8戦/第9戦を欠場すると発表した。
今季も山本尚貴と牧野任祐というコンビで戦っていたTEAM KUNIMITSUは、チャンピオン獲得を目指し第2戦富士ではポールポジションから2位を獲得、その後も第5戦鈴鹿まで毎戦ポイントを得るなど、第6戦を前にランキング5位につけていた。また、山本はスーパーフォーミュラでは今季ランキング12位で残す鈴鹿での最終大会を残していた。
大クラッシュに見舞われた100号車STANLEY山本尚貴、再入院をチームが報告「大事を取って別の病院で精密検査」
迎えたスーパーGT第6戦では、STANLEY NSX-GTはスタートを務めた牧野から28周で山本に交代、前を走っていたENEOS X PRIME GR Supraを追う展開となっていたが、ちょうど38周目に入ろうかという最終コーナー立ち上がりで、ピットインしようとしていたGT300クラスのリアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rと接触。姿勢を乱した山本のSTANLEY NSX-GTは、アウト側のガードレールに激しくクラッシュしていた。
救出され、ドクターヘリで搬送された山本は、骨折等の怪我は認められず、その日のうちに仙台市内の病院を退院していたが、精密検査のため9月18日(月)に別の病院で改めて入院していた。
心配された山本の容態について、TEAM KUNIMITSUとスーパーフォーミュラで山本が所属するTCS NAKAJIMA RACINGは、9月26日に山本に関してのプレスリリースを発行した。TEAM KUNIMITSUによれば、検査入院の結果、山本は外傷性環軸椎亜脱臼、および中心性脊髄損傷というものと診断されたという。
TEAM KUNIMITSUではこの検査の結果、山本は今シーズン治療に専念。オートポリスでのスーパーGT第7戦、山本の地元レースでもあるモビリティリゾートもてぎでの第8戦を欠場する決断を下した。そしてTCS NAKAJIMA RACINGでは、スーパーフォーミュラ第8戦・第9戦を欠場することに決定した。
なお、スーパーGT第7戦/第8戦では、第5戦富士で#8 ARTA MUGEN NSX-GTの第3ドライバーに登録され、スーパーフォーミュラでの牧野のアクシデント後、第6戦鈴鹿ではTEAM KUNIMITSUに帯同していた木村偉織が牧野のパートナーとして起用されることになった。また、スーパーフォーミュラでは、今季TEAM MUGEN、TGM Grand Prixで代役を務めてきた大津弘樹が起用されることになった。
「今回の件に関しまして関係者の皆さま、応援いただいているファンの皆さまに多大なるご心配をおかけしております。またご尽力いただきました皆さまに御礼申し上げます」というのは、TEAM KUNIMITSUの小島一浩監督。
「本人も苦渋の決断だったと思います。あとは彼が元気に復活して私たちのマシンをドライブすることを待つのみです。そのためにできる限りのサポートをしてきたいと考えております」
小島監督の言葉にもあるとおり、最も悔しいのは山本本人であるはずだ。まずは一日も早い回復を願わずにはいられない。
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