2021年6月29日に国内で正式発表、7月より予約が開始されたベンツの新型Cクラス。まずはセダンの1.5L直4ターボを搭載するC200が導入された(今後、来年中ごろまでにはC350e(セダン・PHEV)、さらにステーションワゴンが国内での納車を開始する予定だ)。
Dセグセダンの世界基準として誉れ高いCクラスを、ベストカー編集部員+評論家がよってたかって評価! …と、しかし、その評価は意外にも!!?
※本稿は2021年11月のものです
文/ベストカー編集部、鈴木直也、渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、撮影/平野 学
初出:『ベストカー』2021年12月26日号
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■新型Cクラス ベストカー編集部員たちはどう評価した!?
●編集長イイジマはこう見た!!
先代Cクラスに初めて乗った時、その完成度の高さに感動した人間としては、今度の新型は気になる存在でした。で、乗ってみて思ったのは「やっぱりイイ!」です。
全体の完成度はもちろん高く、搭載エンジンも1.5Lと小さいにもかかわらず、ジワジワ踏み増していくと、グイグイ加速してくれます。ナイスですね。
で、今回の試乗車はオプションの4輪操舵がついてましたが、これまた低速だと「おいおい」って言いたくなるくらいエグい曲がり方します。最小回転半径=5mはダテじゃないです。きっと車庫入れなんかの時は大活躍してくれることでしょう。
でも、オプション込み価格750万円超のお金を出せない私が、ひがみ根性丸出しでネガを探すと、まあ、なくはないです。
先ほど「グイグイ加速する」と評価したエンジンも、さすがにガバッと踏むと「やっぱり1.5Lだな」って思わされますし、アクセルをガバッと踏んだ後に、ペダルをパッと離すと、妙な滑走感が出ることもありました。これはちょっとヒヤッとします。
あとはウインカーの操作感。手動で戻した時の感触は、案外安っぽかったりします(笑)。ほかの場所の操作感は質感高いだけに気になりますな。
■イイジマの評価はこうなった!! ※5点満点評価
・パワー感…★★★★☆
・ハンドリング…★★★★☆
・お買い得度…★★★☆☆
●編集部ウメキはこう見た!!
間違いなく「世界基準」なんだよね、ベンツCクラスって。もちろんBMW3シリーズもあるんだけど、常にBMWはベンツのカウンター。ベンツあってのBMWなのよ。
個人的な好みで言えば、運転感覚は3シリーズの軽快感が好きなんだけど、Cクラスの圧倒的な接地感、安心感はやっぱりこのクラスのセダンの世界基準なんだよなー、と新型Cクラスに乗って再認識した次第。
案外保守的なBMWに対し、ベンツはいつも革新的。新しいCクラスだって、オプションながら後輪ステアを採用してみたり、インテリアだって新型Sクラスと同じテイストの大型液晶パネルをセンターに置いた先進的デザインをしれっとやってくる。
直4、1.5Lターボに48Vモーターを組み合わせたパワートレーンが秀逸で、発進加速のみならず、街中での、例えば3速40km/hあたりからの加速時にアクセルオンとともに“グググ”と押し出すトルク感。
これ、モーターが効いているんだけど、その後にターボが効き始める過渡域の違和感がなくスムーズ。高速道路での追い越し加速じゃちょっと排気量の小ささを感じるんだけど、物足りないってほどでもないのが絶妙なのよ。
■ウメキの評価はこうなった!! ※5点満点評価
・パワー感…★★★☆☆
・ハンドリング…★★★★☆
・お買い得度…★★★☆☆
圧倒的な安定感、接地感で間違いなく「世界基準」のCクラスを再認識(ウメキ)
●編集部イイボシはこう見た!!
