レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、今季残りのレースの中で現実的に優勝するチャンスがあるのはメキシコGPだけだと話した。
今季3勝を挙げているレッドブルは、ハイダウンフォースが要求されるシンガポールGPでの優勝候補だと考えられていたが、最終的にルイス・ハミルトン(メルセデス)に敗れ、マックス・フェルスタッペンが2位に終わった。
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そのフェルスタッペンは、昨年のメキシコGPで優勝を果たしている。そのためホーナーは今季もメキシコGPに期待を寄せている。
「現実的にはおそらく、メキシコGPが我々に唯一残された優勝するチャンスだろう。通常の状況ならね」とホーナーは語った。
「今シーズンが終わるまでに、もう何回か表彰台を獲得できることを願っている」
今季も残り6戦。ハミルトンとセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に絞られたタイトル争いも、いよいよ終盤にさしかかっている。シンガポールGPでは、ベッテルが3位に終わったことでハミルトンとの差が40ポイントまで拡大した。
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、タイトル争いがクライマックスに近づくにつれて、レッドブルが優勝争いに絡んでくるのは素晴らしいことだとコメントした。
「実際にレッドブルは、シンガポールでのレースの重要な要素だった」と、ウルフはmotorsport.comに話した。
「そしてシーズンが終わるまでに、彼らがより多くの役割を演じることができれば、それはファンやレーシング自体にとっても良いことだ。我々はそれを楽しんでいる」
「理論的には、次に彼らが本当に速いと思われるのはメキシコだ。でもソチや鈴鹿でも何が起きるかは分からない」
タイトル争いではハミルトンがベッテルを大きくリードしているが、ホーナーは、ベッテルがチャンピオンを獲得する望みが絶たれたと考えるには時期尚早だと主張した。
レッドブル時代に4度のチャンピオンに輝いたベッテル。ホーナーは、当時フェラーリにいたフェルナンド・アロンソとのタイトル争いの中で4連勝を挙げ猛追、4ポイント差でベッテルがチャンピオンを獲得した2012年を例に挙げた。
ホーナーはベッテルについて次のように語った。
「大抵、プレッシャーがかかっている時の彼はとても素晴らしい」
「だから彼は間違いなく諦めないだろう。以前にも彼が40ポイントのビハインドになったことがある。2012年のことだったと思う」
「今はルイスがチャンピオンシップを支配しているように見えるのも確かだが、彼は残りのレースもずっと一貫性を発揮しなければならない。フェラーリとの激しい争いになるだろう」
「フェラーリには非常に速いマシンがあり、まだ6レース残っている。ルイスも週末を通して非常に好調だったが、最大でこれから150ポイントを獲ることができるのだから、まだ何かが起きる可能性はある」
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