ぶっちゃけ長距離は乗らないけれどクルマは大好き。だから、普段のチョイ乗りでも重宝するアシ車が欲しいんだけれど、そこに大金はつぎ込めない……。そんな葛藤を抱えている人はきっと多いハズ!
ということで、ここではアシ車として十分なスペックをもちならがも“カッコいい”“そこそこ安い”“見栄をはれる”という三拍子そろった贅沢仕様のアシ車を紹介したい。
「アシ車」であっても見栄をはりたい!! そんなアナタのための万能車5選
文/FK、写真/スバル、トヨタ、フォルクスワーゲン、ホンダ、マツダ
カッコいい・そこそこ安い・見栄をはれるの3大要素が揃い踏み!
インプレッサはアイサイトをはじめとする最新技術を凝縮した、スバルのスタンダードモデルだ
■スバル・インプレッサ(車両本体価格:229万9000円~)
2023年1月の東京オートサロン2023で日本仕様のプロトタイプが公開されたインプレッサ。
日本市場での名称をインプレッサSPORTからインプレッサに変更した第6世代は、歴代モデルのスポーティかつカジュアルなデザイン、優れた運動性能、安心の先進安全装備、とことん使えるユーティリティを兼備しつつもスバル最新の技術を搭載して安全性能や動的質感を大幅に進化させた一台に仕上がっている。
引き締まった鋭いシェイプと力強さを感じさせる張り出したフェンダーによってスポーティさを表現して個性を高めたエクステリアや、ドライビングとアクティビティの時間を自然体で過ごせる使い勝手の良いカジュアルな仕立てのインテリアが特徴となる新型インプレッサ。
スバル最新の共通のインターフェイスである11.6インチマルチインフォメーションディスプレイも採用されており、実用性と利便性も高められている。
また、車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぐ医学的知見を取り入れたシート構造や、ルーフパネルとブレースの間に採用した高減衰マスチック(弾性接着剤)により共振抑制と音の収束性向上による快適な乗り心地なども大きなトピックとなる。
もちろん、デジタルマルチビューモニター、フルLEDハイ&ロービームランプ+LEDコーナリングランプ、新型ステレオカメラユニット、広角単眼カメラといったスバルならではの先進安全装備も充実。
パワートレーンもモーターによるアシストが軽快な2.0リッターのe-BOXERを採用するとともに、エンジンやリニアトロニックにも振動や騒音を低減する改良が施されており、まさにカッコいい・そこそこ安い・見栄をはれるスペックを誇る。
コンパクトカーとは思えぬプレミアム感がスゴい!
新型であることを主張するラジエターグリルとLEDヘッドランプに、エレガントなルーフラインがルーフスポイラーにつながるサイドビューなど、どの角度から見ても表情が豊かなポロ
■フォルクスワーゲン・The new POLO(車両本体価格:257万2000円~)
国産車よりも輸入車が好きという舶来主義の人ならば、世界でもっとも成功したコンパクトカーの代表格であるポロという選択はいかがだろうか?
1975年にヨーロッパでデビューを果たしたポロは、これまでに全世界で1800万台を販売。1996年に本格導入された日本でも累計約30万台を販売し、ちょうどいいサイズと使い勝手の良さ、さらにはお洒落でカジュアルな輸入車というイメージで人気を博している。
2022年6月にマイナーチェンジが行われた現行のポロは、先代よりも全長が10~25mm伸びただけでなく、新デザインのフロントバンパーとリアバンパーによって力強くスポーティなエクステリアデザインに刷新。
最新世代となる直列3気筒DOHC 4バルブ インタークーラー付きターボエンジンは先代モデルと同じ排気量1.0リッターでありながら、ミラーサイクル燃焼プロセスの採用やバリアブルターボジオメトリー機構を搭載。
さらにはガソリンエンジンPMフィルターの採用などによって厳しい環境規制にも準拠した高効率なエンジンへと進化。市街地から高速道路まで十分な動力性能を発揮するだけでなく、高い静粛性も実現している。
また、全長が伸びたにもかかわらず、最小回転半径は5.1mと取り回しのしやすさはコンパクトカーならではで、351リッターの容量を確保したラゲージスペースもリアシートを倒すことで1125リッターまで拡大することができるため、週末のショッピングだけでなく、ちょっとしたロングドライブにも余裕で対応。
ゆとりのあるプレミアム・コンパクトといった趣なだけに、アシ車として最高の相棒になりそうな予感も大きい。
コスパ最高レベル! 扱いやすく、使い勝手も抜群
カローラ ツーリングはTNGAプラットフォームを活用しつつ国内専用の設計を行うことで低重心でスポーティなスタイリング、走る楽しさ、取り回しの良さを高い次元で融合
■トヨタ・カローラ ツーリング(車両本体価格:207万円~)
ステーションワゴンであるがゆえに普段使いのクルマとして何かと重宝するにもかかわらず、廉価モデルは200万円強というリーズナブルさが魅力のカローラ ツーリング。
シンプルかつスポーティさが最大の特徴となるエクステリアは、後方への抜けの良いサイドウィンドウグラフィックとドアショルダー部で伸びやかさを表現するとともに樹脂バックドアの採用で立体的な造形も実現し、年齢・性別を問わず受け入れられるスタイリングに変貌を遂げた。
パワーユニットは心地良い加速感を実現した1.8リッターエンジンを採用したハイブリッドとGRヤリスのRSグレードも採用する1.5リッターの直列3気筒の2種類。
トランスミッションは電子式無段変速機(ハイブリッド車)とクラストップの変速比幅と伝達効率を誇るDirect Shift-CVT(ガソリン車)の2種類、駆動方式も2WDに加えてハイブリッド車には加速時や雪道などの滑りやすい路面でスムーズに4WDに切り替えられるE-Four(電気式4WDシステム)の2種類を設定してクルマ本来の走る喜びも追求されている。
また、取り回しの良さの指標となる最小回転半径の小ささも見逃せないポイントだ。従来モデルに比べて全長が85mm、全幅が50mm、ホイールベースが40mm拡大されたにもかかわらず、日本の道路環境を考慮した日本専用ボディを開発し、従来モデルと同じ5.0mのスペックを実現しているのだ。
加えて、通常時は392リッターの荷室容量もシートアレンジ次第で最大802リッターの大容量が確保できるとなれば、アシ車として活躍することは必至だと思わない!?