テストで95点取ってきた子どもに「100点じゃないのか……」と言ってしまう親のような話をこれからします。
新型Cクラス、とってもいい。走り出した瞬間から「いいモノ感」が伝わってきて、「さすがベンツ。ミニSクラスとはこのことか!」と思わされる。
とても1.5Lとは思えないモーターを加えたトルク感。アイドリングストップからエンジンがかかる時も、音も振動もなく完璧。そんなにパワーがあるようには感じないのに、スルスルッと超高速域までクルマが進み、その時の安定感も抜群だ。
そして、斬新なインテリア。慣れないと使いにくい面もあるが、ユーザーになれば問題ないだろう。とにかく最初の印象は「ミニSクラスか?」というものなのだ。
だがしかし! 首都高を走っていると路面の繋ぎ目での音振が思いのほか大きく「もしかして、これはチープと表現してもいいんじゃないか?」というほどになる。ほかは完璧なのに、なぜ乗り心地だけイマイチなのか。
95点だけど、あとの足りない5点が残念至極。我が子への期待が大きすぎて、厳しい親のような評価になってしまうのでした。
■イイボシの評価はこうなった!! ※5点満点評価
・パワー感…★★★★☆
・ハンドリング…★★★★☆
・お買い得度…★★☆☆☆
●編集部イチハラはこう見た!!
ヘッドランプが薄くなって、グリルデザインが上下逆になってはいますが、旧型から激変したイメージはありません。
高級感は旧型のほうがあるようにも感じる私にとっては微妙なデザインで、今買うなら熟成された旧型でいいんじゃね? が正直な感想です。
しかし、クルマに乗り込むと明らかに新しい。特に感激したのは、内装にあしらわれている金属のアクセントパーツ。素材フェチをもうならせる鈍い光を放つその光沢感が絶妙です。おまけにスマートキーもそれと同じような素材が使われていて高質感満点です。
高級感は旧型のほうがあるようにも(イチハラ)
クルマのキーって大事だと思うんですよね。比較で出すのは失礼ながら、NSXなんて鍵だけ見ると、「ウチのフリードと大差ないですよ」(編集部ババ談)というように2000万円オーバーのクルマとは思えず寂しくなります。
その点、新型Cクラスを手にしたオーナーの満足度は高いでしょうね。
街乗りでの乗り心地は劣悪で、ギャップを乗り越えるたびに胃袋が上下に動く不快な感じでこれがメルセデス? なんですが、フラットな路面では吸い付くようなコーナリングが気持ちよかったです。ただおっさんになった私は、疲れるからパスです。
■イチハラの評価はこうなった!! ※5点満点評価
・パワー感…★★★☆☆
・ハンドリング…★★★★★
・お買い得度…★★☆☆☆
●編集部ババはこう見た!!
輸入車のなかで、「うん、間違いない!」と言えるのはBMW3シリーズと、このベンツCクラスでしょう。世代を積み重ねてきた歴史による信頼の証がにじみ出ているわけなのだが……、新型Cクラスのデザインにどうにもときめかないんですよ、私は。
先代の厚みのあるボンネットデザインが消え去り、フロントノーズが下がった造形。最近のドイツ車でよく見るデザインだけど、個人的には力強さが薄まった印象を受けるのです。
でも、走らせると数分でウットリしてしまうのが“Cクラスの魔力”か。静かで、速くパワーもある。知らなかったら1.5Lターボ+48Vモーターが生み出すこの走りに、きっと驚くはず。
タイヤからコツコツと微振動を拾う時があるのは意外だったけど、クルマの扱いやすさを再認識。車幅1820mmで全長4785mm、クラウンより全長は125mmも短いからそう感じるわけだ。それでいて後席は広く、ラゲッジも充分広い。「うん、間違いない!」。
車内に居ながらにして楽しめるのは巨大な液晶パネル。ナビの3D画面がリアルでベストカー編集部が入る「第二音羽ビル」も見事に再現(笑)。ステアリング保持機能もかなりの精度で、首都高のカーブを60km/hで巧みに曲がった~。再びウットリ。
■ババの評価はこうなった!! ※5点満点評価
・パワー感…★★★★★
・ハンドリング…★★★★★
・お買い得度…★★★☆☆
●編集部フルカワはこう見た!!
