現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型スイフトにMT車あり!でも欧州チューニングの「RS」や1Lターボの「RSt」はなぜないの?

ここから本文です

新型スイフトにMT車あり!でも欧州チューニングの「RS」や1Lターボの「RSt」はなぜないの?

掲載 30
新型スイフトにMT車あり!でも欧州チューニングの「RS」や1Lターボの「RSt」はなぜないの?

 新型スイフトシリーズが12月6日に発表、12月13日に発売となった。クルマ好きには嬉しい5速MT車もハイブリッドMXに用意されており、この5速MT車のみ1月17日に発売される。MTを残してくれただけで嬉しいけど、先代モデルにあった1Lターボは復活するのか?

文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、スズキ

新型スイフトにMT車あり!でも欧州チューニングの「RS」や1Lターボの「RSt」はなぜないの?

■新型スイフトに5速MT車がある!

新型スイフトは1.2Lガソリン車のXG、1.2Lハイブリッド車のハイブリッドMX、上級グレードのハイブリッドMZをラインアップ。そのうち、ハイブリッドMXの2WDに5速MT車が192万2800円で設定されている

 12月6日に発表、13日から発売される新型スイフト。そのなかに、いまどき珍しい5速MT車がラインナップされている! 5速MT車は1.2Lマイルドハイブリッドの「ハイブリッドMX」に設定されている。

 5速MT車は財布にも優しい。なんと環境性能割、エコカー減税が免税、WLTCモード燃費は、ハイブリッドMX(FF)、CVTの24.5km/Lよりも0.9km/L上回る25.4km/L。

 5速MT車のハイブリッドMXの価格は、同グレードのCVT車と同じ192万2800円と、200万円切りは嬉しい。発売はこの5速MT車のみ1月17日となっている。

 なかなかいまどき、200万円切りのMT車がないので、欲しい人はぜひ!

[articlelink]

■ガソリン車のRS、ハイブリッドRS、1LターボのRStがないのはなぜ?

2017年7月に登場したストロングハイブリッド仕様の4代目スイフト。出力10kWトルク30Nmの駆動用モーターと5速AGS(自動MT)を使ったパラレルハイブリッド。しかし2020年8月に販売終了

 新型スイフトのラインナップを見て、ストロングハイブリッド、ガソリン車のRSとハイブリッドRS、1LターボのRStがないのに気付いた方はかなりの通。

 この事実について、スズキ開発者に聞いてみたが「先代スイフトの販売割合が、ガソリン車4、マイルドハイブリッド4、ストロングハイブリッドが2となっていました。ストロングハイブリッドの割合が2と極端に少なかったので見送りました」。

 たしかに2017年4月の発売当初は、マイルドハイブリッドだけだったが、2017年7月にストロングハイブリッドが追加された。しかしストロングハイブリッド車の価格が高く、コストパフォーマンスが悪かったので、2020年8月に販売終了となっていたのだ。

 マイルドハイブリッド車は、ガソリン車に対して燃費が14%向上し、車両価格は約23万円アップ。それに対し、ストロングハイブリッドは、マイルドハイブリッドに対して燃費は17%向上、車両価格は約16万円ほど高かった。

 その後、1.2LのNAガソリンエンジン仕様に5速MTを組み合わせるRS、同エンジンのマイルドハイブリッド仕様のCVT搭載車となるハイブリッドRS、そして、スイフト史上初となるターボエンジン搭載のRStの3タイプを設定していた。

1Lターボの“ブースタージェット”エンジンを搭載していたスイフト「RSt」。流行りのダウンサイズターボ車として玄人には注目の存在だった

 RS、ハイブリッドRS、RStはフロントグリル、フロント&リアバンパー、スポイラー、サイドステップ、ルーフスポイラーを専用開発し、リアフォグランプや切削加工とブラック塗装を施した16インチアルミホイールを装備。

 インテリアはセンターコンソール、ステアリング、シフトブーツ、専用ファブリックシート表皮、シルバー加飾、シルバーステッチを施したほか、3代目同様、ショックアブソーバーや電動パワーステアリングなど欧州チューニングが施されていたこともあって評価も高かったのだが……。

 しかし、102ps/15.3kgmを発生する1LターボのRStも2020年5月に販売終了、今回の新型スイフトにも用意されていない。

 新型スイフトにはこのRS、RSハイブリッドがラインナップされていないことに関しては今回スズキ関係者に聞いてみたが「いまのところ考えていませんが、ご要望があれば……」とのことだった。

 RStに関してもすでに先代スイフトの時に途中で販売終了となっている経緯もあるので、仕方ない気もするが、やはり、トップモデルのスイフトスポーツがあるので、ラインナップされないのもやむなしといったところか。

 1Lのターボは、それほどハイチューンなターボではなかったが、欧州仕様の足回りのもたらすハンドリングの良さとの相乗効果で、気持ちいい走りのモデルだったのに……。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
メルセデスベンツ、新型EVバス『eIntouro』発表…欧州初の無線更新可能なバスに
レスポンス
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
くるまのニュース
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
ダイハツ、タフトを一部改良 法規対応で安全装備を追加 価格は6%値上げ
日刊自動車新聞
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
くるまのニュース
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
バイクのニュース
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
レスポンス
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
日刊自動車新聞
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
motorsport.com 日本版
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
レスポンス
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
くるくら
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
これはクセスゴ!!  オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
バイクのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan

みんなのコメント

30件
  • cyn********
    スイスポとの価格差が性能差で考えると誤差レベルだったからスイスポを選んだ
    これがスイフトRStがいい車の割に売れなかった理由では?
    スイフトが高いんじゃなくスイスポが安すぎただけ
    RSは一つ前のMTを7万㎞ほど乗ったけど一般的に知られている違いだけでなくタイヤ銘柄がエコピアではなくトランザだったりパワステ制御が違ってたり速くはないけど高速道路を長距離走るのも得意な感じ
    2型ゴルフが洗練されたみたいで面白かった
  • nwt********
    たとえ非力でも、小排気量のエンジンを目一杯ブン回してマニュアルで操るのは楽しいものです。新型スイフトは楽しそうですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.7233.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.9368.0万円

中古車を検索
スイフトの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

172.7233.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.9368.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村