FIA F2選手権第6ラウンドのレース2がアゼルバイジャンのバクー市街地サーキットで行なわれ、デニス・ハウガー(プレマ)が勝利した。
レース2は、タイヤ交換義務のある29周のフィーチャーレース。タイヤはスーパーソフトとミディアムの2種類だ。
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ポールポジションは予選最速だったユーリ・ヴィップス(ハイテック)、2番手にリアム・ローソン(カーリン)というフロントロウ。DAMSの岩佐歩夢は13番手、ヴィルトゥオーシ・レーシングの佐藤万璃音は15番手からのスタートだ。グリッド後方も含め、多くのマシンがスーパーソフトタイヤを履いた。
レースがスタートすると、ヴィップスは良い蹴り出しで首位をキープ。レース1ウイナーのフレデリック・ベスティ(ARTグランプリ)がグリッドから動けなかった他、ターン4で2台が絡むクラッシュが起き、いきなりセーフティカー(SC)出動となった。岩佐は13番手、佐藤は16番手で1周目を終えた。
レース再開は5周目。ヴィップスはピットレーン入り口あたりから加速し、ターン1をトップで通過。岩佐はチームメイトのロイ・ニッサニーを交わして12番手となった。
ヴィップスは、ファステストペースでローソンに対して徐々に差を広げていった。2番手ローソンは、マーカス・アームストロング(ハイテック)とサイド・バイ・サイドのバトルを展開。後続を抑えるので精一杯だ。
7周を終えたところで、ユアン・ダルバラ(プレマ)や岩佐がピットインし、タイヤ交換義務を消化。スーパーソフトからミディアムタイヤへと履き替えた。翌周以降には上位陣もピットインしていった。
2番手だったローソンはピット作業でのタイムロスが響き、コースに復帰した頃には実質4つほどポジションを落としてしまった。ヴィップスのピット作業も少し時間がかかってしまい、アームストロングに先行を許したが、すぐにコース上でオーバーテイク。実質首位を取り戻した。
するとその直後、ニッサニーとセム・ブリュバシェ(チャロウズ)がターン2で絡んでクラッシュ。12周目に再度SCが出動した。
この時点で、ミディアムタイヤでスタートしたラルフ・ボシュング(カンポス)がトップを走っていたが、SC走行中にピットイン。レースは半分以上残っていたが、スーパーソフトタイヤに交換した。一方、同じくミディアムタイヤスタートのカラン・ウィリアムズ(トライデント)はステイアウトした。
15周目にレースがリスタートしたが、ここで波乱。ヴィップスにアームストロングが追突するような形となり、アームストロングが緊急ピットインを強いられた他、岩佐は前を横切るマシンを避けきれずにフロントウイングにダメージを負ってしまった。また、ローソンもターン2での接触で後退するなど、同時多発的にインシデントが発生した。
一連のインシデントでバーチャル・セーフティカーが出されたが、すぐにレース再開。ヴィップスは、ハウガーを2番手に従える形となった。ファステストラップを叩き出し何とかハウガーを引き離そうとしたヴィップスだが、ハウガーも食い下がり、ヴィップスにプレッシャーをかけ続けた。
相次ぐインシデントでレース残り時間が少なくなると、残り8分を切ったところで首位を走っていたヴィップスが痛恨のミス。旧市街に入るコース幅の狭いターン8で壁に接触、ランオフエリアでレースを終えることになった。
これでまたもSC出動。なんとかヴィップスを避けたハウガーが首位に躍り出た。ヴィップスの車両が回収された頃には、レース残り時間はゼロ。レースが再開されることなく、フィニッシュとなった。
優勝はハウガー。2位にローガン・サージェント(カーリン)、3位にフェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)という表彰台の顔ぶれとなった。
佐藤は他車が後退する中で粘り強くレースを進め、8位フィニッシュ。今季3度目のポイント獲得を果たした。岩佐は14位でチェッカーを受けている。
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