全長が先代から65mm伸長した新型Cクラス。確かに見た目もひとり回り大きく感じられ、立派になった。
ただ、思わず目を見張ったのがインテリアのほうだった。大型ディスプレイが運転席前とセンターコンソールに配置されたコックピットは先進的で、それに加えてきらびやかだ。
大型ディスプレイが備わり、先進的できらびやか。リアステアは駐車場では小回りが効き、道路ではほとんど意識しなかった(フルカワ)
注目の走りは、乗り心地がAMGラインの18インチタイヤ仕様のためか、けっこう硬め。路面の悪い道路では意外と揺さぶられる場面もあったが、不快な突き上げ感はしっかり抑えられている。
マイルドハイブリッドを搭載した1.5Lターボエンジンはアクセルをグッと踏み込むと、思っている以上にパワフルで驚いた。しかし、静粛性は最近のハイブリッドサルーンに乗り慣れている人には物足りないかもしれない。
また、オプションで装備されていたリアステア機能は、駐車場などでは小回りが効き、道路に出てからの走行中はほとんど意識することはなかった。
走りは、ステアリングを切ったとおりに曲がり、安定感も素晴らしい。欧州車らしい走りのよさを味わえる。
価格は今回の試乗車はオプション込みで約720万円。クルマとしては魅力的だけれど、安くはないですよね。
■フルカワの評価はこうなった!! ※5点満点評価
・パワー感…★★★★☆
・ハンドリング…★★★★★
・お買い得度…★★★★☆
●編集部ハヤシはこう見た!!
全体的な印象は、よくまとまったセダン……ですね。
1.5L直4ガソリンターボエンジンは、過激さはないけど、必要な時に必要な分のパワーをきっちり発揮してくれるちょうどよさ。
走りのほうも、オプション装備で搭載している後輪ステアのおかげで、Rのきついコーナーでもシャープな走りを披露してくれます。若干イメージよりも回り込むのが速いので、最初は「ん?」と思うことがあるかも。
とはいえ、リアがどっしりと構えた高い安定感と、室内の静粛性の高さはさすがといえる造りでした。試乗車はAMGライン仕様で、低扁平タイヤからの跳ねた時の音が少し気になったので、標準サイズのタイヤのほうがより落ちついた印象になるでしょう。
走りは好印象だった新型Cクラスですが、いささか残念だったのが「ブレーキのフィーリング」。ペダルを踏み込むとなんの反応もない遊び代が大きく、効きはじめてもペダルはぶら下がっているだけなのでは? と感じるくらい抵抗の少ないペダルは踏力の調整がしづらい……。
ブレーキの制動力自体はしっかりしているのに、ぺダルのせいで扱いづらいのはもったいないと感じました。
■ハヤシの評価はこうなった!! ※5点満点評価
・パワー感…★★★☆☆
・ハンドリング…★★★★☆
・お買い得度…★★★☆☆
●編集部アカザワはこう見た!!
私の人生を振り返るとベンツのCクラスを運転した経験って、そういえばなかったなと思い、期待に胸を膨らませながら乗り込んだ新型Cクラス。「あぁ、これが世界基準のCクラスか!」と驚愕しました。
まず運転席に座ると、ホールド性を意識したスポーツシートのようなもので、適度に身体を捉えてくれるのに対し、後部座席は上質なソファのような柔らかさ! 前席は走るうえでインフォメーションを得やすいようにするため体を捉えるのに対し、後部座席は完全に快適性だけを追求したシート。ここまで分かりやすい対比も珍しいように感じました。
走りについては、ブレーキのタッチやブレーキ鳴き(これは欧州車だから仕方ない?)が気になったくらいで個人的には決定的な不満は見つからず。
パワーユニットは204ps/30.6kgmを発生させる1.5L直4ターボ+48VのISGマイルドハイブリッドを載せている。諸元表をぱっと見ただけでは力不足なのでは? と思ったのですが、走り出せばまるで大排気量V6搭載車並みの加速を見せてくれました。
クルマとしては決してスポーツカーのような突飛な性格ではないものの、走行性能と快適性を両立させた1台だと感じました。Cクラスってすごいクルマだなぁ!
