6代目ブロンコとは
米フォードは、24年ぶりに本格オフローダー「ブロンコ」を復活させた。
新型ブロンコは、四輪駆動の2ドア(4人乗り)、4ドア(5人乗り)という2種類を用意。さらに、公道走行にフォーカスしたブロンコ・スポーツを加えたラインナップで登場した。
本記事では、ブロンコの2ドアと4ドアについて解説しよう。
2ドアのジープの対抗馬として、フォードが1965年に送り込んだブロンコ。しかし、1996年には生産を終えてしまった。
アメリカで高い人気を誇るオフローダー市場に向けて、そしてビジネス面でも魅力的なSUVカテゴリーに力を入れるため、フォードは復活という道を選んだわけだ。
6代目となるブロンコは、「人気トラックのFシリーズのタフネスさ、マスタングのパフォーマンス・スピリットを持ち合わせた」と同社は説明している。
プラットフォームは、ピックアップ・トラックのフォード・レンジャーと共用され、2ドア仕様に加えて、今回初めて4ドア仕様が加わった。
新型ブロンコ 外観/サイズ
外観は、短いオーバーハング、四角いボディワーク、オフロード志向のワイドなスタンスが特徴。
競合に対して、17%もサスペンション・トラベルを大きく確保したというスチール・シャシーには、35インチまでのタイヤを装着することができる。
グレードは、ベース、ビッグベンド、ブラックダイアモンド、アウターバンクス、ワイルドトラック、バッドランズという6種類を用意。
2ドア・ボディは、標準で3分割式の脱着式ルーフを採用。4ドア・ボディは4分割式となる。さらに、取り外しが容易なフレームレス・ドアが標準採用されている。
2ドア仕様のベースモデルは、北米仕様の3サイズが以下のようになっている。全幅はミラー折畳み時の数値で、カッコ内は4ドア仕様の値だ。
全長:4412mm(4810mm)
全幅:1928mm(1928mm)
全高:1826mm(4ドア・ソフトトップ:1854mm)
ホイールベース:2543mm(2949mm)
新型ブロンコ シャシー
2ドア・ボディのベース車(30インチ・タイヤ)のシャシースペックは下記のとおり。カッコ内は35インチ・タイヤ装着車の値だ。
最低地上高:213mm(294mm)
最大渡河水深:850mm
アプローチアングル:35.5°(43.2°)
ブレークオーバーアングル:21.1°(29.0°)
デパーチャーアングル:29.8°(37.2°)
サスペンションは、フロントが独立懸架、リアがソリッドアクスル/コイル/5リンクという構成。
トラベル量が大きいビルシュタイン・ダンパーをオプションに設定している。
新たなテレイン・マネジメント・システムでは、「GOAT」(Go Over All Terrain)というドライブモードが採用された。これは、ノーマル、エコ、スポーツ、スリッパリー&サンド、バハ、マッド/ラッツ、ロッククロールという7種類のセッティングを使い分けることができるもの。
4×4システムは、ベースとなるのが、2速電子制御式シフト・オン・ザ・フライ・トランスファーケース。オプションの2速電気機械式トランスファーケースは、2Hと4Hを自動で切り替えるシステムとなっている。
新型ブロンコ エンジン
エンジンのラインナップも判明した。2.3L EcoBoostと、2.7L V6の2種類が用意されている。
・2.3L EcoBoost直4ターボ(標準)
最高出力:270hp
最大トルク:42.9kg-m
・2.7L V6ツインターボ(オプション)
最高出力:310hp
最大トルク:55.3kg-m
トランスミッションは、7速マニュアルと10速オートマティックをラインナップした。
このうち、7速マニュアル(6速+エクストラロー)はゲトラグ製で、2.3Lエンジン車のみで選択することができる。
新型ブロンコ 内装/価格
内装は、初代ブロンコをオマージュしたテーマを採用。「タフで力強い」とフォードが謳うマテリアルを採用し、耐久性とオフローダーとしての実用性を追求した。
タッチスクリーンは8.0インチ、または12.0インチを選択でき、同社最新のインフォテインメント・システム「Sync 4」を搭載。1000を超えるトレイル・マップにアクセスすることができる。
アクセサリーの選択肢は膨大で、その数は200種類を超えるという。
ブロンコ、ブロンコ・スポーツともに、北米では受注を開始し、今年の後半から納車が始まる予定だという。
新型ブロンコの北米価格は、2ドア仕様(ベース・グレード)の2万9995ドル(322万円)~という設定になっている。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
幅デカいので黒いオーバーフェンダー無しでW1800程度のモデルもあればなおいい。
デザインもクリーンな素のモデルっぽくなっていいと思う。
ジムニーとシエラの違いのような感じで。