祝F1復活! ホンダイズムを体感できるSUV
ホンダ独自のM・M思想に基づくセンタータンクレイアウトは先代モデルから踏襲しながらも、ユーザーの日々の生活の楽しさを増幅することを目指すべく“信頼”、“美しさ”、“気軽な愉しさ”という3つのキーワードを提供価値として新たに設定したヴェゼル
■ホンダ・ヴェゼル(車両本体価格:227万9200円~)。
2021年4月に発売されるやいなや約1カ月間で月間販売計画の6倍以上となる約3万2000台の累計受注台数を記録したヴェゼル。
一部タイプについては現在受注を一時停止していることから販売台数こそやや落ち着いてはいるものの、SUVブームをけん引する一台として依然人気は高い。
その人気の要因として挙げられるのは、日常シーンのほとんどをモーターで走行し、低燃費で滑らかな走りを実現した2モーターハイブリッドシステムのe:HEVを採用したことにある。
もっとも安いモデルでも265万8700円と少々値が張るe:HEV車だが、バッテリーのセル数を増やしてモーター出力を上げることでSUVにふさわしい力強い走りを実現。
小型化したパワーコントロールユニットを荷室下からエンジンルームへ移動するとともに吸排気経路の最適化など構造の見直しを行うことで広い荷室空間との両立を達成しているのだ。
また、限られたスペースから最大限の開放感を引き出したインテリアも前後に抜けるように連続した爽快な視界が乗る人全員の快適な居心地をもたらしている。
荷室フロアもダイブダウン機構によってフラットになり、より多くの荷物を積み込むことができ、クルマの下に足をかざせばテールゲートが開くハンズフリーアクセスパワーテールゲートも採用されており、日常のアシ車としての使い勝手も抜群だ。
エクステリアもF1パワーユニットの設計・開発などを行うHRD Sakuraの風洞実験施設で検証を重ねることで優れた空力性能も実現。ホンダイズムも宿るホットなSUVなだけに人気が高いのも納得だ。
コスパも満足度も最高点!! ここはあえてガソリンモデルを
ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーをはじめ、カナダ、中国、タイの3ヵ国でカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど海外での評価も高いマツダ3
■マツダ3 ファストバック(車両本体価格:228万8000円~)
カッコいいと言われて頭に思い浮かぶ国産車メーカーといえば、ドライバーとクルマの関係をエモーショナルなものにするために造形を追い求め続ける“魂動デザイン”でおなじみのマツダ。
それでいて、そこそこ安いアシ車となれば「マツダ2があるじゃないか」と思う人は多いかもしれないが、マツダ2で見栄をはれるかといえば少々ビミョーな気も……。ちなみに、マツダ2の車両本体価格は152万9000円から254万1000円。
だったら、もう少しだけ予算を上積みしてマツダ3を、なかでも最廉価モデルがセダンよりも30万円ほどリーズナブルなファストバックを選んでみてはどうだろうか?
2019年5月に新世代商品の第1弾として登場したマツダ3 。
デビュー当初はマツダ独自の燃焼方式“SPCCI”を実用化した世界初の内燃機関であるSKYACTIV-Xの採用がひと際注目を集め、現在は独自のマイルドハイブリッドシステムと組み合わせたe-SKYACTIV Xに進化を果たしている。
しかし、さすがにe-SKYACTIV X搭載モデルは安くても314万9300円からと少々値が張る。
いっぽう、ガソリンエンジン搭載モデルは228万8000円から259万6000円と比較的リーズナブル。
もちろん、マツダ3ならではの独創的で刺激的なライフスタイルを予感させるエクステリア、要素を削ぎ落した水平基調のシンプルな造形によって美しさ・上質感・運転に集中できる心地良い空間を実現したインテリア、あらゆるシーンで使いやすい収納スペース&荷室空間などはe-SKYACTIV X搭載モデルと共通であることは言うに及ばない。
Cセグメントに属する世界的なコンパクトカーでもあるマツダ3なだけに、見栄をはるならガソリンエンジン搭載モデルでも十分! かもしれない。
●たかがアシ車、されどアシ車
どうせ買うなら冒頭でも述べたように“カッコいい”“そこそこ安い”“見栄をはれる”ほうがいいに決まっている。
その基準は人それぞれで異なるだろうが、イマドキのクルマの多くはそれらの要素を兼ね備えているだけに、今回の記事を参考に自分のお眼鏡に適う一台を見つけてみてはいかがだろうか?
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