■アカザワの評価はこうなった!! ※5点満点評価
・パワー感…★★★☆☆
・ハンドリング…★★★★☆
・お買い得度…★★★☆☆
●編集部オグマはこう見た!!
9月からベストカー編集部でアルバイトをしているオグマです。現在大学2年生の若造ですが、読者の皆さま、よろしくお願いします!
さて、新型Cクラス、助手席に同乗して味わってきました! 助手席で感じた印象は、素晴らしく居心地がいい! 先進的な装備は積極的に採用しつつ、ベンツとしての芯はブレないのが凄いところ。首都高の継ぎ目でも不快な入力はありません。
ただし、試乗車はAMGライン装着車で18インチを履いていたので、17インチ仕様ならよりしなやかなのではないでしょうか。1.5Lのエンジンはドラマチックな加速感ではないですが、とてもスムーズ。
個人的に残念な点が、フロントのエンブレム。
ベンツといえばボンネットのスリーポインテッドスターマスコットのイメージが強く(古い?)、フロントグリルのでっかいエンブレムにはいまだに抵抗があります。しかも、新型は本国仕様もすべてグリル内のエンブレムのみらしい。
法規や先進装備系の観点から採用が難しいのかもしれないですが……、先代のように特別仕様車でボンネットマスコット仕様が出ることに期待します。
残念な点も書きましたが、エンブレムにケチをつけるしかないくらい完成度が高いクルマでした。Cクラスが似合う大人になれるように頑張ります!
■アカザワの評価はこうなった!! ※5点満点評価
・パワー感…★★★★☆
・ハンドリング…★★★★☆
・お買い得度…★★★☆☆
繋ぎ目の不快な入力はないが、17インチであればよりしなやかだろう。残念な点はスリーポインテッドスターマスコットがないこと(オグマ)
■評論家陣は新Cクラスをどう見たか?
●自動車評論家 鈴木直也はこう評価した
新しいCクラスは、だいたい乗った人はみんな「まるで小さなSクラスじゃん!」と評価するんだけど、ぼくも基本的に同感。
エクステリアデザインはもちろん、内装のキラキラ感、先進的なADAS、それからSクラス譲りの後輪操舵システムなど、FR系の末っ子とは思えない贅沢装備満載。
ベンツ慣れしたお客さんでも「日本の狭い道にはこっちのほうがいいかも?」と納得させちゃう商品力がある。
そういう意味では、これが600万円台から買えるのはお買い得。御三家ライバルのBMW3シリーズやアウディA4と比較しても、むしろ割安に感じられる。
ただ、昔のベンツを知る人にとっては、ベンツらしい走りの重厚感がいまひとつなのがちょっと不満。
1.5L直4のダウンサイズターボは204ps/30.6kgmとなかなかのスペックで、9速ATとあいまって走りはパワフルかつ軽快。
マイルドハイブリッド(ISG)のおかげで普段は2速からしずしず発進するなど、ドライバビリティもとっても上品で、一般的にはほとんど文句のつけようはない。
ところが、走れば走るほど「もうちょっとしっとり重厚感があったほうがいいんじゃないかなぁ」という思いがつのるんですよ。
これは、エンジンと同様に軽快感重視のシャシーセッティングにも原因があるのだが、クルマが常にドライバーの意図を瞬時に反映しようと待ち構えてる感じ。
アクティブに走りたい時はいいんだけど、まったりクルージングなんかはちょっとせわしなく感じるような雰囲気があるのよね。
メルセデスは2025年以降に発売する新型車をぜんぶEVにするって宣言してるけど、内燃機関車の走りの味付けも、徐々にそっちに寄せて行ってるのかもねぇ。
「1.5L 直4のダウンサイズターボはパワフルで、ドライバビリティもとっても上品。でも走れば走るほど重厚感が欲しくなる」と評した鈴木直也氏
