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なんか違和感たっぷり!? 見ようによっちゃオシャレと言えなくもないオープンSUV4選

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なんか違和感たっぷり!? 見ようによっちゃオシャレと言えなくもないオープンSUV4選

 この記事をまとめると

■SUVでありながらオープントップを採用したモデルを紹介

屋根の開閉でひと苦労! せっかくのオープンカーなのに開ける気がおきないクルマ3選

■日本で販売されていたモデルは少ないが海外では人気が高い

■マイバッハのGクラスを日本の有名人が所有しているという噂もある!?

 誰もが振り返るオープンSUVはいかが?

 あるはずのものがないと、ヒトは不思議に思うもの。いつもフサフサしたヘアスタイルだった上司が、ある日いきなりヅラなしで出社してきたら「なんだか新鮮だなぁ」とか「トップがないと軽やかなスタイリング!」みたいなインプレッションを抱くかもしれません。クルマの世界でも同様で、オープンやカブリオレといった「新鮮」で「軽やか」なモデルが人気を博しているのはご承知のとおり。

 とりわけ、流行りのSUVなら新鮮味はマシマシなわけで、これからどんどん流行る予感がします。いまは違和感が先行するかもしれませんが、上司のヅラと同じく、見慣れてしまえばそれがデフォルトとなるのは時間の問題ですからね。

 ランドローバー・レンジローバー・イヴォーク・コンバーチブル

 ランドローバーはイギリス上流階級の香り漂うSUVを立て続けにリリースしていますが、イヴォークが発表されたときのインパクトは絶大なものがありました。ボリュームをスクエアな容器にぎゅっと凝縮したような力感あふれるスタイリングで、これがアーバンな雰囲気にマッチすることこのうえなし!

 このパンプアップされた筋肉のようなボディから、ルーフを取り払ってしまうと一気に造形のテンションが下がってしまうかと思いきや、さにあらず。ボリュームがウエストライン周辺に集中することで、よりマッシブな印象が強調されたかのようです。

 短めのホイールベースと相まって、いささかチョロQのように見えないこともありませんが、SUVらしいタフネス感はしっかり健在。コンバーチブルになって、よりアーバンや遊び場が似合うようになったこと、よろこんでいる方は少なくないでしょう。

 日産ムラーノ・クロスカブリオレ

 さすがアメリカのマーケットはシャレたクルマを欲しがるものです。ご承知のとおり、日産ムラーノはハッチバック5ドアのSUVだったのですが、アメリカ向けに2ドア・カブリオレモデルを限定生産。2010年に発表された際は「世界初のAWDクロスオーバー・カブリオレ」と宣伝され、日本でも欲しがる方は大勢いたようですが、販売は北米のみ。もともとスタイルコンシャスなSUVですから、無理なオープン化は破綻を招きやすいはず。それが、ここまでまとまっているのは正直なところ驚きです。

 すなわち、リヤセクションの丁寧な処理やフロントスクリーンの傾斜角変更など、メーカーならではの仕事がウケたに違いありません。ノーマルモデルより割高な価格に加え、3年間しか生産されなかったわりに、合計すれば5000台以上の売れ行きがあった模様。とはいえ、ここまでくると別のクルマに見えてくるのは筆者だけですかね。

 マイバッハのブランドを冠するオープンSUVを日本人が所有!?

 フォルクスワーゲンT-ROCカブリオレ

 日本に導入はされていないものの、T-ROCカブリオレのカッコよさはクルマ好きな方なら耳にしているかもしれません。先のイヴォーク・コンバーチブル同様、ミディアムSUVのT-ROCを2ドア、4シーターにして屋根をスッパリ切り払っています。もちろん、イヴォーク・コンバーチブルの売り上げにジェラシーだったVWが打倒を目指して作ったことは明らか。

 後発だけに、なにかしらアドバンテージでもあるかと思いきや、さしてトピックスは見あたらず(笑)。オープン化にあたって、一般的なカスタム、すなわちフレーム強化くらいは施されているようですので、そのあたりはご安心を。

 もっとも、ウエストラインから下のボリュームが目立つことによって、重みのある存在感が増していることは確か。ドイツ車らしいボディカラーを選べば、オープン化によるナンパなイメージも多少は緩和され、大人っぽいイメージになるかもしれず、ここらがイヴォークに差をつけられるポイントでしょうか。

 メルセデス・マイバッハ G650ランドレー

 ゲレンデヴァーゲンはモデルライフが異様に長いことから、さまざまなボディタイプ、バリエーションが派生しています。ハードトップを省いて、ソフトトップだけにしたジープタイプや、こちらのランドレーといったオープンモデルもそんなバリエ。ただし、こちらはマイバッハのバッヂをつけ、さらにランドレーを名乗った初めてのモデルとなります。

 ちなみに、ランドレー(またはランドール)というのはハードな屋根とオープントップの双方がある形状で、古くはストレッチリムジンの後席部分だけをオープン化したりしていました。エリザベス女王やローマ法王といった国王的な方々が閲兵式などで使っていたので、見たことある方もいらっしゃることでしょう。

 マイバッハG650ランドレーは閲兵ニュアンスこそ持たされていませんが、やはりハードトップとソフトトップのコンバイン。ボディ後端まで下げられたリヤシートも、ランドレーらしい配置といえるでしょう。また、マイバッハの名に恥じない立派なソフトトップも特徴的で、どこの角度から見てもゲレンデヴァーゲンとは異なるところがカッコイイ。

 噂によると、クルマ好きで知られる元ZOZOタウンの前澤氏もお乗りなようですが、せっかくだったら都心でリヤシートに立ち上がって、ランドレーらしい使い方をしてみてほしいものです。

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みんなのコメント

12件
  • イヴォークコンバチ乗ってるけどマジでお花見にはもってこいだよ。桜並木をサーっと流すともう最高。
  • オフロード車は、オリジナルのジープCJから今のラングラー、ブロンコまでオープントップが基本なんだけどね。モノコック系SUVでやるとなぜか締まらない感じがしてしまう。それ以前に2ドア、コンバーチブル自体が死に体というのが一番の失敗原因だと思うけど。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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