■世界でも人気の「カローラクロス」にスポーティモデル追加
2023年2月28日、トヨタの南アフリカ法人はコンパクトSUV「カローラクロス」のスポーティさを高め、ハイブリッドシステムを搭載したモデル、新型「カローラクロスGRスポーツ ハイブリッド」を発売しました。
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カローラクロスは、2020年7月にタイで発表されたのを皮切りにグローバルで展開されているコンパクトSUVです。
2021年9月14日には日本仕様も登場。ボディサイズは全長4490mm×全幅1825mm×1620mmと、それまでトヨタのラインナップに無かった使い勝手の良いサイズ感が人気を博しています。
今回南アフリカ市場に導入される新型「カローラクロスGRスポーツ ハイブリッド」は、特別にチューニングされたショックアブソーバーとコイルスプリング、専用デザインの18インチアルミホイールを装備。
さらにハイブリッドシステムを搭載したことで、スムーズな加速と優れたコーナリング能力を実現しつつ、静音に近い「EVモード走行」も可能になりました。
また、カローラクロスGRスポーツ ハイブリッドは、ベースモデルと明確に差別化するため専用のエクステリアも採用しています。
フロントデザインは力強い水平クロスバーを備えたグロスブラック仕上げのフロントグリルとメッシュグリル、フォグランプを埋め込んだ縦型エアダクトがベースモデルとの違いを主張。
ドアミラーやルーフ、リアスポイラー、テールゲートトリム、リアディフューザーはブラックアウトしたツートーン仕様とし、「GR」バッジを装着したことでGRシリーズの一員であることがひと目で分かるデザインです。
インテリアにもドライバーのスポーツマインドを刺激するデザインが施されており、ブラックとレッドの2色をテーマとしたコントラストの強い内装に。
ステアリングやシートなどには、ブラックレザートリムと赤いステッチやトライプを組み合わせ、インストルメントパネルにはピアノブラックのパネルを採用しています。
さらに、フロントヘッドレストにはGRロゴをエンボス処理で埋め込むなど、ベースとなったカローラクロスの優れたエルゴノミクスはそのまま、GRシリーズに共通するセンスを加え、所有欲を満たすといいます。
パワーユニットには、1.8リッターガソリンエンジンと7速MTモード付きCVTトランスミッションに電気モーターを組み合わせ、90kWのシステム総出力と163Nmの最大トルクを発揮。同時に、23.25km/Lの低燃費も実現しています。
先進運転支援・安全装備には、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニタリング、レーントレースアシストなどの充実した「トヨタ・セーフティ・センス」を標準装備。
ボディカラーは、GRブランドカラーに合わせて「アリゾナレッド」「クロムシルバー」「グレイシャーホワイト」の3色を設定しました。
南アフリカでのカローラクロスGRスポーツ ハイブリッドの価格は、49万5200ランド(約366万円)からの販売となります。
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