■鈴木直也の評価 ※5点満点評価
・パワー感…★★★★☆
・ハンドリング…★★★★☆
・お買い得度…★★★★★
●自動車評論家 渡辺陽一郎はこう評価した
C200のエンジンは設計の新しい直列4気筒1.5LターボのM254型だ。以前のM264型1.5Lターボは、上級のE200でもノイズの粗さを感じたが、M254型は洗練されて滑らかになった。
最大トルクは30.6kgm(1800~4000回転)だから、3Lの自然吸気エンジンに匹敵。エンジン回転の上昇に伴って、加速力が少し過剰に高まるターボの特性を感じるが、発進直後の1400回転付近から過給効果が生じて運転しやすい。
試乗車はオプションのリア・アクスルステアリングを装着していた。時速60km以下では後輪を前輪と逆の方向に向けて、最小回転半径は5mに収まる(非装着車は5.2m)。時速60km以上では、後輪を前輪と同じ方向に向けて後輪の接地性を高める。
逆位相では、後輪が外側へ引っ張られるような感覚が生じるが、扱いにくいことはない。また昔の後輪操舵では、逆位相の速度域で危険を避ける時などに、後輪の横滑りが拡大することもあった。
Cクラスにこのような悪影響はない。オプション価格は14万5000円と微妙だが、新車価格が600万円を超えるクルマだから装着するといいだろう。
それでも以前からメルセデスベンツが好きだった人には、新型Cクラスはスポーティに行き過ぎた印象。
舵角が小さな状態から、車両は正確に向きを変えて一体感を味わえるが、乗り心地は時速50km以下で路上の細かなデコボコを伝えやすい。
突き上げ感は抑えたが、以前のメルセデスベンツで魅力だったリラックスできる上品な運転感覚は薄れた。
これは今のメルセデスベンツ全体に通じる傾向で「BMWを選んでも同じではないか」と思わせる。
クルマが進化するとメーカーやブランドを問わず、安全に直結する後輪の接地性を優先させた上で、正確に曲がる方向へ集約されていく。
走りの個性が薄れるのは当然だが、それではメルセデスベンツのようなブランドを選ぶ価値も薄れる。1.5Lターボに654万円を投じるなら、もう少しメルセデスベンツらしい重厚で落ち着いた乗車感覚が欲しい。
「以前からメルセデスベンツが好きだった人には、新型Cクラスはスポーティに行き過ぎた印象」「以前のメルセデスベンツで魅力だったリラックスできる上品な運転感覚は薄れた」と評した渡辺陽一郎氏
■渡辺陽一郎の評価 ※5点満点評価
・パワー感…★★★★☆
・ハンドリング…★★★☆☆
・お買い得度…★★★☆☆
* * *
■ベンツC200アバンギャルド 主要諸元
・全長:4785mm(AMGライン)
・全幅:1820mm
・全高:1435mm
・ホイールベース:2865mm
・車両重量:1700kg
・最小回転半径:5.2m(リア・アクスルステア装着車:5.0m)
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・総排気量:1494cc
・最高出力:204ps/5800-6100rpm
・最大トルク:30.6kgm/1800-4000rpm
・モーター出力/トルク:20ps/21.2kgm
・トランスミッション:9AT
・サスペンション:4リンク式/マルチリンク
・タイヤサイズ:F:225/45R18、R:245/40R18
・WLTCモード燃費:14.5km/L
・価格:654万円
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